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ケータイ捜査官7 File 13 [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7 File 13」DVD
・episode45
映像特典
「最終話メイキング」「最終話未公開映像集」「つぶやきセブン その2」
「DVD&Blu-ray Disc File08発売記念イベント」(2009.3.25)

発売日はNEXTの最新話配信、その後ブログにログイン出来なくなり、
復旧したら今度は続・つぶやきセブンの最新話配信と、
あれこれしていたら、8月末になってしまいました。

episode45:「明日未来」、アバンのゼロワンとOPまでは持ったのですが、
ゼロワンの亡骸と、ケイタがご隠居の前で泣くシーンで、涙腺決壊。
先週は仕事と私事双方が忙しくて、精神的に参っていたのもあって、
そこから先を観る事が出来ないと言う……
なので、今回は映像特典の感想となりますが、
これだけあると、DVD購入して良かったと思う人、かーなーり多いかと。

「最終話メイキング」
メイキング自体も良かったのですが、とにかく笑ったのは、アンダーアンカー会議。
ケイタ&桐原&瞳子&部長の、妙なノリの話し合い。
最終回予想であれこれ盛り上がっているけど、いつ頃撮影したのでしょうか?
都市伝説デカコンビの、勝野親子対談もあり。

「最終話未公開映像集」
未公開映像集、どれも加えてDC版として出して欲しいと思うぐらい。
BGM入りなので、まさにドラマのワン・シーン。
帰宅したケイタを家族が玄関で迎えた時の、
網島父の「良い友達を持ったんですね」と、
妹の「携帯、こんなになっちゃったの。死んじゃったの」
には、本気で泣きました。
アンダーアンカー本部での、宗田・伊達の会話も見応えがあります。

「つぶやきセブン その2」
ネット配信分に加えて、カフェ特別編、生つぶやきセブン。
カフェ特別編は音声のみなので、映像はメイドカフェの店内展示やメニューなど。
カフェの店内放送、特にゼロワンが聞き取りづらかったので、
改めてこんな事を言っていたんだなっと。
生つぶやきセブンは、実際にその場にいたけど、
同じ画像なのに、ここまで違って見せるプロって凄い!と。

「DVD&Blu-ray Disc File08発売記念イベント」
チケット争奪戦に負けて、行けなかったイベント。
こうして観ると、やっぱり行きたかった……
行った人のレポで知ってはいたけれど、
河本さんのセブン声での「バディ、君がバディで良かった」
これを言われたら、窪田くんが涙ぐむのも無理ないですよね。

まだ、NEXTとか色々続きがありますが、これでTV本編DVDは終了。
祭りの後のような、楽しかったけど、もの哀しさも覚えています。
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ケータイ捜査官7 File 12 [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7 File 12」DVD
・episode41~44
映像特典 「夜の捜査官」「つぶやきセブン その1」「ケータイ変だ」

episode41から最終回まで連続した展開なので、まだ本編未見の方は、
来月DVDFile 12が出るまで、視聴するのを待ってもいいかもしれません。
episode44から最終回の一週間、かーなーり長く感じられました。
ちなみにこの5話、全て違う脚本家が書いているのが、何とも凄い……

episode41「セブンの見る夢」
セブンが残って爆弾タイマーとウイルスの処理を、
ケイタが逃げた犯人を追いかけて捕まえた時に、白い花を目にして、
「滝本さんの墓参りに行こう」と、セブンに携帯で話しかけるシーンが印象的でした。
パーツが「余った」と言いつつ泣き顔&うさ耳ゼロワンに、爆笑!
浚われたセブンを助け出した後に、墓参りの約束を交わしていたけれど、
結局、叶わぬ約束となってしまったのか、気になる処。

episode42「目覚める遺伝子」
間明主演フラネットCM、予備知識なしで舞浜のイクスピアリのイベントで、
本編上映前に流れた時には、場内で一斉に驚愕の声があがったほど。
ケイタがやっと、フォンブレイバーの巨大化の意味を正しく理解したり、
凍結中のフォースの傍らで語り合う、瞳子と部長。
フォンブレイバーのバディ達の思い入れの深さを、知る事が出来ます。

episode43「真の敵」
01、3rd、Sevenが、ケイタの部屋で揃い踏みした、珍しい回。
AIであるフォンブレイバー達が、夕日の美しさを素直に認めているのと対照的に、
人間達が裏で暗躍している様子が描かれていて、
機械よりも人間の方が、よっぽど性質が悪いと言うもの。

episode44「ゼロワンの解」
予告の段階でゼロワンがどうなるのか、あれこれ論議されていましたが、
OPが2番の歌詞になっていた時点で、涙腺決壊しました。
ジーンとの戦闘シーンで、アヴェ・マリアが流れたり、
ゼロワンの独白、そして、間明の非情なゴミ箱投げ捨てと、
雨の中、ケイタの血を吐くように泣き叫ぶ声が、耳に心に残ります。

「夜の捜査官」「つぶやきセブン その1」「ケータイ変だ」は、
いずれも観て下さいとしか言いようがありません。
つぶやきセブンは、12/24までのものが収録されていまして、
サード登場は次の巻までお預けとなっています。
ネット配信だったので、DVDの綺麗な画像で観られて嬉しいです。
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ケータイ捜査官7 File 11 [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7 File 11」DVD
・episode37~40
映像特典 番外編「ドキッ♥X’マス捜査官」

舞浜のイクスピアリで、episode38から3話分予告が、先行上映されたのですが、
瞳子の恋愛ギャグ話と、桐原の重い過去話が、
連続する話数だったので、かーなーり会場で驚いた記憶があります。
4編共に、事件そのものよりも、ケイタと周りの人達に、
スポットを当てた話作りをしているようでした。

episode38「ケイタとタツロー」
ネット犯罪も事件も何もない、高校生としてのごく平凡な日。
傍からみれぱそんなものでも、悩める当人にとっては、深く重い一日。
一人にしてくれと言われ、ずっとケイタを見ているだけのセブンや、
そんな彼らを遠くから見守る桐原、サード、タツローに会いに行くゼロワン、
学校をサボってタツローについて、相談に乗った優璃など、
さり気ない人の優しさに包まれている話でもあります。

episode39「誰かが見ていた」
歳の近い10代同士の野郎の青い会話に、大笑い。
それと同時に、監視社会と冤罪の恐ろしさの一端を、見せてくれます。

episode40「逃げられない恋」
ストーカーが生理的に苦手なので、ギャグ回として素直に楽しめなかったのが残念。
セブンの片手のみアクティブフォーム、おててぺちぺち攻撃とか、
パチモンデビルK、背中塗り残しありとか、ボディブラシは歯ブラシ。
それと、ゼロワンの偉そうな留守録電話など、小ネタ満載。

episode41「桐原とサード」
桐原の過去、両親と弟が殺されていた事を、ケイタが初めて知る。
紆余曲折、サードの身体を張った説得により、
己の手で復讐ではなく、法に任せる結果になったが、
重く苦しく、やりきれなさが残る。桐原が哀しい。

番外編「ドキッ♥X’マス捜査官」
12月下旬に真夜中に特番として放送されましたが、
リアルタイムで見られる地域であるのに、感謝しました。
自宅で、バイトの酔っ払い先輩、同級生達のサンタ・コスプレ、妹と、
さながら、エロゲーのような展開なのに、風邪で寝込んでいたケイタは、
口にはマスク、額に冷えピタと、浪漫ちっくには程遠い……

泣いても笑っても、DVDはあと2枚を残すのみとなりました。
次回からラストに向かって、怒涛の展開が繰り広げられます。
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ケータイ捜査官7 File 10 [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7 File 10」DVD
・episode33~36
映像特典 渡辺 武監督「ケイタのはつゆめ」ディレクターズカット版

今回は、これってお勧めな回が無いのと、映像特典に心惹かれないので、
些か低めのテンションとなっています。
話の中の個別のエピソードや小ネタは、決して悪くないのですが、
通して見ると、アンバランスだったり、印象がばらけてしまう感じでしょうか。

episode33「ラブラブ♥大作戦」
今まで出てきたゲスト大集合の回。
カンフー全開のセブンや、窓ガラスに激突、落下するゼロワン。
ケイタの部屋で、セブンとゼロワンが机の上で、
仲良くモバイルフォームで並んでいる姿に、ほのぼのしてしまいました。
ラプラブモードが苦手で無ければ、もっと楽しめたかも。

episode34「ねらわれたサード」
ちょこちょこと病室からカーテンをくぐって走り去ったり、
必死でセシルを説得したりと、サード大活躍。
ラストのケイタと桐原、セブンとサードが会話するシーンが、切なかった。

episode36「ともだち」
前編なので、気持ちが擦れ違ってしまったケイタとタツローはどうなる?
と、続きが気になる終わり方でした。
「フォンブレイバー7、推参!」とケイタの背中でポーズをとるセブン、
「何、カッコつけてんだ。おせーよ」と、文句を言うケイタに大笑い。
それと、忘れてはならない、つぶやきセブン「必殺技」
真面目に悩み、練習し、この台詞に決めたって時のセブンが、何とも笑えます。

押井守脚本のepisode35「ケイタのはつゆめ」及び、
映像特典のディレクターズカット版は、見てないので、感想は無し。
いつか見直す時も、通してではなく、好きなシーンだけって感じでなると思う。
File 06の時にも書きましたが、File 10はディレクターズカット版付きを特別版として、
通常版で映像特典付きDVDを出して欲しいです。
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ケータイ捜査官7 File 09 [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7 File 09」DVD
・episode29~32
映像特典special episode 「ケータイ語る」

File 08に続いて1話完結で、アンダーアンカーエージェントとして、
前半の2編はケイタとセブンが、後半の2編はゼロワンが活躍。
珍しくアンダーアンカー本部が全ての回に登場し、
「捜査官」として事件を解決する話となっています。
出来れば再放送や夏休みで、いつもと違う人達の視聴が期待出来た8月に、
File 08・09系列の、いかにもお仕事をしてますって話を入れて欲しかったなっと。
佳作な良品揃い、安心して観られる巻でもあります。

episode29「発進!ソリッド」
ソリッドお披露目を兼ねて、ケイタがエージェントとして大活躍。
リモコン使ってソリッドを効果的に使用してみせました。
それでもまだ犯人確保は自力では無理で、刑事さんの手を借りましたけど。

episode30「ネットライブ防衛指令」
地味な作業ですが、コンサート会場の全ての機器を、
ハード・ソフト両面から検査しているケイタとセブンが印象的でした。
互いに軽口を叩きながらも、ちゃんと仕事をこなしていくあたりがプロって感じで。
桐原とご隠居のひとみちゃんネタは、ひく人が出そうなのでもったいなかったかも。

episode31「ゼロワン。走る」
episode32「宇宙ウイルス」
どちらも主役を差し置いて、ゼロワンが美味しい処を掻っ攫っていきました。
主役1人と1機は、片や要救助者、片や事件解決時には圏外。
滝本さんの在りし姿や、ソリッドで特攻をかけるゼロワンに対して、
頭がマチ止め針刺しのセブン、東京音頭を歌い踊るサードでは……

そして、本放送と同時間帯に放映された、唯一のspecial episode 「ケータイ語る」
重低音のバイブ音や駆動音を鳴り響かせる、人物大PB達は一見の価値ありです。
久々にゼロワンの一人称、「私」を聞いた気がします。
初期は割りと、ブンゴーや少年と言った、
犯罪者ではない相手などには、「私」を使う率が高かったように思います。
セブン・サードと区別する為なのか、後半は「俺」ばかりになってしまいましたが。
ゼロワンは、フェイスパターンが血の涙付きに変わる前は、
バディに対してもセカンド同様、気真面目なタイプだったのかもしれません。
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ケータイ捜査官7 File 08 [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7 File 08」DVD
・episode25~28
映像特典「DVD&Blu-ray Disc 発売記念イベント」(2008.9.1)

最終回の後に発売となった、File 08。
風邪引いて体調を崩してしまい、観るのを先延ばししていたら、
バディシークエンスが届いて、DS本体も買ったのだからと、
そちらをやり始めてしまった為に、なかなか観られない状況に。
何より、あの最終回の直後に、episode28を観るのは辛かったから、と言うのもあって。

ケイタとセブンは、アンダーアンカーエージェントとして、
または仕事では無いのに、こんな事件や出来事に巻き込まれていました。
そんなちょっと風変わりな、ケイタとセブンの日常的な話ばかりなので、
ハードな展開を望む人だと、物足りなさを感じる巻かも。

episode25「天使のふる遊園地」
あらすじ的には、ちょっと待て。と、突っ込み入れたくなる点があるのですが、
電波でイッてしまったケイタの言葉、
「俺だけで解決した訳じゃないですって。セブンの協力あればこそですって」
今まで事件を解決してこられたのも、セブンがいたからこそ。
己の力量とセブンを素直に認めているのは、なかなか凄いなっと。

episode27「失恋のカクリツ」
エンジェルKとデビルKに、ケイタが振り回される話。
フォンブレイバー劇場とも、言えるかもしれません。
ここまでゼロワンがフレンドリー(?)になるとは、いったい誰が想像したでしょうか。

episode28「ケータイが生まれた日」
DVDに裏表紙に書かれた謳い文句、
「宗田と伊達と水戸の夢!フォンブレイバー開発秘話!」が、今見ると切ない。
3人がラストのシーンのままで、いられれば良かったのに。
と、思わずにはいられませんでした。

「DVD&Blu-ray Disc 発売記念イベント」(2008.9.1)
約30分にまとめられた、ロフトイベントの映像。
この時もチケット合戦は、分殺どころが秒殺でした……
実際にイベントに行かれた方のレポートや感想を拝見しているので、
やはりこれだけの時間では、物足りなく感じてしまいます。
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タイトルは台詞から [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7の放送が終わって、ちょうど一週間。
1年間、水曜は放送&レビューの日だったので、やはり淋しいものが……
でも、生まれて初めて挑戦したのに、途中で放り出さずに続けられたのは、
それだけ面白い作品だったからと思います。
2話から始めましたが、それほどレビューをしていた人がいなかったので、
勝手気ままに書く事が出来たのも、あるのかもしれません。
とは言え、DVDFile08~13があるので、もうしばらく続きますが。

本放送レビューのタイトルですが、その回の印象的で尚且つ、
短く纏められる物を使わせて頂きました。
誰の台詞だったのか、試しに集計してみた処、
セブン 20回
(1.2.5.6.8.10.12.13.14.17.18.23.SE2.33.SE3.35.36.37.39.45)
ケイタ 17回
(3.4.7.9.11.SE1.15.19.20.25.26.27.29.30.41.42.43)
ゼロワン 5回
(16.22.31.32.44)
桐原 2回
(34.40)
瞳子(21)支倉(24)宗田(28)森下(38) 各1回

やはり、主役2人が圧倒的に多かったです。
これしか無いとあっさり決まった回や、選ぶの苦労した回とか、色々ありましたが、
それだけ思い入れがあるタイトルとなりました。
狙った訳ではありませんが、1話が「協力感謝する、少年」
最終回が「君の力が必要だ」と、似たような意味合いの台詞でしたが、
それ故にケイタとセブンのスタンスの変化が、はっきりとわかるのではないかと。

サードが無いのは、言葉遣いが丁寧すぎて、文字数内に納まらなかったせいです。
台詞湯飲みで一番短いのが、「申し訳ございません」
しかも、ほとんど2行に渡っているって状況では、とても無理……
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1日遅れのつぶやきセブン [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7のバディサイトで告知されたとおり、
アンカーのつぶやきセブンが、1日遅れて今日、アップされました。
しかし、先週の「いつもの場所で」といい、タイトルが既に反則です。
「いつかどこかで」これを呼んだ瞬間に、目から涙が溢れ出してました。

01.3rd.Sevenと、3機揃ってのしりとりと、いつもの会話から始まっています。
ケータイ達が集う天国は、ネットの片隅なのか、
はたまた、遠く青い空の果てなのか、わかりませんが、
実は本編ではスペシャルを除くと、3機が現実空間での揃い踏みしたのは、
「桐原とサード」「真の敵」だけで、ゼロワンとサードの絡みはほとんどないんですよね。
秋の1時間スペシャル、「ケータイ死す」から始まった、つぶやきセブン。
今回の「いつかどこかで」が、時系列としての区切りとなるのでしょうか。

そして気になるのが、CD「つぶやきセブン ひみつ通信」
明日より先行販売ですが、こちらを入手するのは、どうやら来月になりそうです。
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君の力が必要だ [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7 第45話「明日未来」
あらすじは、テレビ東京:ケータイ捜査官7 バックナンバー 参照。

ゼロワンのデータを取り込み、自我をもったジーン。
並列分散リンクを繰り返し、あらゆるコンピューターとネットワークを介して増殖。
やがて、意思を持った巨大コンピューターネットワークとなり、
人類を“最適化”するプログラムを起動させていく……

ネットワークで巨大化したジーンを、止めようとするフォンブレイバー達。
AIを破壊するウイルスを抱えたまま、ジーンと並列分散リンクしたサードとフォースだが、
成長したジーンには敵わず、中に取り込まれてしまう。
残されたセブンは、並列分散リンクしてジーンを封じ込め、
そのまま、自分を破壊させる事によって、ジーンと共に消滅する。

PB壊滅エンドは、まだ予想の範囲内だったのですが、
ケイタにセブンを破壊させるのは、さすがに圏外でした。
互いにバディが大事だからこそ、自分を壊せと頼むセブンと、出来ないと言うケイタ。
「バディ、私は、自分では、自分を破壊できないのだ。君の力が必要だ。
これまでも、2人で力を合わせて、どんな任務も解決してきたではないか。
それがバディシステムではなかったか。
滝本ならば、きっとやってくれた筈だ」
「俺はお前を壊す為に、エージェントになったんじゃないんだよ!」
ケイタの血を吐くような叫びが、耳に胸に心に響いて、痛く辛かったです。

1年以上に渡る長き眠りから覚めたフォースの、最初の言葉。
「瞳子、また会えたね」
意識が消えゆくサードの、最後の望み。
「せめて、最後に、桐原様のお声を聞きたかったのです」
崩れ熔け落ちていく液晶の中に浮かぶ、セブンの笑顔。
「バディ、君の為に、私はいく」
いずれもPBとバディの絆が、どれほど深いものなのかわかるだけに、哀しい。

対照的に間明がジーンが消滅した後、ケイタに向かって、
「ボクだけがPBを生まれた意味をわかってたのに」って言ってたけど、
それが、どれだけ勝手な思い込みなのか、一生わからないだろうと思う。
「自分が考えた理想のPB」しか見えてなくて、
ゼロワンからセブンまでの個性豊かなPB達も、単なる消耗品扱い。
結局、ジーンを含む全てのPBを破壊してしまう結果になったと言う皮肉……

ケイタの手に残った、セブンの水滴型の結晶の中にある「7 ま PQRS」
最初、この意味がわかりませんでしたが、携帯を見て納得しました。

政治家のセンセイや秘書が、あのままトンズラしておしまいなのかとか、
伊達の底の浅い道化ぶりとか、色々思う事もありますが、
死んだものは人であれAIであれ、生き返りはしない。
子供番組でありながらその姿勢を貫いた事に、敬意を称したいと思います。
1年間、ありがとうございました。
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俺は、バディ殺しなんかじゃない [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7 第44話「ゼロワンの解」
あらすじは、テレビ東京:ケータイ捜査官7 バックナンバー 参照。

アンダーアンカーの情報が、何者かによってリークされてしまう。
ケイタは未成年なので、仮名扱いで名前は出ないけれど、
顔写真(目潰し済み)がマスコミに晒される状況に。
捜査の手が入ると言う事もあり、一時的にPBを封印する事になるのだが……

タイトルからして、ゼロワンがどうなるのか、不安を募らせていましたが、
OPが2番だと気付いた時点で、涙腺が決壊。
「いつか離れて道が途切れても、見えない絆がきっと導く」
この歌詞を知ってから、別れはあるものと覚悟はしていたけれど、
まさか、最終回1話前で使われるとは、思いませんでした。

セブンもサードも、自分達が封印される立場なのに、
「心配するな、ケイタ。私のバディ……」
「桐原様を宜しくお願い致します……」
最後まで口にするのはバディの事だと言うのが、切なかったです。

川辺で落ち込んでいるケイタに、かかってきた電話は間明から。
セブンの今後についての重要な話があるから来い。と、言われ、
指定の場所へ行ってみれば、自爆機能付きジーンが待ち構えていた。
そんなケイタの危機を救いに現われたのは、ゼロワン。
「ケイタ、お前の心を受信した。今日は俺がお前のバディだ」
「魂の持たぬこいつらは圏外だ」
ケイタを先に逃がすと、ブーストフォン達を従えて、
アヴェマリアをBGMに、縦横無尽の大活躍、名台詞のオンパレード。

最後の一体のジーンが爆発物ごと自爆して、あの炎の中にゼロワンが!
と、思わせておきながら、無事脱出していたあたり、相変わらずなのですが、
「バディを残して俺は死なん。ケイタ、お前は俺の為に泣いてくれるのか
セブンを一刻も早くたたき起こすんだ。また会おう。俺のバディ」
今更、アンダーアンカーへは戻らぬって感じで、
ゼロワンはよたりつつ、ケイタの前から去っていく。

でも、実はゼロワンの受けたダメージは酷くて。
「ここまでの、ようだな。だが、満足だ。
最後の最後で、バディを守りきった。求め続けた、最後の解。
俺は、バディ殺しなんかじゃない
そうだろう?間明。
網島ケイタ、俺は、お前に会えて、良かった……」
3人のバディを失い、変わってしまったゼロワンのフェイスパターン、
血の涙が消えて、セカンドと良く似た元の素顔に戻り、力尽きる。

けれど、間明はそんなゼロワンのボディを無造作に2つに折ると、
ボタン部分をゴミ箱へ投げ捨てた上に、
ラムダチップを抜いた液晶部分を、汚い物を持つように指でつまんで地面に落とす。
ゼロワンに破壊され、ラムダチップを抜き取られたファイブと、
真っ二つに切り裂かれたセカンドの最期を踏まえての事で、
仕方が無い一面もあるけれど、ずっとゼロワンを利用してきた側の、
人間である間明がそれを行うって処が……

そして、部長達を説得してから、探しにきたケイタは、
無残な姿のゼロワンと遭遇する事に。
雨の中、ゼロワンを手にして慟哭するケイタに、
EDの切ないメロディが重なって、涙が止まりませんでした。

しかし、何度もゼロワンが自分を「バディ殺し」と言っていますが、
彼が故意に起こした事故ではないのに、わざと「バディ殺し」だと追い詰め、
まるで自分が手を下したかのように思い込ませたのは、
やっぱり、間明なのでしょうか?
AIのブレイバー達より、人間の方がよっぽど性質が悪い。

予告の「ゼロワンはもう、いないのだな」と、落涙するセブン。
「セブン、絶対お前を守ってやる」と、言い切るケイタ。
彼らが約束している滝本さんの墓参りは、果たして実現するのか。
最終回は1時間スペシャルなので、録画タイマーの変更をお忘れなく。
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