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仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル 完成披露舞台挨拶実施!&全国同時生中継 [仮面ライダーオーズ]

仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル
完成披露舞台挨拶実施!&全国同時生中継に行きました。
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全国30以上の劇場で中継していたそうで、
オーズファンの多さを物語っていると思います。

上映→舞台挨拶の順。
公開前なのでネタバレは避けますが、
今回は動画も公式サイトのあらすじも、
記事も読まずに行ったものだから、
西暦2021年、古代オーズが800年前から、
よみがえった事すら知らなくて、
復活したアンクと一緒に、現状を把握するような状態でした。

おかげで、フルメンバーの登場に喜んだ後は、
展開がちょっと待って、ちょっと待って!の連続。
とにかく目が離せなくて、終わった時は、もう愕然。
舞台挨拶でも賛否両論あると言ってましたが、これは確かに……

1時間に詰め込んで、きっとシーン切り捲ったんだろうな。
東映様、ディレクターズカット版、出しませんか。

舞台挨拶、5人揃い踏みがとにかく嬉しかった。
真っ先に目を惹かれた三浦さんの赤い衣装、
アンクらしかったし、持っていた扇子も、
Twitterに開いた状態で挙げてくれて、感動モノでした。

撮影、一ヶ月無くて、3週間ぐらいだったとか。
現場に行くのが楽しかったとか、皆さん言ってました。
コロナ禍で大変な中での撮影、ご苦労様です。

結末については、渡部さんの「映司は旅人」
この表現が、相応しいのかなと。
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小説 仮面ライダーオーズ [仮面ライダーオーズ]

講談社キャラクター文庫 小説 仮面ライダーシリーズ
第一弾、11月30日に刊行された、カブト・W・オーズの3冊のうち、
購入したのは、Wとオーズでした。
コレクションするつもりは無いので、気に入っている作品優先。
あとは、読んだ人達の評判次第と考えています。
作者もバラバラだし、かーなーり毛色の違う作品になると思うので。

『小説 仮面ライダーオーズ』(毛利 亘宏 著)
3つの短編から成り立っていて、
アンクの章、バースの章、映司の章となっています。
印象としては、全体としては悪くはなかったけれど、
期待していたのとは違っていた感じ。
和食定食を食べに行ったのに、中華セットが出てきた。
とでも言えばいいのでしょうか……

アンクの章。
グリード達が生まれて、その時代のオーズとの話。
儚くも美しく、そして哀しい少女とアンクの交流(?)あり、
互いを信用しないグリード達の思惑などあって、一番楽しめた話でした。

バースの章。
発売前に各章のタイトルを知って、最も期待した話。
バース装着者は二人いるから、どちらの視点なのか。
それによって対象が違ってくるから、どんな日常が描かれるのかと、
わくわくしながら読み始めたら、主役はバースドライバー。
さすがにそれは想像外な上、話のノリがちょっとつらい……

映司の章。
書きたかった話だとは思うのですが、もうちょっと主役に活躍して欲しかった。
個人的にはこの後日談は、雄介(クウガ)や剣崎(剣)でも可なので、
もう一捻りして、映司にしか出来ないものが欲しかったです。
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フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX [仮面ライダーオーズ]

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX
2日目初回に観て来ました。
昨年の失敗に懲りまして、昨日のうちに前売り券を換えておいたので、
真正面に陣取る事が出来ました。
……その代わり、両隣が左が男の子、右が女の子でした。

絶賛上映中なので、詳しいネタバレは避けますが、
公式にあるように、5つのパートに分かれてます。
全編を通して目まぐるしいほどの戦闘シーンは見応えがあって、
隣の男の子は、序盤からずっと、身を乗り出して前のめり状態。
フォーゼの学園祭あたりかな、背もたれ使っていたのは。

MOVIE大戦で、初めてどちらのライダーの話も面白かったです。
Wだけしか観てない人はともかく、
オーズかフォーゼ観ていれば充分楽しめるかと。
3作品視聴組にとっては、お得映画としか……

オーズパートは、映司とアンクを始めとしたクスクシエ、バース組、
それぞれ、スタンスが変わらない彼らが嬉しかった。
裏がありませんよって顔して、強かな映司とか、
戦闘中の会話ですら、どこがずれてるバース師弟とか、
そして、またもやこの騒動の原因は、お前か!の鴻上会長とか……
このパートの脚本家がTV本編メインの方で、本当に良かった。

フォーゼパートは、学園祭の最中に空から降ってきた女の子に、
弦太朗が淡い初恋をするお話。
学園モノなんだけど、宇宙規模になってしまうのがフォーゼらしい。
仮面ライダー部の面々も、しっかり彼ららしく活躍していました。
しかし、あの昭和ライダー仮装、百日紅が満開の時期、
つまり真夏にやっていた訳で、無茶苦茶暑かったのではないかと、同情。

CMにもあるW・オーズ・フォーゼの揃い踏み。
変身前の顔合わせから、テンションが上がる、上がる。
翔太郎と弦太朗、会った時の期待を裏切らないリアクション。
それぞれの戦闘シーンの曲とか、燃える要素満載でした。

あと、どうなるのか気になっていた7人ライダー、
無理に出さなくても話的には問題なかったから、さじ加減に苦労したようで。
時間が無いから、あまり目立った活躍はさせられないし、
だからと言って、弱くする訳にもいかないし。
必殺技とか今の技術で再現していて、見所もあったけれど、
個人的には、その分をバース達の活躍に回して欲しかったです。

おまけ
MOVIE大戦が始まる直前、いきなり黒字に白抜きでJAXAの表示。
そこまでフォーゼに協力しているかと思ったら、実は「はやぶさ」の予告編でした
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観終わってから帰宅する時に、フォーゼ手ぬぐいと共に、
何故か増えていた、はやぶさタッチダウンペン(前売特典)
まさに、東映の思惑どおり……
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タイトルは台詞から オーズ編 [仮面ライダーオーズ]

仮面ライダーオーズのレビュー、本放送初回からやったのは初めて。
中だるみの時期では何度か匙投げかけたけど、ラストスパートは見事でした。
最終話まで無事、書き続けられて良かったです。

本放送レビューのタイトルですが、その回の印象的で、
短く纏められる台詞を使わせて頂いています。
誰の台詞だったのか、集計してみた処、
アンク 16回
(1.3.8.20.21.28.29.30.38.39.42.43.44.45.47.48)
映司 10回
(2.4.5.7.10.13.15.24.27.46)
伊達 10回
(17.18.19.22.23.31.32.34.36.37)
後藤 4回
(12.25.26.33)
比奈 2回
(6.14)
真木 2回
(9.41)
メズール 2回
(11.16)
ユニコーンヤミー(35)ロストアンク(40) 各1回

オーズ&バース関係で、40突破していました。
アンクがトップなのは、後半がほとんど彼が占めているから。
意外なのが、映司が伊達と同数だった事。
映司や後藤に忠告したり、自覚を促したりする立場な上、
ギャグもこなしたりと、インパクトの大きさの差でしょうか。

全編を通して、タイトル選びには泣かされました。
小林脚本の傾向は、台詞がとにかく長い。
文字数制限しているので、名台詞なのに長すぎて使えない~!状態でした。
ぶちっと言い切るアンクは有利。
アンク以外だと、丁寧な言葉遣いをする映司は、長くなりすぎて不利。
決め台詞は話数が不明になるので、使わないのはWと同様でした。

次のライダー、フォーゼはレビューする予定は今の処ありません。
学園物はあまり相性が良くないのと、宇宙が絡んでくるとなると、
生半可に知識があるから、下手すると地雷踏みます。
とは言え、ライダーと宇宙をどのように繋げるのか気になるのも事実。
さて、いったいどんなライダーなのやら。
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お前が掴む腕は、もう俺じゃないって事だ [仮面ライダーオーズ]

仮面ライダーオーズ 最終話「明日のメダルとパンツと掴む腕」
あらすじは、テレビ朝日:仮面ライダーオーズ STORY 参照

真木から貰ったコアメダルにより、完全復活したウヴァ。
激しい攻撃を受けて、Wバースの変身が解けてしまう。
そこへ爆煙と共に映司が現れるが、明らかに様子が違っていて……

最後に戦うのは、真木グリード&暴走ウヴァなのか。
己の意志が宿ったコアメダルにヒビが入ったアンクはどうなる。
グリード化進行中の映司は、人間に戻れるのか。
ネタバレを出来る限り見ずに、放映を待ちわびた1週間でした。

鴻上会長が用意していたプレゼントとは、800年前の王が、
初めての変身に使った10枚目のコアメダル、タトバコンボでした。
それによって、映司はオーズに変身出来たのですが、
その時、屋上で真木と会話している鴻上会長の服が真っ赤。
無茶苦茶目に眩しいと思っていたら、時間の経過と共に、
黄・緑の順に変わっていき、実は、タトバコンボカラーのコーディネイトだったっと。
……こういう上司相手に秘書でいられる里中って、実に凄い人です。ハイ。

アンクが参戦した事もあり、ウヴァを追いかけて真木が撤退。
映司の為にやってきたのに、どうしてとの問いかけには、
「今日の分の、アイス寄越せ」
これで納得させる方も、する方も問題あるような……

そして得られた一時の休息は、映司とアンクと比奈が過ごす最後の時でもあって。
「なあ、アンク。お前が戻ってくるなんて、何かあった?」
「ふっ!真木は俺を器にするのはやめた。
となれば、奴に協力する理由は無いし、この身体も必要ない」
「もう少ししたら、お兄ちゃんの身体、返してくれるって」
「良かった比奈ちゃん!ホント良かったよ。それだけが気になってたんだ」
映司に己のコアメダルが破損しているのを知らせないアンク。
グリード化が進んでいるのを比奈に隠す映司。
そんな2人に、いったい自分は何が出来るのか。
比奈がとった行動は、映司とアンクに手を繋ぐ事だった……

暴走し、器となったウヴァと、真木グリードとの戦い。
その為に得た大量のセルメダルを使ったオーズでも、倒す事が出来ない。
一度変身が解けてしまい、紫のコアメダルの力でグリードになろうとした時、
「映司、止せ。これ使え!」
アンクが投げたのは、3枚の赤いコアメダル。
その中の1枚にヒビが入っているのが、グリードの視界となった映司にも見えた。
「わかってる。お前が、やれっていうなら、
お前が、ホントにやりたいことなんだよな。アンク、行くよ」
ここで、タジャドルとなるオーズ。

基本フォームのタトバでも、暴走型のプトティラでもなく、
相棒のコアメダルのコンボのタジャドルで、最後の戦いに挑む。
アンクが側で共に戦うような映像もあって、見ていて無茶苦茶燃えました。
前回の放送後、映司が持つ紫のコアメダルが7枚なのは、
タジャスピナーを使うためではとの意見があったのですが、大正解。
全てを無に帰す紫のコアメダルにアンクの力が加わったからなのか、
器も真木グリードも、セル・コアメダルも破壊し、吸い込んでいく。
タジャスピナーとベルトのメダルも吸い込まれて、変身が解けてしまう。

気を失って落下していく映司を起こしたのは、腕だけのアンク。
「映司、目覚ませ!死ぬぞ!」
「アンク?ああいいよ。もう無理だ。お前こそ」
「フン!俺はいい。欲しかったものは手に入った」
「それって命だろ?死んだら……」
「そうだ。お前たちといる間に、ただのメダルの塊が死ぬところまできた。
こんな面白い、満足出来る事があるか。
お前を選んだのは、俺にとって得だった。間違いなくな」
破壊出来ずに封印された物だったグリードが、生を知った事で死を得る。
「おい、どこ行くんだよ!」
離れていくアンクの腕を、映司が慌てて掴もうとしたけれど、届かない。
「お前が掴む腕は、もう俺じゃないって事だ」
そう言って、消えるアンク。映司の手に残ったのは、半分に割れたタカメダル。
「アンクー!!」

もう半分は、地上にいた比奈の元へ。
兄の身体に憑依した時の姿を一瞬見せて、消えていく。
そこにあったメダルを拾いあげて、比奈がささやく。
「アンク、ありがとう。」
彼はグリードでなく、アンクとしての人格を認めてくれた、
映司と比奈の許へ帰りたかったのか……

落下する映司を救ったのは、カッターウイングで飛んできたバースでした。
「もう、何でも1人で背負い込むのはやめろ!俺達がいる、俺達の手を掴め!」
地上では、必死に呼びかけながら手を伸ばす大切な人達。
「俺が欲しかった力……どこまでも届く俺の腕、それって」
バースの手を、しっかりと掴む映司。
「こうすれば、手に入ったんだ」と。

戦いを終えた主人公は旅立ち、他のメンバーは己の日常に戻りました。
最後までどちらに転ぶか不明だったアンクは、満足しつつ消滅。
人外のバディものだと、主役との別離で終わる率が高いような気が……
一ファンとしては、せっかく「命」を知ったのだから、
もう少しアンクに、命持つものとしての時間をあげたかったけど、
他のグリードもコアメダルも全て滅び、戦う理由も無いのだから、
安易に生き残らせなかったのは、流れとして正しいと思います。

オーズは、前半はそれなりのものなのに、淡々としすぎて乗り切れませんでした。
伊達が加わってテンポが良くなり、メリハリも出てきたけど、
やはり40話過ぎてから、最終決戦に向けての展開が見応えがありました。
慌しくも勢いがあって、バラバラだったものが糸で手繰り寄せられ、
オーズと言うタペストリーを、織り成していく様を観させて頂きました。
役者さんを始めとした全スタッフの方々、ありがとうございました。
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俺がついてないと相当ヤバいだろう [仮面ライダーオーズ]

仮面ライダーオーズ 第47話「赤いヒビと満足と映司の器」
あらすじは、テレビ朝日:仮面ライダーオーズ STORY 参照

真木に紫のコアメダルを投げ入れられ、ついにグリードと化して暴走した映司。
グリードからプトティラへと変身し、アンクも本気で攻撃するのだが、
映司との記憶が甦り、アンクは熱球を逸らしてしまう。
「映司……力が欲しいなら、こんな程度で暴走してんな!」
と、怒りの鉄拳を食らわせて、映司が変身を解除する。

今回も怒涛の展開で、真木がアンクのコアメダルにヒビを入れ、
力が欲しいと自覚した映司と、嗾ける鴻上会長。
仲間として映司のグリード化を止めようとする、伊達と後藤。
そして、知世子に映司、アンク、兄の、
全てを諦めず欲張れるのは貴女だけと言われる比奈。
それぞれの立場と想いが重なりあい、終末は間近に。

コアメダルを傷付けられたのに、そこに至るまでの己の行動に、
グリードなのに満足しているアンクの元に、現れた比奈。
「お前、どうして?」
「もう一度、話したくて」
けれど、セルメダルを撒き散らしているアンクが、普通じゃないと気付き、
「これ、どうしたの?」
「別に。この身体は何とも無いから、安心しろ」
比奈はアンク自身を心配しているのに、全くわかっていない。
「もうすぐ返す」「要らなくなる」
アンクも兄も、と思った比奈には、残酷な言葉が続いて……

手にした力で世界の終末を止めようと、暴走する映司に、
「馬鹿野郎!その手、見てみろ。
その手で何を掴むってんだ。何を守る、どこに届く」
映司を叱り付け、目を覚まさせようとする伊達。

彼が登場してから、オーズが面白くなってきたと感じたのですが、
好青年である映司に対して、歪んでいると言えるのは、
現実の前に己の力不足を知り、それでも立ち上がった彼ぐらいしかいなかった。
比奈にしろ後藤にしろ歳が近すぎるし、何より経験が足りない。
知世子はグリードとの戦いに関して部外者だったから、無理だったし。

目を逸らし、蓋していた欲望を知って、グリードと化しても力を求める映司。
映司からの「ありがとう」と、比奈の「それって、死んじゃうって事?」
既に物では無く「命」あるものして、受け入れられていたと知るアンク。
人間とグリード、逆転していく2人の立場。
「アンク、どこ行くの?」
「戻る」「え?」
「俺がついてないと相当ヤバいだろう。あの使える馬鹿は」
セルメダルを撒き散らしている危ない状況なのに、
映司の元へ向かうのは、どのような想いがあっての事なのか。

どのような決着となるのか、あれこれ予想をしつつ、
最終回の放送を心待ちにしています。
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もう、叶ってた。お前から貰ってたんだ [仮面ライダーオーズ]

仮面ライダーオーズ 第46話「映司とWバースとアンクの欲望」
あらすじは、テレビ朝日:仮面ライダーオーズ STORY 参照

メズールが消滅してしまい、嘆き悲しむ完全体ガメルの衝撃波によって、
川に吹き飛ばされてしまうオーズとバース。
後藤は川から自力で這い上がるが、映司はそのまま海まで流されて……

ガメルの消滅や、Wバースの登場と、見所てんこ盛りでしたが、
アンクが比奈、映司に個別に会い、互いに譲れないものがあって、
決別せざるを得ない現実を認識し合うのが、切ない。

アイスを食べにクスクシエ戻って、比奈と会ったアンクが、
「他にも色々だ。だから、この身体、寄越せ」
比奈が兄、信吾を見捨てる事は無いとわかっているのに、
今までの繋がりを断ち切るかのように、わざわざ断りを入れる。
「駄目。あげられない」
兄とアンクが別々に存在出来ない以上、比奈としては他に答えようがない。
戻ってらっしゃいよ。また映司君と2人でと言う知世子の言葉に、
「どっちかは戻ってくるかもな」
そう言い捨てて去っていくアンクと、泣き崩れる比奈。
映司・アンク・比奈が共に過ごしたクスクシエの日々は、既に過去と成り果てて。

流された海辺で、映司とアンクは相対する。
紫のコアメダルの影響で、グリード化が進む映司。
人の身体を得た事で、他のグリードとは違ってしまったアンクは、
さながら合わせ鏡に映った自分自身でもある。
「アンク、俺は、コアメダルを砕く!これ以上、誰も完全復活も暴走もしないように!
信吾さんもメダルの器になんかさせない!」
「思ったとおり、お前の言いそうな事だ。だから俺も決めてきた。
俺が必要なもののために、邪魔なお前を潰す!」

右腕を変化させたアンク、左腕がグリード化した映司は、激しい殴り合いに。
「お前の欲しいものって何だ!人間か!?」
「もっと単純だ。世界を確かに味わえるもの、命だ!」
映司は、人の命を軽くしか見ないアンクに対するいらだちを覚え、
アンクは、グリードの自分には得られない命を持っているのに、
自分の命を軽く扱う映司に、反感を持っていたと。

そして、映司は自分の欲しかったものが何なのかを知った。
「どんなに遠くても届く俺の腕、力。もっと、もっと!
もう、叶ってた。お前から貰ってたんだ」
これまでずっと心が渇いて、全てを諦めていた映司。
実は、己が切望していたものは、オーズと言う力として既に手にしていた。
敵であるグリード、アンクによってもたらされていたと言う皮肉。
「一度も言ってなかった。アンク、ありがとう」
まさか、このような状況下で、アンクに初めて感謝の言葉を述べるとは。
それだけに、重みのある言葉でした。

ラストは、真木に紫のコアメダルを投げ入れられ、
ついに全身をグリード化して暴走をする映司と、
足りない己のコアメダルを人の身体で補い、
グリード体となったアンクとの戦いが始まる……

完全体となったのに、次々とコアメダルを破壊され消滅していくグリード達。
詰め込み過ぎなので、もっとじっくりとやって欲しかったと思う反面、
映司がグリードへ変化していく事への恐怖とか、
アンクが敵対した今の状況を、2~3ヶ月に渡って描写した場合、
メイン視聴者の子供達が楽しめる内容になるのかと言うと、微妙な処です。

しかし、人形ネタでシニカルな笑いをとる真木。
(ガメルと対峙した時の太い眉が、ケンシロウネタとはわかりませんでした)
「そんな捨て身の戦法、教えた覚えないけど?」
「邪魔してすいませんでした」
戦闘中の会話でも、明るい笑いを誘う伊達。
演じる俳優さん達の力量もあるのでしょうが、この二人がいなかったら、
無茶苦茶重い雰囲気になって、やりきれなさが漂った作品となっていたのかも。
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お前もグリードらしくなってきたな [仮面ライダーオーズ]

仮面ライダーオーズ 第45話「奇襲とプロトバースと愛の欲望」
あらすじは、テレビ朝日:仮面ライダーオーズ STORY 参照

コアメダルの大半をグリード達に奪われ、バースも修理待ちと、
不利な状況の中、こちらから攻め入る事を決める映司達。
バースの代わりに、試作品のプロトバースを使い、
映司と後藤、里中は、真木の屋敷へ乗り込む事に。

「メダルの塊であるグリードに命などありません。
死んだのではなく、ただ消えた。それだけです」
無機物が意志を持っても、それは仮初めだと言う真木。
だからこそなのか、グリードを越えようとするアンク。

一方、グリード化が進みつつも、戦う事を止めない映司。
真木の屋敷内で不意を付いて、アンクからメダルを奪ったけれども、
「返せ!」
「悪いけど、こっちもメダルが足りないんだ」
「ハッ、お前もグリードらしくなってきたな」
グリードに、グリードらしくなったと言われてしまうのが、哀しい……

「アンク。もう一度聞いておくけど、信吾さんを比奈ちゃんに返す気は無いんだよな?」
すると、映司の目の前で、アンクは信吾の身体にコアメダルを投入。
「こいつを使う意味、分かったろう?足りないコアメダル3枚分は、この体で補う。
俺は、こいつごとメダルの器になるんだよ。グリードなんかより、もっと強い存在にな!」
アンクは信吾の身体を、間借りしているのではなく、乗っ取る気満々な事が判明。
映司はこの戦いの前に「信吾さん、必ず取り戻すから」と、
比奈と約束しているから、完全に道が分かれた事に。

結局、奇襲はグリードと化した真木にやられて、失敗。
コアメダルが更に減り、かろうじてラトラータが出来る程度となったのに、
オーズは苦戦しつつも、完全体のメズールを倒してしまいます。
グリードって完全体になると、欲望の化身となってしまうのでしょうか。
自分のコアメダルを集めていた頃の方が、頭を使っていたような……

ここまであっさりとやられてしまうのなら、
メズールとガメルは復活させずに、メダルのまま破壊させて、
その分、カザリとウヴァに時間を割いた方が、良かったのでは。

予告で真木とは違う紫のグリードっぽいのがいましたが、
あれってやっぱり、映司ですよね……
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劇場版オーズ/ゴーカイジャー [仮面ライダーオーズ]

劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル/海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船
初日に友人と行ってきました。
当初の予定では、千円のレディースデイに観に行くつもりでしたが、
前売り特典の「ゴーカイファン」の可愛さに負けた……
さすがにそれは冗談でして、オーズに上様が出るなら観たい。
と、友人が言ったので、ならばお盆は無理だから週末にと。

今年は、オーズもゴーカイも両方楽しんで本編を観ているので、
片方が良くわからないとならずに済むのがありがたい。
ちなみに地元のシネコンでは、今年は2Dのみ。
本編のOPorED以外の情報はカットしていたのは、いつものとおり。
絶対その方が驚いて、楽しめます。
絶賛上映中なので、ネタバレしない程度の軽い感想です。

ゴーカイジャー。
30分と短いので、ぎゅっと詰め込んでいるので、目まぐるしさを感じる事も。
ザンギャックの面々の身体を張った細かなギャグ、子供達に大ウケ!
出番はアレだけ~!の時間の中、本当に頑張ってました。
マーベラスの相変わらずのツンデレぶりと、
何があったのか気付きつつも、知らん顔している仲間達。
アレ、バレてないと思っているのは、マーベラスだけだよね……

観終わった後友人は、インサーンが可愛がっていた、
ニューウエポンちゃんの行方を気にしてました。

オーズ
約60分ですが、少し間延びした感が。
多分、本編とは繋がらない、パラレル設定だし、
江戸時代や恐竜時代と時代を変化させて、展開を早くしているのに、
何でかなっと思ったけど、主役の映司とアンクが、
考え無しに先走らないタイプだからかも。
Wだと翔太郎、電王だとモモタロスのような、良く言えば周りを引っ張っていく、
悪く言えば勝手に突っ走っていく暴走特急は、ある意味使い勝手が良いのかな。

本編を観ていると楽しめる小ネタが、あちこちに散りばめられているので、
ちゃんと耳を澄まして台詞を聞くのが吉。
時代を問わずに営業するクスクシエでの、切実なアンクの呟きとか、
札束の誘惑に釣られる伊達と、冷ややかに突っ込み入れる後藤のバース組。

新ライダー登場しましたが、ロケットパンチは必見です!
友人は意味が違う~!と、泣いてましたが、
私はパラボナアンテナの登場に、うすださんかい!と、呆然。
彼と共同戦闘(!?)でのオーズの迷言「俺は、はやぶさじゃな~い!」
……映司役の渡部 秀さんJAXA ぼくらの宇宙大冒険では「はやぶさ君」です。

あと、上様はまさに上様。
BGMもそのままにてのご登場と、あの貫禄はさすが。
今回、大地と時代が裏返るのが、大きな丸の中のある、3つの丸でしたが、
あれは三葉葵と兼ねているのかなと思った。

トータル的に観て良かったし、楽しめたし、TV本編を観ている人にはオススメ。
でも、Wや電王のように繰り返し観たい!
と、思わせる魅力は、いささか欠けているかなと。
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俺はどうしても、完全で確かな存在が欲しい [仮面ライダーオーズ]

仮面ライダーオーズ 第44話「全員集合と完全復活と君の欲」
あらすじは、テレビ朝日:仮面ライダーオーズ STORY 参照

アンクはウヴァと共に、カザリ、メズール、ガメルに共闘を呼びかける。
狙うのはオーズと、オーズが持つコアメダル。
オーズがコアメダルを破壊する力を持った事に危機感を抱いたメズールらは、
アンクの申し出を受け入れる事に。

オーズがグリードを封印ではなく、消滅させる力を得た事で、
グリード側が危機感を持ち、物語が加速してきました。
メズールとガメルのように暴走しても、コアメダルが揃えば復活出来るままでは、
最後の戦いとなっても、緊迫感が欠けますしね……

同時にオーズ側も、映司のグリード化が進行してきて、
いつまで彼は人でいられるのか、タイムリミットが点滅中。
グリードとの戦いの行方と共に、どう転ぶのか。

映司達と決別したアンクが求めるのは、完全で確かな存在。
「暴走のことはご存知ですか?特に、君はその可能性が高い。
コアメダルを3枚もオーズに破壊されて」
と、真木にメダルの器の危険性を説明されても、
「だからだよ!俺はどうしても、完全で確かな存在が欲しい。
その為なら、どんな危険だろうが冒す価値はある」

でも、戦いの中で、コアメダルを手にした比奈との会話では、
「俺はグリードなんだよ!一番欲しい物を手に入れる」
「欲しいものって?」「お前達じゃない」
問いかけに敢えて否定形で答えるアンクは、
彼女や己に決別するのだと、言い聞かせているようでした。
「……わかった。私は、私は、お兄ちゃんと映司君を助ける!」
そして、比奈も優先すべき事柄を選択する。

グリードの存在の不確かさが段々明らかになってきましたが、
それでも完全体となったカザリが、
あっという間に敗れて消滅したのは、ちょっともったいない感じ。
出来れば華々しく、前後編で散って欲しかったです。
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