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うらわ美術館 MUCHA(ミュシャ) グラフィック・バラエティ [展示・展覧会]

うらわ美術館で開催中のMUCHA(ミュシャ) グラフィック・バラエティ。
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本展では、既によく知られた商業ポスターだけでなく、
本、雑誌、ポストカード、切手、紙幣、メニューや商品パッケージなどのほか、
ミュシャ様式の教科書ともいうべき図案集『装飾資料集』(1902)
全ページの公開を含む約550点の作品を展示します。(公式サイトより)

ポスターをメインにする展示が多い中、
本、雑誌、ポストカード、切手、紙幣、メニューや商品パッケージを、
展示しているとあったので、違う切り口でミュシャを見る事が出来る。
そう思って行ったのですが、予想以上の展示に圧巻。

以前、国立新美術館のミュシャ展で「スラプ叙事詩」と共に、
チェコ時代の切手や貨幣は観ていましたが、
本や雑誌をここまでの品数、揃えてくれたのは初めて。
グラフィックデザイナーとしてのミュシャの魅力満載。

そして、「装飾資料集」だけでなく「装飾人物集」全ページ公開。
この時代のフリー素材って考えると、計り知れない価値があったかと。
思わず、全ての展示を見終えた後、戻ってもう一度観てしまいました。

処で友人の素朴な疑問、貴重な本を解体したって事!?
学芸員さんに、確認してくれば良かった……

この展示会、特に気に入った作品1点、撮影が出来るのです。
(撮影禁止マーク付きの作品は除く)
私的な目的のみ使用出来て、ブログやSNS等へは、利用者の責任において行う。
コロナ禍の影響で、美術館への来館が難しい現状での、
特殊なケースとしてですが、美術館・主催者の方々の配慮に感謝致します。

そーゆー訳で、約550点の中から選んだ作品。
書籍「舞台衣装」から抜粋
イザナギとイザナミの舞台衣装
 1890 書籍挿絵
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今から100年以上も前、ミュシャが日本神話の舞台衣装を描いていた。
それに至るまで、一体どのような経由があったのでしょうか。
実際に舞台化したのかはわかりませんが、あれこれ思い描くだけでも楽しい。

グッズも色々ありましたが、購入したのはこちら。
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観覧済の有料観覧券の提示により、リピーター割引があるので、
もう一度と思われる方は、間違って処分しない事。

同美術館がある浦和センチュリーシティ、
ロイヤルパインズホテル浦和では、
ミュシャの料理とスイーツフェアが開催中でした。
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