SSブログ
本・小説 ブログトップ
前の10件 | -

ミュシャ装飾デザイン集 『装飾資料集』『装飾人物集』 [本・小説]

連休中に、MUCHA(ミュシャ) グラフィック・バラエティを観に行きまして、
「装飾資料集」と「装飾人物集」全ページ展示されていましたが、
何と、一冊にまとめて復刻した本があると知り、
どんな内容なのか確認したくて、図書館で借りてきました。

ミュシャ装飾デザイン集『装飾資料集』『装飾人物集』 (千足 伸行 著 東京美術)
IMG_1418.jpg

ミュシャの絶頂期に学生・デザイナー・イラストレーターなどの
要望に応えて一種のデザイン・ハンドブックとして刊行したのが、
『装飾資料集』と『装飾人物集』である。
魅力あふれるミュシャのデザインを集大成した、
この幻の名著2冊を完全収録したのが本書である。
(公式サイトより)

1902年に出版された本が、復刻されているんですね。
さすがミュシャ、人気あるなぁ。

書籍なので、手に取って見られるのが良いですね。
実は、美術館のショップで、展覧会図録に全ページ掲載されていて、
購入しようかどうか、迷っていたと言う……

でも、どちらも印刷の印刷なので、ちょっと違うんですね。
展示期間はまだありますし、本物をもう一度観に行こうか、思案中です。
コメント(0) 
共通テーマ:

ファントムおじいちゃん ファンブック [本・小説]

ファントムおじいちゃん ファンブック
(著者:小泉 史人 イラスト:にしにし 新紀元社)
IMG_1150.jpg

IMG_1151.jpg

冒頭の描き下ろし絵本「ファントムおじいちゃんのお仕事」
戦闘機とは思えない愛らしいキャラクターのファンブックが登場!
SNS等で大人気!
退役間近のF-4ファントムII戦闘機をモデルとした愛らしいキャラクター
「ファントムおじいちゃん」の初のファンブックです。
描きおろし絵本、4コマ漫画、キャラクターグッズ情報、
ファンアートなど、盛りだくさんの一冊です。(公式サイトより)

地元の書店から届いたと連絡があったので、
早速、受け取りに行ってきました。

2019年の百里基地航空祭では、ファントムおじいちゃんぬいぐるみ、
ほぼ即完売したそうで、入手出来なかったんですよね……

絵本「ファントムおじいちゃんのお仕事」と解説が載っています。
近年、緊急発進の回数が増加傾向にあるそうで、
ほのぼのとした絵本の世界が、このまま続いてくれる良いのにと、
願わずにはいられませんでした。

ファントムおじいちゃんだけでなく、なかまたちの話もあって、
素人にもわかりやすい戦闘機の説明が凄い。

4コマ漫画の解説があって、知らなくても笑えるのですが、
節分ネタのアグレッサー登場に、あれほど焦る理由とか、
意味を知ると、より楽しいと。

処で、絵本「ファントムおじいちゃんのお仕事」ですが、
別売りの予定はございませんでしょうか。
コメント(0) 
共通テーマ:

新型コロナの感染拡大、半世紀前のSF小説が話題 [本・小説]

「まるで予言の書」新型コロナの感染拡大、半世紀前のSF小説が話題→増刷に
新型コロナウイルスの感染が広がるなか、半世紀前以上に
書かれたある小説が人気を集めている。

SF界の巨匠、小松左京氏の『復活の日』(角川文庫)だ。
担当者も「まるで予言の書」と語る一冊は、すでに1万2000部増刷されている。
いったい、どのような内容なのか。

『復活の日』は、小松氏が1964年に発表したSF小説。
感染者の70%に急性心筋梗塞を引き起こし、
さらに残りも全身麻痺で死に至らしめるウイルス「MM-88」が
人類に襲いかかるという物語だ。

以前、「新型コロナウィルス、南極以外の全大陸が感染」
この報道があった時、真っ先に思い出したのがこの本でした。
映画化された時に読んだのですが、滅茶苦茶怖かった。
エイリアンなどのように目に見える敵では無く、
ひたひたとウイルス感染が広がっていき、日常が崩れていく恐怖。
確かに、予言の書と言われるのもわかる内容です。

映像のホラー、オカルト、スプラッタ、パニック系は苦手なので、
映画は見られませんでしが……

現在の状況で、ウィルス感染ではありませんが、
人類滅亡系で思い出した本があります。
鳥の歌いまは絶え 』ケイト・ウィルヘルム
こちらは1976年作ですが、
緩やかな破滅に向かう人類と、入れ替わるように支配権を手に入れた
クローンたちの数世代にわたる変遷を描く、
ヒューゴー賞、ローカス賞受賞の著者を代表する傑作長編SF。

この本の影響で、新型コロナウィルスの感染が広まって以来、
朝、鳥の声を聞くと、ほっとしてしまうと言う……

大昔にサンリオ文庫から発売されて、今も手元に持っていますが、
なかなか手に入らないので、人に勧められなかった作品の1つ。
検索してみたら、電子書籍で読めるし、
創元SF文庫から、4月に出版されるそうです。
コメント(0) 
共通テーマ:

源氏物語で最古の写本発見 [本・小説]

源氏物語で最古の写本発見 定家本の1帖「教科書が書き換わる可能性」
源氏物語の現存する最古の写本で、鎌倉時代の歌人・藤原定家による
「定家本」のうち「若紫」1帖(じょう)が、
東京都内の旧大名家の子孫宅で見つかった。

既に確認されている定家本4帖は、いずれも国の重要文化財に指定されている。
「若紫」は、光源氏が後に妻となる紫の上との出会いを描く重要な帖だけに、
今後の古典文学研究に大きな一石を投じる可能性がある。

紫式部による創作から約200年後、13世紀初めに書き写された物。
こーゆーのを聞くと、木と紙の文化なので、火に焼かれたらお終い。
なのにも係わらず、未だに発見されると言うのが、本当に凄いなっと。
そして、800年も持つ和紙の強さも。
今の本って、インクや紙の質もあって、劣化が早いそう。
実際、手元にある本、日に焼けないようにしていても、
変色が進むの、早いですよね……
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

米国のカトリック校『ハリー・ポッター』を図書館から撤去 [本・小説]

米国のカトリック校『ハリー・ポッター』を図書館から撤去 「悪霊呼び込む危険」
米テネシー州ナッシュヴィルにある聖エドワード・カトリックスクールの
図書館から『ハリー・ポッター』シリーズが消えた。
作中の魔術や呪文の描写が本物であり、
「悪霊を呼び込む危険があるから」だという。
地元紙の「The Tennessean」が伝えている。

どういう事!?と思ったら、牧師が『ハリー・ポッター』の内容について、
国内外の複数のエクソシスト(悪魔払い師)に相談したして、
同書を図書館から撤去したとの事。
……映画にもなった、児童書、ですよね。

さすがに、学区の学校教育長は、
家庭で『ハリー・ポッター』を読むのは、制限しないそうですが。

現代でもこーゆー理由で禁書になる本があるとは思わなかった。
そう言えばアメリカって、今も地域によっては、
学校で進化論を教えていないんだった……
コメント(0) 
共通テーマ:

 [本・小説]

』(勝木俊雄 著 岩波書店 岩波新書)
花は桜──。古来より日本人はこの花を愛し、格別な想いを寄せてきた。
里の桜、山の桜、豊かな日本の自然に育まれ、
桜は各地で多種多様な姿を見せながら息づいている。
都会にも咲く‘染井吉野’は、日本人の美意識を象徴する。
植物としての基礎知識から、歴史・文化とのかかわりまで。
心をとらえてやまない、花の魅力のありかを伝える。
(岩波書店 公式サイトより)

長年、桜の分類と保全を携わってきた研究者による、
「生き物としての桜」として語られた本。

桜の基礎知識では、日本に自生するサクラは10種類だけ。
サクラ属や、種と栽培品種の学名、和名、雑種・変種等、
例を挙げて説明されています。
何しろ園芸種の場合、枝変わりで新しい品種と言う……

クローンであるソメイヨシノは、開花時期が揃いやすいので、
一斉に開花して、見事な桜並木となる訳ですが、
全国の桜前線の観測対象なのも、同じ物で対比しやすいから。
(北海道・沖縄は除く)

里の桜、人が創ったサトザクラ。
多様な栽培品種がありますが、
狂い咲き、早咲き、枝垂れ、特殊な花色、八重咲き、菊咲き。
それぞれの特徴と、該当する品種名が挙がっています。

山の桜では、10種類のサクラの楽しみ方として、
沖縄のカンヒザクラから、深山のミヤマサグラまで紹介。
いつか実際に見てみたい。

そして最後に、桜のこれからとして、
昨今、気になる桜の開花日への地球温暖化の影響。
震災の復興プロジェクトの一環として植林される、
オオシマザクラの遺伝子汚染問題なども取り上げられていて、
著者の桜に対する思いが伝わってくる本でした。
コメント(0) 

古い本にイチョウの葉 [本・小説]

古本にイチョウの葉「大切にされていた証し」 店主のつぶやきに反響
「古い本にはイチョウの葉が挟まってることがたまにあります」。
ある古書店主のつぶやきがネット上で注目を集めています。
「ゴミが挟まっている」と嫌な思いをするかもしれませんが、実はこれ、
かつての本の持ち主がその本を大切にしていた証しかもしれません。

話題になっていたので、記事を辿ってみた処、
江戸時代の本などに、イチョウの葉が挟まっているのを、
時々見かけているそうで、その理由を調べてみたら、
イチョウの葉は江戸時代に防虫効果があると言われていて、
単なる栞の代わりではなかったらしいのです。

他にも古書には、イチョウの葉以外にもはがきなど、
前の持ち主のものが、挟まっていることがあって、
あえてそのまま書棚に並べる店もあるとの事。

古本市などで買った文庫や新書でも、書店などで配られる、
その時代を感じさせる栞が挟まっていると、ちょっと得した気分になったりします。
コメント(0) 

これが噂の『東京防災』 [本・小説]

『東京防災』(東京都総務局総合防災部防災管理課 編集・発行)
地元の書店で140円(税込)で販売されていたので、即お買い上げしました。
CIMG2729.jpg

CIMG2728.jpg

東京都防災ホームページ防災ブック「東京防災」からダウンロードが可能ですが、
300ページ以上あるし、やはり書籍で持っていたいと思いまして。

今回、書店のレジ脇に置かれていたので気付きましたが、
販売書店として東京都防災ホームページに、しっかり載っていました。
どうやら、今年から販売していたようです。

本の内容は、
(1) 大震災シミュレーション(地震発生の瞬間から避難、復興までをシミュレート)
(2) 今やろう 防災アクション(今すぐできる災害の備え)
(3) そのほかの災害と対策(地震以外の東京に潜む様々な災害と対策の解説)
(4) もしもマニュアル(災害発生時に役立つ知恵や工夫をイラスト付きで解説)
(5) 知っておきたい災害知識(災害に関する知識のまとめ)
(6) 漫画 TOKYO“X”DAY(かわぐちかいじ氏オリジナル漫画)

まださくっと目を通した状態ですが、かーなーり読み応えがあり。
単に知識として知っておくだけでも、いざと言う時全く違うのです。
実は子供の頃、自宅に一人で料理中に油に火を入れてしまい、
天井近くまで火が燃え上がってしまった事があります。
その時、新聞の家庭欄に載っていた、油に火を入れた場合の対処法、
鍋に蓋などで空気を遮断して消火すると言うのを思い出して、
とっさに一番大きい鍋の蓋を被せて鎮火しました。
ガスレンジの火を止めた後、その場に座り込んでしまうぐらい怖かった……

あと、予防、対策、発生時に出来る手段等々ありますが、
特に気になったのは、生活再建支援制度と手続。
まだ小学生でしたが、川が氾濫して自宅が床上浸水。
玄関に消防署のゴムボートがやってくる程に酷くて、
その後、家を建て直す破目になりました。
(あの時代だと支援が受けられたのか、不明ですが)

万が一の場合、支援の要請先があると知っているだけでも、
心強いものがあると思うのですが、如何でしょうか。
コメント(0) 

古生物たちのふしぎな世界 [本・小説]

カラー図解 古生物たちのふしぎな世界 繁栄と絶滅の古生代3億年史
(土屋 健 著 田中 源吾 協力 講談社 ブルーバックス)
5億4100万年前からはじまる古生代。
「カンブリア紀」「オルドビス紀」「シルル紀」「デボン紀」「石炭紀」「ペルム紀」と、
およそ2億8900万年にわたり、いまでは絶滅した古生物たちが生存競争をくりかえしていた。
大量絶滅事件“ビッグ・ファイブ”が何度も起こり、“恐竜時代”の中生代へとつながっていく。
生態系の覇権をめぐる古生代のふしぎな古生物たちの物語を、
100点に及ぶ精緻なカラーイラスト&化石写真で解説します。
(講談社BOOK倶楽部 より)

あなたがご存知の古生物は何でしょう?
え?
「そもそも『古生物』とは何か」 ですって?

この問いかけから始まるこの本では、古世代を生きた古生物達を、
カラーイラストや化石写真を使って紹介しています。
さすがにイラストで描かれた生物の色彩は、あくまで想像したもの。
化石では色まではわかりませんから。
恐竜なども一緒ですが、逆にそれだけに観察・創造力が求められる世界です。

プロローグ、先カンブリア紀、謎のエディアカラ生物群の後、本編。
まずはカンブリア紀から始まります。
表紙の真ん中を飾る、有名処のアノマロカリスを始め、
三葉虫の化石写真三昧とか、カンブリア大爆発はやっぱり面白い。
個人的にご贔屓のピカイアも載っていました。

それから、アンモナイトやウミサソリ、魚類など、
オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ペルム紀、
紀それぞれに栄華を極め、今は化石にしかいない古生物達。
地球の環境を含めて、彼らがどのように生きていたのか、
思いを馳せてみるのも楽しい。

謎の多い古世代ですが、図解だけではなく、
年代順にコンパクトに1冊に纏められていて、入門書としてわかりやすかった。
化石を見に行く時などに、読み返したい本です。
コメント(0) 
共通テーマ:

「パディントン」作者、91歳で死去 [本・小説]

「パディントン」生みの親マイケル・ボンドさん91歳で死去
テレビアニメ化や実写映画化もされたイギリスの児童文学
「くまのパディントン」シリーズの作者として知られるマイケル・ボンドさんが
27日(現地時間)、91歳で亡くなった。

「くまのパディントン」は、ロンドンのパディントン駅で古ぼけた
スーツケースに座っているところをブラウン夫婦に発見され、
パディントンと名付けられるクマが主人公の物語。
書籍や絵本だけでなく、ぬいぐるみなどのグッズも人気を集めた。

子供の頃に読んだ、パディントンシリーズの作者、
マイケル・ボンド氏がお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈り致します。

児童書では珍しく、このシリーズはいつ・何で読んだのか、
切っ掛けまで、はっきり覚えています。
小5の時、クラスメイトが地元の県立図書館で教えてくれた本なんですね。
借り出して自宅で読み終えた後、もっと幼い頃に読んだら、
もっと面白かったんだろうな。と、思った記憶があります。

英国旅行時には、電車乗らないのにパディントン駅へ行った事もあるし、
科学博物館で開催された「大英自然史博物館展」では、
パディントンのトランプモチーフの小皿4種類買っちゃったし。
(大英自然史博物館は、映画『パディントン』の舞台になっています)
あと、ガイ・フォークス・デイやクリスマスプディンクを知ったのもこの本から。

今みたいにグッズが無い時代だったので、
友人は熊のぬいぐるみを、パディントンって名付けていました。
そういえば、あの県立図書館も閉館になって、建物も壊されてしまいましたが、
館内の様子とか、何となくだけど覚えています。
子供の頃の思い出って結構、忘れないものなんですね。
コメント(0) 
前の10件 | - 本・小説 ブログトップ