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宇宙科学・探査と「おおすみ」シンポジウム [講演、特別・一般公開]

2/11、国立科学博物館で開催された、
宇宙科学・探査と「おおすみ」シンポジウムに行ってきました。
1970年2月11日に日本初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられて、
今年で50周年と言う事で行われました。
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入口は常設展、特別展とは違っていて、
夜の天体観望公開などで使われているようです。
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シンポジウムの会場は、関係者だらけで圧倒されました。
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一般来場者の名札。事前予約制(抽選)でした。
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講演の部とパネルディスカッションの部は、4時間に渡りまして、
YouTube宇宙科学・探査と「おおすみ」シンポジウムにて配信中。

色々ありましたが、印象深かったのは、「失敗」についてでした。
「おおすみ」は4度打上げしましたが、どれも成功であり、失敗だった。
他の方も、新たな事に挑戦しているのだから、失敗は起こり得るもの。
それが次に繋がっていくのだと、再三語られていました。
……これ、本当に大事。
実際に経験しないと、出来ないし、わからない事、いっぱいありますよね。
全てが成功するなんて、有り得ないんです。

予定時間をオーバーしていた為、企画展の展示は見られなくて、
改めて2/24までに行くつもりです。
科学博物館、正面。
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電車からでも拝める、ラムダロケットランチャー(実機)
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第4回宇宙フェスタさがみはら その2 [講演、特別・一般公開]

小惑星リュウグウという不思議な世界
はやぶさ2ミッションマネージャー 吉川 真

リュウグウだけでは無くて、イトカワや他の小惑星の形状や種類、
NEO(Near-Earth object 地球近傍天体 )など、
内容は多岐に渡っていました。

リュウグウはレーダー観測出来るほど地球に接近しなかった為、
形状が不明で、仮にじゃがいものような形としていたけれど、
自転が約7時間なので、高速で自転しているコマ型だとは、
思っていなかったし、自転が遅くなった理由もわからないそう。

はやぶさ2による有機物の解明。
アミノ酸のキラリティ、地球はL型のみですが、
地球が誕生する前の原始太陽系円盤には、
どのような有機物があったのか?
……生命の起源って奥が深いなぁ。

質問コーナーで、ミッションマネージャーとは?の問いに、
調整とか広報等、幾つか挙げた後、雑用?となったのには、笑った。
でも、間を繋ぐ人がいないと、巨大プロジェクトは成り立ちませんし、
そもそも、どの部署で何をしているのか、
把握していないと出来ない重要な役割ですよね。

展示されていたはやぶさ2バネル。
済マークが、何か嬉しい。
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講演完了後は、プラネタリウムで全天周映像
「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」 リュウグウ版を鑑賞。
出来れば、「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」も観たかったのですが、
講演と時間が重なっていた為、断念。
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第4回宇宙フェスタさがみはら その1 [講演、特別・一般公開]

12/7、相模原市釣博物館の第4回宇宙フェスタ相模原に行ってきました。
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この日の朝10時から発売になるチケットをコンビニで確保する為、
早めに自宅を出たので、着いたのが12時半過ぎでしたが、
既に順番待ちの列が出来ていたので、いそいそと並んで順番待ち。
今回は講演の写真は不可ですが、開始前の展示などは撮影OKでした。
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小惑星イトカワとリュウグウ。
縮小率は違いますが、表面の色は似せてあるそうです。
リュウグウ、本当に真っ黒。
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「はやぶさ2」による難攻不落の「リュウグウ」の攻略
はやぶさ2プロジェクトエンジニア 佐伯孝尚

はやぶさ2の特徴、多彩な飛び道具と言う事で、
ターゲットマーカ、ミネルバ、インパクタなどの他に、
まだ飛び出してはいませんがと、再突入カプセルを紹介したのは笑った。

リュウグウ到着前、全く暇では無くて忙しかった。
・スケジュール検討
前半スケジュールは、到着よりずっと前にデイリースケジュールを作成
運用難易度が徐々に上がっていくように工夫
後半スケジュールは、到着後にリュウグウの自転軸方向に応じて、
スケジュールを決定する方針、組み換え方式

・コンティンジェンシー計画
不測の事態が発生した場合の計画も作っておく。

新聞などで、緊急上昇すると失敗したように報道していますが、
探査機の安全を確保する為に変更しているのであって、失敗では無いとの事。

運用訓練は、「LSS」(Landing Site Selection:着陸点選定)訓練と
「RIO」(Real-time Integrated Operation:実時間統合運用)訓練。
RIO訓練は48回、仮装リュウグウ、Ryugoidを使って行ったそうです。

それだけの下準備があったからこし、1年半で帰還が出来たと。
NASAのオサイリス・レックス、約1年前にベンヌに到着しているのに、
未だ着陸地点が決まっていないと言われて、納得。

リュウグウ到着後、接近して徐々に鮮明になってくるリュウグウ。
今思えば、一番ワクワクしていた時期とのコメントには、涙……

小惑星リュウグウの全貌が、次第に明らかになっていくなかで、
唯一良かったところが、自転軸が軌道面垂直であった事だそうです。
無間地獄、平らなところなどどこにも無い!
1、岩の少なそうな場所を探す
2、近寄って撮影してみる
3、岩の多さに愕然とする
の繰り返しだったらしい……
安全にタッチダウンするのに、65cmを超える岩は危険。
機体下面が岩に当たると、損傷する可能性があるから。

着陸地点を決めるまでも大変なのに、
最初のタッチダウン開始予定時間に動かなくて、
5時間遅れで開始したけれど、2分ぐらい前まで設定していた。
TD1で光学系のセンサーが曇って、何10%も低下してしまい、
TD2では高度を下げて測定していたなど、
今回、聞いた話だけでも、リュウグウを攻略するのが、
如何に大変だったのかと、思わせるものでした。
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三鷹・星と宇宙の日2019 おまけ [講演、特別・一般公開]

実は、三鷹キャンパスに到着したのが11時頃、ちょうど食堂の開始時刻。
そーゆー訳で真っ先に向かったのは、食堂があるコスモス会館でした。
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このメニューには書かれてないけど、私が選んだのはブラックチキンサンド。
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こちらは食堂の席でお隣さんの、天文台プレート オムハヤシコロッケ
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お互いに交換して写真撮影会となりました。
ブラックチキンサンド、結構ボリュームがあって、
1個でお腹いっぱいになったので、両方は無理でした。

売店にあった、国立天文台公式望遠鏡。
欲しかったけれど、これを持ち歩きする気力・体力、
共に無かった為、今回はお見送り。
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インフォメーションのテント横にあった傘。
ロゴに注目。
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電波望遠鏡の折り紙図。
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毎度の事ながら、こーゆーのを考える人は本当に凄いと思う。
空間認識能力が足りないせいか、子供の頃から折り方の図を見ても、
頭の中で上手く展開出来ないんですよね。
ちなみにこの折り紙のイベント、対象は小学生以上……
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国立天文台のサイト、望遠鏡のペーパークラフトから、
型紙をダウンロード出来ます。
会場にて展示されていたのも幾つかあります。

各所で配布された品々。
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クリアファイル以外は、スタンプラリーやアンケート、
クイズに参加してもらったものです。
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三鷹・星と宇宙の日2019 その2 [講演、特別・一般公開]

展示室
ロビーには次世代超大型望遠鏡TMT関係の展示。
TMT用のセグメントミラー
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TMTペーパークラフト。作られた方、尊敬致します。
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TMTクイズが行われていたので、参加してきました。
中の展示の一部
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南棟
ロビーの銀河探しゲームに参加。上級は結構難しい。
CfCA計算機室のツアーは、定員15名なので相当前から並ばないと無理。
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なので、外から覗くだけ。
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中央棟講義室
太陽観測衛星「ひので」可視光・磁場望遠鏡。
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ここでは「ひので」の他、次期SOLAR-C_EUVSTの計画、
気球や観測ロケットによる太陽観測のコーナー。

歴代の太陽観測衛星の名称もあって、そこで担当者から聞いたお話。
衛星の名前は打ち上げが成功してから、発表されます。
「ようこう」打ち上げの時は英国にいて、衛星の名前を知る前に、
外国の方から日本では太陽の事を「Yohkoh 」と言うのか。
と、訊かれたけれど「ようこ」に聞こえたせいで、
しばらく意味がわからなかったそうです。
「ようこ」だと、人名を思い浮かべちゃいますよね……

ミニ講演、最後の回に参加
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これまでの太陽のコロナの観測方法。
新しいコロナ観測のための、技術実証・観測ロケット実験FOXSI。
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実験に使い、回収された機器。
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ロケット実験FOXSI-4も動き出しているそうです。

開発棟
実験装置展示、デモ加工などを見られましたが
3Dプリンターで作成された物や作り方。
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3Dプリンターの種類
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製作途中と完成品
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加工も色んな機器があって、解説してくれるし、
不明な事も訊ねれば教えてくれるので、素人でも楽しく見学。

ゆにたま
グラウンドで17時30分から1時間、
直径4mの巨大バルーンを使って様々な宇宙の姿を描く。
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寒かったのと18時を回ったので、途中で撤退。

帰り際、ロータリーから。
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正門
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初めてだったので、とにかく歩き回ったけれど、
施設も全部は回れなかったし、講演・ミニ講演・ショートトークが、
何ヶ所かで行われていましたが、参加出来たのは1つだけでした。
Mitaka VRも観たかったし、分身の術が欲しかった……
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三鷹・星と宇宙の日2019 その1 [講演、特別・一般公開]

本日、国立天文台三鷹キャンパスで開催された、
三鷹・星と宇宙の日2019に行ってきました。
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10/25のプレ公開は、豪雨の為中止。
今日は晴れのち曇りの為、50センチ公開望遠鏡の天体観察は中止。
他の観察も、途中から施設見学のみになってしまったけれど、
企画展示は全部行われていました。

パンフレットと同じ配置図
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第一赤道儀室
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三鷹キャンパス最古の観測用建物。
普段の見学時も、定期的に太陽観察会を開催しているそうです。
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この時は晴れていたので観察出来たのですが、黒点が無い為、真っ白。
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三鷹で最も古い観測用建物だけあって、屋根を開けるのも手動。
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望遠鏡の架台は重錘時計駆動赤道儀、その名の通り錘が使われています。
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天文台歴史館、こちらも毎日見学出来る施設で、
研究観測は終了していますが、65センチメートル屈折望遠鏡はとにかくデカい。
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歴史を感じさせる、クロノメーターと手回し計算機
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ガリレオの望遠鏡精密復元
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観測床の下はこんな感じですが、静態保存されているので動きません。
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太陽フレア望遠鏡
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ヘリオスタット
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実は、望遠鏡もヘリオスタットも、本体が移動するのではなく、
後ろにある倉庫(?)が前後に動くのです。
良く考えてみれば、天体観測機器を動かす訳が無いのですが、
動画を初めて見た時には、倉庫が動く!?と、目が点状態に。

重力派実験棟(TAMA300)
重力波検出器KAGRAのプロトタイプとなったレーザー干渉計。
入場時間ぎりぎりの15時30分にいって、約30分並びました。
まずは上から見下ろす感じ。
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続いて横から。先程丸く見えたタンクのあたり。
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300m先まで続いています。
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反対側
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移動用自転車
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確かに器具とか持って片道300m歩くのは、大変ですよね。
大型施設には欠かせない乗り物。

50センチ公開望遠鏡
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残念ながら曇り空になってしまった為、望遠鏡の見学のみでした。
50cm反射望遠鏡
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展望会は月に2回、第2土曜日の前日の金曜日と、
第4土曜日の夜に行われていますが、事前予約が必要です。
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筑波宇宙センター特別公開 2019 その2 [講演、特別・一般公開]

とにかく広い、筑波宇宙センターなので、全部観て回るのは不可能。
朝配布の整理券が必要なトークショーは無理だし、
運用管制室見学ツアーは70分待ちだったので諦めて、
取り敢えず、観て回れそうな物をセレクト。

宇宙開発のいま・むかし
米露の宇宙服があって、花々の名がついた初期の人工衛星達も。
ロシア宇宙服
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船内与圧服(オレンジスーツ)
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NASA宇宙服
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電波層観測衛星うめ
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他にも、さくら、ふよう、あじさい、みどり、
そして、現在稼働中のしきさいのセンサもありました。

3D映像で体験~「こうのとり」運用の歴史
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こうのとり打上げ10周年。
愛称応募したのも、懐かしい思い出。
3Dプリンタで出力した「こうのとり」塗り絵体感は終了していましたが、
出来があまりに見事だったので、写真を撮らせてもらいました。
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そして、ぼくがHTVです~宇宙船「こうのとり」のお話~主役の彼の姿が!
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絵本の彼ですよね?と訊いたら、そうです。との答えが。
2012年発売の本で、健気なHTV1号機のお話です。
2012.5.15に感想アップしています)

JAXAとトヨタ、有人与圧ローバの模型。
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HTV搭載小型回収カプセル 2018.11.11帰還
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中に入っていた3重の魔法瓶
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イントボール、3Dプリンタ製作のも。
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骨格のみ次世代のイントボールは、一回り大きめでした。
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他にもミニ講演に参加したり、買い物したりしましたが、
半分どころか1/3も回れまれなかったけれど、宇宙三昧の楽しい1日でした。
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筑波宇宙センター特別公開 2019 その1 [講演、特別・一般公開]

筑波宇宙センター特別公開に行ってきました。
用事を済ませてからだったので、到着したのは11時半頃。
つくば駅から無料送迎バスを使ったのですが、
何と、路面バスでは無く、観光バス……
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帰りにはバス乗り場に、色んな会社の観光バスが、
代わる代わるやってきて、何とも贅沢な無料送迎でした。

到着して真っ先に行ったのが、食堂。
特別公開メニューがありました。
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暗黒のビーフステーキ丼。
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凄い勢いでステーキ焼いていたけれど、カレーなどと比べると、
作るのに時間はかかる為、結構、並びました。
代金の支払い、キャッシュレスもOKでした。

今回は、事前応募イベントの
「環境試験設備ツアー~人工衛星の開発現場を見に行こう!~」
13:30開始の回に当選しました。
・イベント内容
人工衛星の開発現場にご招待いたします!
クリーンルーム内から環境試験設備を間近で見学できる、初めてのツアーです。
見学予定設備:13mφスペースチャンバ、大型振動試験設備、
小型振動試験設備、音響試験設備
★参考映像
JAXA 環境試験技術ユニット Environmental Test Technology Unit
この映像を見るだけでもテンションがあがります。
S-10(総合環境試験棟)
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クリーンルームなので、靴カバー、帽子、上着を纏って入場。
写真撮影は当然、不可だったけれど、
通路の天井の高さは18.5mで、18mのガンダムが入ります。
との説明には、思わず笑いが……

13mφスペースチャンバ、間近で見ると凄く大きい。
擬似太陽光を当てる箇所が、黒く丸い焼け跡になっていて、
太陽光の強さを改めて実感。
ここで記念撮影してもらって、帰りに頂きました。

音響試験設備、反響が良くて、皆で手を叩いて響きを確認。
2重の扉で締め切るので、外に音漏れは無いとの事。
ロケットの打ち上げ時にかかる、周波数毎の音と、
全部合わせた音を聞かせてもらいました。

大型振動試験設備、縦揺れと横揺れ用があって、
実際に試験中の画像を見せてもらいました。
地震のように、大きくゆっくりした動きではなく、
細かく素早い震動なので、最初、動いているのがわかりませんでした。

小型振動試験設備は、衛星そのものではなく、
搭載する機器などの試験用。

環境試験設備ユニットは、
広く一般の振動試験にも対応可能しているらしいです。

構内シャトルバスがあるぐらいなので、自転車は必需品のようです。
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筑波宇宙センター特別公開 2012春の時にも、
内部見学ツアーに参加しましたが、クリーンルームへは立ち入り不可。
でも、あの時は稼働前のだいち2号の機器の一部を見られたので、
やはり貴重な体験には、変わりは無いのでした。
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はやぶさ2トークライブ 番外編 その2 [講演、特別・一般公開]

続いて、「はやぶさ2」の広報・アウトリサーチ活動を振り返る。
講師はIES兄こと、細田聡史氏。

まず、はやぶさの時代、ネットの変化と帰還時のアウトリサーチ。
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はやぶさの帰還時は、あかつき・IKAROSと合わせて、
本当にJAXA発信のツイッターには、お世話になりました。
彼らの情報を知りたくて、ツイッター始めた一人です。

はやぶさからはやぶさ2へ
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広報として行ったもの
・記者説明会(14ヶ月で34回!?)は、説明資料と動画コンテンツを即日アップ。
・国会疑心への投げ込み説明チラシ
・スイングバイキャンペーン
・トークライブ 14回
・ネット中継
 ネット中継練習(タッチデウンリハTDL-R3)、第1回タッチダウン中継
 衝突装置SCI分離中継、第2回タッチダウン中継
・Youtubeでの動画、ライブ配信、ショートムービー jaxasgmで配信
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はやぶさ2の運用をしながらの広報活動。
素早い情報公開は、非常にありがたいのですが、
反面、行う人の個人負担が重いのではないかと、心配になりました。
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スライドを使って、物語のように石が語るものの説明が語られます。
隕石は太陽系のはじまりや、水や有機物を含んでいたりするけれど、
どこから来たのかは、わからないとも。
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リュウグウについて聞いてみたい事とは。
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結論
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保管、特別室でお休みくださいには、笑ってしまった。
でも、実際に今でも月のサンプルが、検査法の進化により、
新たな発見がされているので、次の時代に使えるようにするのは大切な事。

最後は質疑応答の時間。
そこであった、リュウグウの北極・南極の画像ですが、
天頂から撮る事は出来ないそうです。
太陽電池パドルの関係らしい。

はやぶさ2がリュウグウで運用している中での、トークライブ。
ありがとうございました。

そして、今日のツイッターで、「本日(8月26日)の運用で、
サンプルキャッチャーを帰還カプセルに収納しました」報告が!
カプセルの地球帰還準備が完了したそうです。
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はやぶさ2トークライブ 番外編 その1 [講演、特別・一般公開]

本日、相模原市立博物館で開催された、はやぶさ2トークライブ 番外編
電話申込が初日のお昼で、定員に達したと言う人気ぶり。
朝一で申込して、本当に良かった……
今回のトークライブは3本立て。
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配られたバンフはこちら。
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過去に行われたはやぶさ2トークライブのリストや、
トークライブ シーズン2のお知らせなどがありました。
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小惑星探査の必要性と、科学について
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そして、はやぶさ2の意義。
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こーゆーのをしっかり広めないと、一過性になってしまい、
今後に繋がらなくなるんですよね……

リュウグウを最初捉えた画像から始まり、6/27リュウグウ到着、
物理観測、MINERVA-Ⅱ1運用、MASCOT運用、ターゲットマーカ投下、
着地点選定、第1回タッチダウン、衝突装置による人工クレーター形成、
衝突装置運用、第2回タッチダウンまでの解説。
6月に到着したので、1年2ヶ月の間で、ここまで行っていると言う……
リュウグウ到着、第1・2回タッチダウン成功の記念写真は、本当に嬉しそうでした。
今後、MINERVA-Ⅱ2運用が行われる予定。

先日の記者会見で発表されましたが、再突入カプセルは、
初号機と同じく、オーストラリアのウーメラ砂漠になるそうです。
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リュウグスの地名と、人工クレーター関連の地名。
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ニックネームもありますが、クレーター名などは正式名称。
海外の方も使用する訳でして、学会などの発表で、
「ウラシマクレーター」「キンタロウクレーター」などの単語が飛び交うのか……
人工クレーターの「おむすびころりんクレーター」は、
SICクレーターも使われるみたいです。
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