一日限りのあかつきトークライブ [あかつきトークライブ]
2/26に開催された、一日限りのあかつきトークライブ
コロナ禍とあって、以前のような実習は無く、
今年度末でご勇退される中村正人先生による講演と、
質問コーナーとなりました。
金星探査機カメラ群の基礎設計に関するお話。
協力先からは、もっとハイスペックなものにした方がと、
言われたそうですが、感度が高ければ良いって訳ではないと。
宇宙で使うには、最先端ではなくて実証された、
確実なものだと、以前聞いたような……
それぞれのカメラによる画像
軌道への投入失敗。
あの日は職場でこっそりチェックしていたけど、衝撃でした。
そして再チャレンジとなりましたが、どうする?「あかつき」チーム
という事で、小学生の道徳の本に掲載されたそうです。
……本音と建て前って、大事だなぁ。
再チャレンジまでの5年間
これからの金星探査
ESAやNASAの計画が進んでいるんだなっと思ったら、
まだ検討段階みたいですが、是非とも実現して欲しいです。
まとめ
現在活動中の「あかつき」ですが、計算上の燃料はゼロ。
なので、あと1~2年なのではないかとの事でした。
あかつきトークライブの開催記録
参加したのは15回、いずれも得難い経験でした。
本当にありがとうございました。
追記(3/5)
相模原市立博物館のネットで楽しむ博物館で、
この時の動画がアップされています。
コロナ禍とあって、以前のような実習は無く、
今年度末でご勇退される中村正人先生による講演と、
質問コーナーとなりました。
金星探査機カメラ群の基礎設計に関するお話。
協力先からは、もっとハイスペックなものにした方がと、
言われたそうですが、感度が高ければ良いって訳ではないと。
宇宙で使うには、最先端ではなくて実証された、
確実なものだと、以前聞いたような……
それぞれのカメラによる画像
軌道への投入失敗。
あの日は職場でこっそりチェックしていたけど、衝撃でした。
そして再チャレンジとなりましたが、どうする?「あかつき」チーム
という事で、小学生の道徳の本に掲載されたそうです。
……本音と建て前って、大事だなぁ。
再チャレンジまでの5年間
これからの金星探査
ESAやNASAの計画が進んでいるんだなっと思ったら、
まだ検討段階みたいですが、是非とも実現して欲しいです。
まとめ
現在活動中の「あかつき」ですが、計算上の燃料はゼロ。
なので、あと1~2年なのではないかとの事でした。
あかつきトークライブの開催記録
参加したのは15回、いずれも得難い経験でした。
本当にありがとうございました。
追記(3/5)
相模原市立博物館のネットで楽しむ博物館で、
この時の動画がアップされています。
金星探査機あかつきトークライブ番外編 その2 [あかつきトークライブ]
記念撮影時のあかつきくん。
豆乳は「投入」成功を願って「豆乳鍋」食べたと言う由来から。
桃のジュースは原料が桃のあかつき。
実習「スーパーローテーションを求めてみよう」
配られた用紙と説明を聞いて、いざ始めようとした際に、
同じテーブルに着いた人から上がる声「これ、前にやった事がなかったっけ」
そう、あかつきトークライブ6の実習で、風速を求めた事があったのです。
傍にいたスタッフの方から、良く覚えていますねと言われると、
前回は白黒だった、ビーナスエクスプレスの画像だったとか、
今回はあかつきの画像でリベンジ出来るなど、盛り上がりました。
あかつきトークライブの実習が、いかにありがたく貴重だったのかとも。
実際にやってみました。追跡する模様を選び、枠で囲む。
計算用紙に当てはめて、計算。自前の携帯では桁が足りなかった……
各自の計算結果。配られた資料は何十もパターンがあり、
同じ資料でも選ぶ模様(緯度・経度)が違えば異なる結果となるのは、
地球に置き換えて考えてみれば、おかしくない訳で。
こうして莫大な資料の中から、法則を見つけ出していく苦労を、
ささやかながら体験させて頂きました。
ポストカードはクリスマス使用。
カレンダーは非売品。
半ば冗談っぽくネトオクに流さないで下さいと言ってましたが、
3・4月があかつき撮影の金星とあっては、
今回参加した人達は勿体なくて、誰も手放せないハズ。
さすがに次のあかつきトークライブは、出来るかわからないそうですが、
何年後かにあったらいいなと、気長にお待ちしています。
豆乳は「投入」成功を願って「豆乳鍋」食べたと言う由来から。
桃のジュースは原料が桃のあかつき。
実習「スーパーローテーションを求めてみよう」
配られた用紙と説明を聞いて、いざ始めようとした際に、
同じテーブルに着いた人から上がる声「これ、前にやった事がなかったっけ」
そう、あかつきトークライブ6の実習で、風速を求めた事があったのです。
傍にいたスタッフの方から、良く覚えていますねと言われると、
前回は白黒だった、ビーナスエクスプレスの画像だったとか、
今回はあかつきの画像でリベンジ出来るなど、盛り上がりました。
あかつきトークライブの実習が、いかにありがたく貴重だったのかとも。
実際にやってみました。追跡する模様を選び、枠で囲む。
計算用紙に当てはめて、計算。自前の携帯では桁が足りなかった……
各自の計算結果。配られた資料は何十もパターンがあり、
同じ資料でも選ぶ模様(緯度・経度)が違えば異なる結果となるのは、
地球に置き換えて考えてみれば、おかしくない訳で。
こうして莫大な資料の中から、法則を見つけ出していく苦労を、
ささやかながら体験させて頂きました。
ポストカードはクリスマス使用。
カレンダーは非売品。
半ば冗談っぽくネトオクに流さないで下さいと言ってましたが、
3・4月があかつき撮影の金星とあっては、
今回参加した人達は勿体なくて、誰も手放せないハズ。
さすがに次のあかつきトークライブは、出来るかわからないそうですが、
何年後かにあったらいいなと、気長にお待ちしています。
金星探査機あかつきトークライブ番外編 その1 [あかつきトークライブ]
2年ぶりに開催された、金星探査機あかつきトークライブ番外編。
開場時間前に着いたのに、既に列が出来ていました。
受付のトナカイあかつきくん
講演は2つで、最初は中村PMの「あかつき金星到着の頃」
ミッションの目的のあと、あかつきの製作について、
説明があったのですが、ここまでやってもトラブルが防げない、
想定外の事が起こる厳しい現実……
失敗した理由として、実績があるという油断。
似たようなことをしたことがあるでは駄目だっと。
5年間、厳しい熱環境に耐えたあかつき。
2015.12.7の投入では、当初の2015.11.22だと金星激突。
重力ブレーキ方式投入だと5%の確立、VOI-R1のRはリベンジ。
(VOI Venus Orbit Insertion 金星周回軌道投入マヌーバ)
ちなみに当日12時の記者会見は、既に祝杯を開けた後だったそうです。
今村 剛 プロジェクトサイエンティストの「あかつきが金星で見たもの」
金星気象衛星が誕生したとの表現に、納得。
謎の風、スーパーローテーション、
金星は何故、硫酸の雲に覆われているのか。
5台のカメラが捉えた画像と成果の解説がありました。
中間赤外カメラが発見した巨大な弓状構造は、
・地形と関係しているらしい。
・何故か午後から夕方しか現れない。
南北極で回転するホットスポット
・周期2~3日で極の周り回転。周期が徐々に変化。
それと、スーパーローテーションについては、こんな話も。
あかつきの観測により、スーパーローテーションの理解も射程に入ってきて、
精緻な大気循環の研究が、これから始まるそうです。
開場時間前に着いたのに、既に列が出来ていました。
受付のトナカイあかつきくん
講演は2つで、最初は中村PMの「あかつき金星到着の頃」
ミッションの目的のあと、あかつきの製作について、
説明があったのですが、ここまでやってもトラブルが防げない、
想定外の事が起こる厳しい現実……
失敗した理由として、実績があるという油断。
似たようなことをしたことがあるでは駄目だっと。
5年間、厳しい熱環境に耐えたあかつき。
2015.12.7の投入では、当初の2015.11.22だと金星激突。
重力ブレーキ方式投入だと5%の確立、VOI-R1のRはリベンジ。
(VOI Venus Orbit Insertion 金星周回軌道投入マヌーバ)
ちなみに当日12時の記者会見は、既に祝杯を開けた後だったそうです。
今村 剛 プロジェクトサイエンティストの「あかつきが金星で見たもの」
金星気象衛星が誕生したとの表現に、納得。
謎の風、スーパーローテーション、
金星は何故、硫酸の雲に覆われているのか。
5台のカメラが捉えた画像と成果の解説がありました。
中間赤外カメラが発見した巨大な弓状構造は、
・地形と関係しているらしい。
・何故か午後から夕方しか現れない。
南北極で回転するホットスポット
・周期2~3日で極の周り回転。周期が徐々に変化。
それと、スーパーローテーションについては、こんな話も。
あかつきの観測により、スーパーローテーションの理解も射程に入ってきて、
精緻な大気循環の研究が、これから始まるそうです。
金星探査機あかつきトークライブ20 その2 [あかつきトークライブ]
あかつきくん、ハロウィンヴァージョン。
手前にある旗は、参加者有志から講演の後に、
花束や色紙寄せ書きと共に、関係者の方々へ贈られました。
60人以上の方々の寄せ書きといい、圧巻でした。
……叶うものなら、私も参加したかったなぁ。
お茶会で配られたケーキ。
時間が押せ押せだったのですが、写真撮影タイムを設けてくれました。
皆勤賞の方への景品。
お茶会の時、見せて頂きました。
中身は各回で配付されたホストカードで、講師の方のサイン入り。
20回中15回参加させて頂きましたが、講演と実習が体験出来て、
まさに一粒で二度美味しい、トークライブでした。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
手前にある旗は、参加者有志から講演の後に、
花束や色紙寄せ書きと共に、関係者の方々へ贈られました。
60人以上の方々の寄せ書きといい、圧巻でした。
……叶うものなら、私も参加したかったなぁ。
お茶会で配られたケーキ。
時間が押せ押せだったのですが、写真撮影タイムを設けてくれました。
皆勤賞の方への景品。
お茶会の時、見せて頂きました。
中身は各回で配付されたホストカードで、講師の方のサイン入り。
20回中15回参加させて頂きましたが、講演と実習が体験出来て、
まさに一粒で二度美味しい、トークライブでした。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
金星探査機あかつきトークライブ20 その1 [あかつきトークライブ]
金星探査機あかつきトークライブ20に行ってきました。
2012.08.05から始まりましたが、ついに今回が最終回。
いつもは講演と実習ですが、今回は講演が2つとなりました。
「金星と地球の環境はなぜ違うのか?」
講師はリー・ヨンジュ先生。
韓国の方ですが、金星環境の研究をしていて、
ビーナスエクスプレスから、あかつきチームとなったらしい。
日本語での講演は、初めてだったそうですが、
資料を使っての説明ではほとんど問題無くて、最後の質問コーナーで、
大月先生が質問の内容を、英語で説明したぐらいでした。
ガリレオから始まる、金星観測の歴史、
地上からの観測から、探査機による変容。
ソビエトのベネラ4・7・13・14号により、明かされていく苛酷な環境。
遠い昔、海があった金星は、どのように気候が変化していったのか。
太陽の光度が増し、海が蒸発し、暴走温室効果等々。
ちなみに、金星は今も変化していて、最近でもビーナスエクスプレスが、
・火山活動と推定された温度の変化
・二酸化硫黄の量の変化
・紫外線の雲画像のコントラストの変化
・スーパーローテーションの変化
を観測しているそうです。
「日本の宇宙開発-日本の科学衛星とともに-」
講師は井上浩三郎先生(JAXA)
宇宙研の科学衛星にずっと係わってきた方でして、
生きた化石(ご本人談)には、ちょっと待った~!状態でした。
色んなエピソード満載で、時間が全く足りません。
ペンシルロケットからおおすみの創成期の話。
道川のロケット打上、国際地球観測年に参加した、高度60kmを越えたK-6、
打上失敗のK-8-10、爆発した時の写真は白黒でしたが凄かった。
内之浦、おおすみが5度目に成功するまで、どのような失敗があったのか。
成功した時の打上げシークエンスを含めての説明。
科学衛星と探査機は、ハレー艦隊のところで時間切れでしたが、
かーなーり飛ばして話を進めていて、資料画像の撮影も時に連写状態なのに、
とにかく話し上手で、面白くて、もっと続きを聞いていたかったほど。
裏話はどこまで書いて大丈夫なのかわからないので、略。
2012.08.05から始まりましたが、ついに今回が最終回。
いつもは講演と実習ですが、今回は講演が2つとなりました。
「金星と地球の環境はなぜ違うのか?」
講師はリー・ヨンジュ先生。
韓国の方ですが、金星環境の研究をしていて、
ビーナスエクスプレスから、あかつきチームとなったらしい。
日本語での講演は、初めてだったそうですが、
資料を使っての説明ではほとんど問題無くて、最後の質問コーナーで、
大月先生が質問の内容を、英語で説明したぐらいでした。
ガリレオから始まる、金星観測の歴史、
地上からの観測から、探査機による変容。
ソビエトのベネラ4・7・13・14号により、明かされていく苛酷な環境。
遠い昔、海があった金星は、どのように気候が変化していったのか。
太陽の光度が増し、海が蒸発し、暴走温室効果等々。
ちなみに、金星は今も変化していて、最近でもビーナスエクスプレスが、
・火山活動と推定された温度の変化
・二酸化硫黄の量の変化
・紫外線の雲画像のコントラストの変化
・スーパーローテーションの変化
を観測しているそうです。
「日本の宇宙開発-日本の科学衛星とともに-」
講師は井上浩三郎先生(JAXA)
宇宙研の科学衛星にずっと係わってきた方でして、
生きた化石(ご本人談)には、ちょっと待った~!状態でした。
色んなエピソード満載で、時間が全く足りません。
ペンシルロケットからおおすみの創成期の話。
道川のロケット打上、国際地球観測年に参加した、高度60kmを越えたK-6、
打上失敗のK-8-10、爆発した時の写真は白黒でしたが凄かった。
内之浦、おおすみが5度目に成功するまで、どのような失敗があったのか。
成功した時の打上げシークエンスを含めての説明。
科学衛星と探査機は、ハレー艦隊のところで時間切れでしたが、
かーなーり飛ばして話を進めていて、資料画像の撮影も時に連写状態なのに、
とにかく話し上手で、面白くて、もっと続きを聞いていたかったほど。
裏話はどこまで書いて大丈夫なのかわからないので、略。
金星探査機あかつきトークライブ19 その2 [あかつきトークライブ]
実習は回転水槽実験。
7月の相模原キャンパス特別公開でも行われていたそうです。
見逃してしまっていただけに、とてもありがたかった。
まずはコリオリ力の確認で、オレンジ色のボールを転がして、
図のように弧を描いて見えるのか、実験。
回転台に水槽を載せる。
・水槽は同心円状に3つの領域に区切られている
(水槽の中にケーキの焼型と、ジュース缶が入っている)
・「内側」と「まんなか」と「外側」
「内側」は氷水で冷やし、「外側」は熱湯で暖め、「まんなか」は常温の水を入れて、
水槽全体を回転させると言うもの。
動画では無いのでわかりづらいのですが、渦を描いています。
回転方向に流れが出来る→地球の偏西風。
これが最後のあかつきトークライブは、10月24日(土)13:30から。
講師はお二人になる予定との事です。
7月の相模原キャンパス特別公開でも行われていたそうです。
見逃してしまっていただけに、とてもありがたかった。
まずはコリオリ力の確認で、オレンジ色のボールを転がして、
図のように弧を描いて見えるのか、実験。
回転台に水槽を載せる。
・水槽は同心円状に3つの領域に区切られている
(水槽の中にケーキの焼型と、ジュース缶が入っている)
・「内側」と「まんなか」と「外側」
「内側」は氷水で冷やし、「外側」は熱湯で暖め、「まんなか」は常温の水を入れて、
水槽全体を回転させると言うもの。
動画では無いのでわかりづらいのですが、渦を描いています。
回転方向に流れが出来る→地球の偏西風。
これが最後のあかつきトークライブは、10月24日(土)13:30から。
講師はお二人になる予定との事です。
金星探査機あかつきトークライブ19 その1 [あかつきトークライブ]
金星探査機あかつきトークライブ19に行ってきました。
夏休み最後の日曜なのもあってか、100人超えの盛況ぶり。
会場入りして席に座ってからしばらくして、ふと後ろを振り返ると、
椅子も人も増えていて、びっくりしました。
今回のテーマは「金星探査機『あかつき』のこれまでの総復習!」
講師は大月祥子先生(専修大学)
いつもは司会を担当されている大月先生。
司会も兼ねての講演と言う、大変な役どころでした。
まず、金星についての説明。
直径、質量、密度は地球に近く、太陽系内の双子惑星。
けれど、自転周期は243日で自転の向きは逆、雲に覆われ、地面は見えず。
スーパーローテーションや、気温や気圧等々。
続いて、金星探査の歴史。
古代から地上からの観測で、こちらは1960年代頃の状況。
宇宙からの観測
これだけの機体が金星へ向かっていて、月・火星に続く数。
あと赤外線技術の発達により、雲の下の大気の様子を見る方法が発見されて、
新しい世界が広がったそうです。
あかつきのこれまでは、画像・映像を使っての説明。
HⅡ-Aロケット17号機の縦割り図。
組立の様子や、振動実験などがありましたが、その日付が2010.01.04からで、
当然、お正月休みは無かったそうです……
今回のあかつきくんは、祭りだワッショイヴァージョン
毎度毎度、衣装・小道具揃えご苦労様です。
夏休み最後の日曜なのもあってか、100人超えの盛況ぶり。
会場入りして席に座ってからしばらくして、ふと後ろを振り返ると、
椅子も人も増えていて、びっくりしました。
今回のテーマは「金星探査機『あかつき』のこれまでの総復習!」
講師は大月祥子先生(専修大学)
いつもは司会を担当されている大月先生。
司会も兼ねての講演と言う、大変な役どころでした。
まず、金星についての説明。
直径、質量、密度は地球に近く、太陽系内の双子惑星。
けれど、自転周期は243日で自転の向きは逆、雲に覆われ、地面は見えず。
スーパーローテーションや、気温や気圧等々。
続いて、金星探査の歴史。
古代から地上からの観測で、こちらは1960年代頃の状況。
宇宙からの観測
これだけの機体が金星へ向かっていて、月・火星に続く数。
あと赤外線技術の発達により、雲の下の大気の様子を見る方法が発見されて、
新しい世界が広がったそうです。
あかつきのこれまでは、画像・映像を使っての説明。
HⅡ-Aロケット17号機の縦割り図。
組立の様子や、振動実験などがありましたが、その日付が2010.01.04からで、
当然、お正月休みは無かったそうです……
今回のあかつきくんは、祭りだワッショイヴァージョン
毎度毎度、衣装・小道具揃えご苦労様です。
金星探査機あかつきトークライブ18 その2 [あかつきトークライブ]
実習は、ハニカム構造を紙で作成しました。
軽量化の為、機体パネルにも使われている、正六角形のハニカムコア。
蜂の巣でお馴染みの形です。
ハニカムコアの作り方と、実習で使用した用紙。
切り取って組み立てるのですが、立体把握能力に欠ける為、意外と難しい。
残念ながら働き蜂にはなれなくて、一緒に作成している方々と共に、
クイーン・ビー(女王蜂)モードへ移行しました。
手取り教えてもらって、出来た完成品はこんな感じ。
ハニカムコアのモデル。
これを薄い板で挟んだものが、ハニカムサンドイッチ構造。
ハニカムコアと、ハニカムサンドイッチ構造。
下敷きになっているのは、皆の作品の合体版です。
金属製のを載せても潰れないのは、上からの力に強く、横からの力に弱いから。
次回のトークライブは、8月30日(日)10:00から。
もし講師が見つからなければ、大月先生の講演になるかもしれないとの事。
軽量化の為、機体パネルにも使われている、正六角形のハニカムコア。
蜂の巣でお馴染みの形です。
ハニカムコアの作り方と、実習で使用した用紙。
切り取って組み立てるのですが、立体把握能力に欠ける為、意外と難しい。
残念ながら働き蜂にはなれなくて、一緒に作成している方々と共に、
クイーン・ビー(女王蜂)モードへ移行しました。
手取り教えてもらって、出来た完成品はこんな感じ。
ハニカムコアのモデル。
これを薄い板で挟んだものが、ハニカムサンドイッチ構造。
ハニカムコアと、ハニカムサンドイッチ構造。
下敷きになっているのは、皆の作品の合体版です。
金属製のを載せても潰れないのは、上からの力に強く、横からの力に弱いから。
次回のトークライブは、8月30日(日)10:00から。
もし講師が見つからなければ、大月先生の講演になるかもしれないとの事。
金星探査機あかつきトークライブ18 その1 [あかつきトークライブ]
金星探査機あかつきトークライブ18に行ってきました。
朝10時からなので、9時半前に淵野辺駅から歩いていたら、
途中の道で、園児を迎えに来た幼稚園バスと遭遇。
日曜なのに何故!?と、思いましたが、父の日参観だったようです。
今回のテーマは「探査機の構造」
講師は奥泉信克先生(JAXA)
構造系の役割、機体を開発する
この後、機体の組み立ての順序、搭載機器の配置、推進系の配置、
探査機とロケットの結合・分離、機体パネルの製造と、
図・写真のスライドを使って説明されたのですが、目が悪いので細部が見えない。
あかつき資料集として、纏めて発売して欲しいと本気で思いました。
搭載機器の配置は、あかつきペーパークラフトの裏面参照。
打ち上げによる加速度、音響、振動、衝撃に対して、
それらに耐えられるように機体や搭載機器を設計、製造、試験で確認。
あかつきの場合、H-2Aロケット対応となります。
あかつき構造系開発の主な流れ
構造モデル試験は、FM機械環境・振動・音響・PAF分離衝撃・
質量特性など、多岐に渡ります。
振動試験の動画、徐々に速度を上げていくのですが、高速になると、
細やかな動き過ぎて、目では動いているのか良くわからない。
でも、振動音は次第に増して聞こえてくると言う現象。
あかつきの最初に計画された打ち上げ形態
この隙っぷりでは、確かにおもりが必要かと。
だからIKAROSは未完成でも、おもりの刑で打ち上げされる予定だったそうですし。
ちなみに、構造系の役割は機体の開発なので、
探査機・衛星がロケットで打ち上げられ、バドルを開いたらお役御免とか。
あと、ランチタイムの時に、今まで手がけた機体について質問した人がいまして、
大変だったのはあかつきとIKAROS、と、言われた途端、その場の全員が納得。
2機平行しての作業な上、打ち上げが一緒、つまり期限も一緒って事で……
今回のあかつきくんは、一足早いサマーバケーションヴァージョン。
短冊にはこの後、沢山の短冊が吊るされましたが、
願い事の大半は、あかつきに対して祈るものでした。
朝10時からなので、9時半前に淵野辺駅から歩いていたら、
途中の道で、園児を迎えに来た幼稚園バスと遭遇。
日曜なのに何故!?と、思いましたが、父の日参観だったようです。
今回のテーマは「探査機の構造」
講師は奥泉信克先生(JAXA)
構造系の役割、機体を開発する
この後、機体の組み立ての順序、搭載機器の配置、推進系の配置、
探査機とロケットの結合・分離、機体パネルの製造と、
図・写真のスライドを使って説明されたのですが、目が悪いので細部が見えない。
あかつき資料集として、纏めて発売して欲しいと本気で思いました。
搭載機器の配置は、あかつきペーパークラフトの裏面参照。
打ち上げによる加速度、音響、振動、衝撃に対して、
それらに耐えられるように機体や搭載機器を設計、製造、試験で確認。
あかつきの場合、H-2Aロケット対応となります。
あかつき構造系開発の主な流れ
構造モデル試験は、FM機械環境・振動・音響・PAF分離衝撃・
質量特性など、多岐に渡ります。
振動試験の動画、徐々に速度を上げていくのですが、高速になると、
細やかな動き過ぎて、目では動いているのか良くわからない。
でも、振動音は次第に増して聞こえてくると言う現象。
あかつきの最初に計画された打ち上げ形態
この隙っぷりでは、確かにおもりが必要かと。
だからIKAROSは未完成でも、おもりの刑で打ち上げされる予定だったそうですし。
ちなみに、構造系の役割は機体の開発なので、
探査機・衛星がロケットで打ち上げられ、バドルを開いたらお役御免とか。
あと、ランチタイムの時に、今まで手がけた機体について質問した人がいまして、
大変だったのはあかつきとIKAROS、と、言われた途端、その場の全員が納得。
2機平行しての作業な上、打ち上げが一緒、つまり期限も一緒って事で……
今回のあかつきくんは、一足早いサマーバケーションヴァージョン。
短冊にはこの後、沢山の短冊が吊るされましたが、
願い事の大半は、あかつきに対して祈るものでした。
金星探査機あかつきトークライブ17 おまけ [あかつきトークライブ]
金星探査機あかつきトークライブのランチの後、
相模原キャンパスの展示を観に行きました。
模型へ添付されたコメント、今ならではの物が幾つかありました。
小型ソーラー電力セイル実証機IKAROS、冬眠中。
まだ、運用終了ではありません。
金星探査機あかつき。
軌道投入再チャレンジ、2015年12月7日決定!
磁気圏観測衛星あけぼの、運用終了のお知らせ。
あけぼのは、4月18日に運用終了致しました、
・磁気圏観測衛星「あけぼの」の運用終了について
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は平成27(2015)年4月23日15:59より
磁気圏観測衛星「あけぼの」(EXOS-D)の停波作業を実施し、
これをもって同衛星の運用を終了したことをお知らせいたします。
そして、あけぼのの模型の後ろには、
来年度打ち上げ予定のジオスペース探査衛星ERGのポスター。
相模原キャンパスの展示を観に行きました。
模型へ添付されたコメント、今ならではの物が幾つかありました。
小型ソーラー電力セイル実証機IKAROS、冬眠中。
まだ、運用終了ではありません。
金星探査機あかつき。
軌道投入再チャレンジ、2015年12月7日決定!
磁気圏観測衛星あけぼの、運用終了のお知らせ。
・磁気圏観測衛星「あけぼの」の運用終了について
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は平成27(2015)年4月23日15:59より
磁気圏観測衛星「あけぼの」(EXOS-D)の停波作業を実施し、
これをもって同衛星の運用を終了したことをお知らせいたします。
そして、あけぼのの模型の後ろには、
来年度打ち上げ予定のジオスペース探査衛星ERGのポスター。