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俺がついてないと相当ヤバいだろう [仮面ライダーオーズ]

仮面ライダーオーズ 第47話「赤いヒビと満足と映司の器」
あらすじは、テレビ朝日:仮面ライダーオーズ STORY 参照

真木に紫のコアメダルを投げ入れられ、ついにグリードと化して暴走した映司。
グリードからプトティラへと変身し、アンクも本気で攻撃するのだが、
映司との記憶が甦り、アンクは熱球を逸らしてしまう。
「映司……力が欲しいなら、こんな程度で暴走してんな!」
と、怒りの鉄拳を食らわせて、映司が変身を解除する。

今回も怒涛の展開で、真木がアンクのコアメダルにヒビを入れ、
力が欲しいと自覚した映司と、嗾ける鴻上会長。
仲間として映司のグリード化を止めようとする、伊達と後藤。
そして、知世子に映司、アンク、兄の、
全てを諦めず欲張れるのは貴女だけと言われる比奈。
それぞれの立場と想いが重なりあい、終末は間近に。

コアメダルを傷付けられたのに、そこに至るまでの己の行動に、
グリードなのに満足しているアンクの元に、現れた比奈。
「お前、どうして?」
「もう一度、話したくて」
けれど、セルメダルを撒き散らしているアンクが、普通じゃないと気付き、
「これ、どうしたの?」
「別に。この身体は何とも無いから、安心しろ」
比奈はアンク自身を心配しているのに、全くわかっていない。
「もうすぐ返す」「要らなくなる」
アンクも兄も、と思った比奈には、残酷な言葉が続いて……

手にした力で世界の終末を止めようと、暴走する映司に、
「馬鹿野郎!その手、見てみろ。
その手で何を掴むってんだ。何を守る、どこに届く」
映司を叱り付け、目を覚まさせようとする伊達。

彼が登場してから、オーズが面白くなってきたと感じたのですが、
好青年である映司に対して、歪んでいると言えるのは、
現実の前に己の力不足を知り、それでも立ち上がった彼ぐらいしかいなかった。
比奈にしろ後藤にしろ歳が近すぎるし、何より経験が足りない。
知世子はグリードとの戦いに関して部外者だったから、無理だったし。

目を逸らし、蓋していた欲望を知って、グリードと化しても力を求める映司。
映司からの「ありがとう」と、比奈の「それって、死んじゃうって事?」
既に物では無く「命」あるものして、受け入れられていたと知るアンク。
人間とグリード、逆転していく2人の立場。
「アンク、どこ行くの?」
「戻る」「え?」
「俺がついてないと相当ヤバいだろう。あの使える馬鹿は」
セルメダルを撒き散らしている危ない状況なのに、
映司の元へ向かうのは、どのような想いがあっての事なのか。

どのような決着となるのか、あれこれ予想をしつつ、
最終回の放送を心待ちにしています。
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