第4回宇宙フェスタさがみはら その1 [講演、特別・一般公開]
12/7、相模原市釣博物館の第4回宇宙フェスタ相模原に行ってきました。
この日の朝10時から発売になるチケットをコンビニで確保する為、
早めに自宅を出たので、着いたのが12時半過ぎでしたが、
既に順番待ちの列が出来ていたので、いそいそと並んで順番待ち。
今回は講演の写真は不可ですが、開始前の展示などは撮影OKでした。
小惑星イトカワとリュウグウ。
縮小率は違いますが、表面の色は似せてあるそうです。
リュウグウ、本当に真っ黒。
「はやぶさ2」による難攻不落の「リュウグウ」の攻略
はやぶさ2プロジェクトエンジニア 佐伯孝尚
はやぶさ2の特徴、多彩な飛び道具と言う事で、
ターゲットマーカ、ミネルバ、インパクタなどの他に、
まだ飛び出してはいませんがと、再突入カプセルを紹介したのは笑った。
リュウグウ到着前、全く暇では無くて忙しかった。
・スケジュール検討
前半スケジュールは、到着よりずっと前にデイリースケジュールを作成
運用難易度が徐々に上がっていくように工夫
後半スケジュールは、到着後にリュウグウの自転軸方向に応じて、
スケジュールを決定する方針、組み換え方式
・コンティンジェンシー計画
不測の事態が発生した場合の計画も作っておく。
新聞などで、緊急上昇すると失敗したように報道していますが、
探査機の安全を確保する為に変更しているのであって、失敗では無いとの事。
運用訓練は、「LSS」(Landing Site Selection:着陸点選定)訓練と
「RIO」(Real-time Integrated Operation:実時間統合運用)訓練。
RIO訓練は48回、仮装リュウグウ、Ryugoidを使って行ったそうです。
それだけの下準備があったからこし、1年半で帰還が出来たと。
NASAのオサイリス・レックス、約1年前にベンヌに到着しているのに、
未だ着陸地点が決まっていないと言われて、納得。
リュウグウ到着後、接近して徐々に鮮明になってくるリュウグウ。
今思えば、一番ワクワクしていた時期とのコメントには、涙……
小惑星リュウグウの全貌が、次第に明らかになっていくなかで、
唯一良かったところが、自転軸が軌道面垂直であった事だそうです。
無間地獄、平らなところなどどこにも無い!
1、岩の少なそうな場所を探す
2、近寄って撮影してみる
3、岩の多さに愕然とする
の繰り返しだったらしい……
安全にタッチダウンするのに、65cmを超える岩は危険。
機体下面が岩に当たると、損傷する可能性があるから。
着陸地点を決めるまでも大変なのに、
最初のタッチダウン開始予定時間に動かなくて、
5時間遅れで開始したけれど、2分ぐらい前まで設定していた。
TD1で光学系のセンサーが曇って、何10%も低下してしまい、
TD2では高度を下げて測定していたなど、
今回、聞いた話だけでも、リュウグウを攻略するのが、
如何に大変だったのかと、思わせるものでした。
この日の朝10時から発売になるチケットをコンビニで確保する為、
早めに自宅を出たので、着いたのが12時半過ぎでしたが、
既に順番待ちの列が出来ていたので、いそいそと並んで順番待ち。
今回は講演の写真は不可ですが、開始前の展示などは撮影OKでした。
小惑星イトカワとリュウグウ。
縮小率は違いますが、表面の色は似せてあるそうです。
リュウグウ、本当に真っ黒。
「はやぶさ2」による難攻不落の「リュウグウ」の攻略
はやぶさ2プロジェクトエンジニア 佐伯孝尚
はやぶさ2の特徴、多彩な飛び道具と言う事で、
ターゲットマーカ、ミネルバ、インパクタなどの他に、
まだ飛び出してはいませんがと、再突入カプセルを紹介したのは笑った。
リュウグウ到着前、全く暇では無くて忙しかった。
・スケジュール検討
前半スケジュールは、到着よりずっと前にデイリースケジュールを作成
運用難易度が徐々に上がっていくように工夫
後半スケジュールは、到着後にリュウグウの自転軸方向に応じて、
スケジュールを決定する方針、組み換え方式
・コンティンジェンシー計画
不測の事態が発生した場合の計画も作っておく。
新聞などで、緊急上昇すると失敗したように報道していますが、
探査機の安全を確保する為に変更しているのであって、失敗では無いとの事。
運用訓練は、「LSS」(Landing Site Selection:着陸点選定)訓練と
「RIO」(Real-time Integrated Operation:実時間統合運用)訓練。
RIO訓練は48回、仮装リュウグウ、Ryugoidを使って行ったそうです。
それだけの下準備があったからこし、1年半で帰還が出来たと。
NASAのオサイリス・レックス、約1年前にベンヌに到着しているのに、
未だ着陸地点が決まっていないと言われて、納得。
リュウグウ到着後、接近して徐々に鮮明になってくるリュウグウ。
今思えば、一番ワクワクしていた時期とのコメントには、涙……
小惑星リュウグウの全貌が、次第に明らかになっていくなかで、
唯一良かったところが、自転軸が軌道面垂直であった事だそうです。
無間地獄、平らなところなどどこにも無い!
1、岩の少なそうな場所を探す
2、近寄って撮影してみる
3、岩の多さに愕然とする
の繰り返しだったらしい……
安全にタッチダウンするのに、65cmを超える岩は危険。
機体下面が岩に当たると、損傷する可能性があるから。
着陸地点を決めるまでも大変なのに、
最初のタッチダウン開始予定時間に動かなくて、
5時間遅れで開始したけれど、2分ぐらい前まで設定していた。
TD1で光学系のセンサーが曇って、何10%も低下してしまい、
TD2では高度を下げて測定していたなど、
今回、聞いた話だけでも、リュウグウを攻略するのが、
如何に大変だったのかと、思わせるものでした。
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