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俺は、バディ殺しなんかじゃない [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7 第44話「ゼロワンの解」
あらすじは、テレビ東京:ケータイ捜査官7 バックナンバー 参照。

アンダーアンカーの情報が、何者かによってリークされてしまう。
ケイタは未成年なので、仮名扱いで名前は出ないけれど、
顔写真(目潰し済み)がマスコミに晒される状況に。
捜査の手が入ると言う事もあり、一時的にPBを封印する事になるのだが……

タイトルからして、ゼロワンがどうなるのか、不安を募らせていましたが、
OPが2番だと気付いた時点で、涙腺が決壊。
「いつか離れて道が途切れても、見えない絆がきっと導く」
この歌詞を知ってから、別れはあるものと覚悟はしていたけれど、
まさか、最終回1話前で使われるとは、思いませんでした。

セブンもサードも、自分達が封印される立場なのに、
「心配するな、ケイタ。私のバディ……」
「桐原様を宜しくお願い致します……」
最後まで口にするのはバディの事だと言うのが、切なかったです。

川辺で落ち込んでいるケイタに、かかってきた電話は間明から。
セブンの今後についての重要な話があるから来い。と、言われ、
指定の場所へ行ってみれば、自爆機能付きジーンが待ち構えていた。
そんなケイタの危機を救いに現われたのは、ゼロワン。
「ケイタ、お前の心を受信した。今日は俺がお前のバディだ」
「魂の持たぬこいつらは圏外だ」
ケイタを先に逃がすと、ブーストフォン達を従えて、
アヴェマリアをBGMに、縦横無尽の大活躍、名台詞のオンパレード。

最後の一体のジーンが爆発物ごと自爆して、あの炎の中にゼロワンが!
と、思わせておきながら、無事脱出していたあたり、相変わらずなのですが、
「バディを残して俺は死なん。ケイタ、お前は俺の為に泣いてくれるのか
セブンを一刻も早くたたき起こすんだ。また会おう。俺のバディ」
今更、アンダーアンカーへは戻らぬって感じで、
ゼロワンはよたりつつ、ケイタの前から去っていく。

でも、実はゼロワンの受けたダメージは酷くて。
「ここまでの、ようだな。だが、満足だ。
最後の最後で、バディを守りきった。求め続けた、最後の解。
俺は、バディ殺しなんかじゃない
そうだろう?間明。
網島ケイタ、俺は、お前に会えて、良かった……」
3人のバディを失い、変わってしまったゼロワンのフェイスパターン、
血の涙が消えて、セカンドと良く似た元の素顔に戻り、力尽きる。

けれど、間明はそんなゼロワンのボディを無造作に2つに折ると、
ボタン部分をゴミ箱へ投げ捨てた上に、
ラムダチップを抜いた液晶部分を、汚い物を持つように指でつまんで地面に落とす。
ゼロワンに破壊され、ラムダチップを抜き取られたファイブと、
真っ二つに切り裂かれたセカンドの最期を踏まえての事で、
仕方が無い一面もあるけれど、ずっとゼロワンを利用してきた側の、
人間である間明がそれを行うって処が……

そして、部長達を説得してから、探しにきたケイタは、
無残な姿のゼロワンと遭遇する事に。
雨の中、ゼロワンを手にして慟哭するケイタに、
EDの切ないメロディが重なって、涙が止まりませんでした。

しかし、何度もゼロワンが自分を「バディ殺し」と言っていますが、
彼が故意に起こした事故ではないのに、わざと「バディ殺し」だと追い詰め、
まるで自分が手を下したかのように思い込ませたのは、
やっぱり、間明なのでしょうか?
AIのブレイバー達より、人間の方がよっぽど性質が悪い。

予告の「ゼロワンはもう、いないのだな」と、落涙するセブン。
「セブン、絶対お前を守ってやる」と、言い切るケイタ。
彼らが約束している滝本さんの墓参りは、果たして実現するのか。
最終回は1時間スペシャルなので、録画タイマーの変更をお忘れなく。
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