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日本の石はひすい [鉱物・化石]

「日本の石」はひすい 日本鉱物科学会が選定
日本鉱物科学会が、ひすいを「日本の石」に選定しました。
学会の一般社団法人化に伴う記念事業の一環として会員、
一般からの投票をもとに総会で決定しました。

選定は「日本で広く知られている国産の美しい石であること」
「鉱物科学や地球科学の分野はもちろん、他の分野でも世界的な重要性を持つこと」
などの観点で行われていました。

日本の石が決まったそうです。
国花(サクラ)、国鳥(キジ)、黒蝶(オオムラサキ)など、
国を代表するものとして色々あるから、石、鉱物があってもおかしくは無いと。

候補に挙がっていたのは、
花崗岩・輝安鉱・自然金・水晶・ひすいの5つ。
どれがなっても妥当な選択ですが、この中だと、
アクセサリーなどとして身近にあり、一般に持っている人が多いのは、ひすい。
国産ではないけれど、私も指輪やペンダント、印鑑など持っています。
そーゆー思惑もあるのかなと、思わなかったり。

余談ですが、国花など念の為、間違いないか検索していたら、
何と、日本には国菌もあるのだとか。
それは、「麹菌(こうじきん)」
醤油、味噌、日本酒、みりん、米酢など、和食に不可欠の調味料は、
麹菌による賜物なだけに、思いっ切り納得。
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第4回埼玉ミネラルショー [鉱物・化石]

大宮ソニックシティで開催中の第4回埼玉ミネラルショーへ行ってきました。
開場の20分ぐらい前に着いたら、先着来場者プレゼントを頂きました。
2日は国産鉱物で、私達は糸魚川の翡翠。
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友人が肌触りや質感がちょっと違うと言って、不思議がっていました。
研磨する前の翡翠って、あまり触れる事、ないからなぁ……
入場証は紙ではなく、ゴムバンドだったので、
再入場の時、チケットを探す手間が省けて楽でした。

入場前に並びましたが、地方のイベントとあって、
都内の大規模なイベントのように、擦れ違うのも大変な混み様では無く、
落ち着いて見て回る事が出来ました。
ちらしにも載っていた、特別展示の巨大アメジストドーム。
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ミニ座布団が用意されていて、中に座る事も可能。
クラッシャー&トラブルメーカーな私は、観るだけにしておきました。

同時開催で埼玉ヒーリングマーケットがやっていまして、
入場無料のフロア内では、スペースは区分けされていますが、
鉱物やアクセサリー販売と、各種占いや整体が行われると言うカオス状態。
鉱物モチーフの和菓子が10種類が販売中。(掲載許可、頂いてます)
光が反射して見えない物はローズクォーツで、次の写真にあります。
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珈琲か抹茶とセットで、その場で頂く事も出来ます。
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薔薇は個人的にはデザートローズのイメージ。

購入したのは、ヒマラヤ岩塩。
日本では食用基準が厳しいので、食用ではなく入浴剤として売られてしました。
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アーカンソー水晶のクラスター。
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大きさがほぼ一緒で、無色と色付きのクラスターどちらかで迷っていたら、
金色の方はヒーリングとして使われるとか何とか説明があったのですが、
鉱物に癒しを求める気は無い身としては、正直、勘弁してくれ状態。
もっとも、販売する側は科学的知識だけではなく、
そっち系の知識まで求められるのは、大変だろうと思わなかったり。
結局、有色透明が好きなので、色付きにしました。
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第24回東京ミネラルショー その2 [鉱物・化石]

特別企画展示「蛍石の魅力~フローライト~」
フランス産のフローライトの展示で、産地説明の図。
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入場パンフレットにも載っています。

ピンクフローライト
残念ながら撮影の腕が悪くて、上手く撮れていませんが、
実物はもっと透明度が高く綺麗なピンク色をしています。
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こちらもやはり、実物は以下同文。
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他にもありましたが、自分が撮った写真だと、
美しさが伝え切れなくてのが哀しい……
フローライトの美しさと多様さに、見惚れてしまいました。
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第24回東京ミネラルショー その1 [鉱物・化石]

池袋で開催中の第24回東京ミネラルショーへ行ってきました。
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チケット売り場の列、朝はほとんど無くて、
前売り買った人が多いと思ったら、帰りは結構、並んでいました
それでも、昨年までに比べると、半分以下でしたが。

今年はフローライト、しかも産地表示が欧州が多くて、
イングランド産と明記しているのは、初めて見た気が……
もっとも、フローライトはあまり注意してみていなかったから、
単に気付かなかっただけかもしれませんが、
特別展がフローライトなので、各店舗が目立つように置いている感じ。
フローライトを収集するなら、狙い目かも。

集合しているアンモナイト。
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横幅1m以上あって、重量を支えている木箱は滅茶苦茶頑丈そうでした。
お値段も6桁。

㈱Aプロデュース様展示の、オーストラリア産オパール。
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銀の模様はアボリジニ由来のものだそうです。

今回も、2時過ぎに撤退。
午後になると人混みが酷くなるのと、
アクセサリーやルースは基本飛ばし見なので、
以前より時間がかからなくなりました。
それに毎回来ているけど、年々値上がりしている感があって、
友人はついに、今回購入無しでした。

本日の収穫品。
コンゴ産シトリン(スモーク入り)と山口県産煙水晶
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葉脈のペンダントトップと翡翠の指輪
ペンダントは午後になったら50%オフだったので、泣きました……
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第28回東京国際ミネラルフェア [鉱物・化石]

第28回東京国際ミネラルフェアに行ってきました。
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前日の夜に土砂降りでかーなーり涼しく、
展示場へ行く途中の地下入り口では、雨漏り注意表示とバケツが……
開場15分前に着いたら、列が外の階段下まで繋がっていて、友人と唖然。
最終的にはどこまで並んだのかは不明ですが、
天気の良い日曜の明日は、どうなるのか。

そんな訳で、会場内は朝から混雑ぶりが凄かったです。
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それでも、気温が低かったので、汗だくとは無縁で済みましたが、
人混みと他に用事があったので、食事を早めにとって一休み後、
1時半ぐらいで引き上げました。

特別展は「鉱物の不思議で美しい模様と結晶」
模様も結晶も個人好みの有無があるので、一概にどれが美しいとは言えませんが、
コレクションだけあって、見応えがありました。
ただ、個人的にペイズリー柄や、マラカイトのような模様が感覚的に駄目なので、
苦手感が無けれぱ、もっと見応えがあったと思うと、残念。

紫水晶。小さな水晶が生まれているように見えて綺麗でした。
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商品ですが、手が出ないとわかっていたので、目の保養と記念撮影。

巨大玉は名前聞いたけど、英語で聞き取れませんでした。
後ろのピンクこの鉱物は、ロードクロサイト。
コントラストが美しかったので、一緒に。
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今回購入したのは、インド中央地産の水晶、右下のはオマケで頂きました。
ラブラドライトのペンダントトップ。
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水晶は最初、アメジストフラワーに目が行って、
ふと隣を見れば、無色だけと立体的なフラワーがあったと。
透明度が高くて、丸く切り出したのが幾つかあったけれど、
結局、最初に惹かれた物になるのは、お約束(値段の限度はありますが)
ペンダント・トップも、均一価格の中で同じ理由で選びました。

日本手ぬぐい
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2階で売られていまして、4種類のうちの2枚。
三葉虫の大柄は、ちょっと怖かった。
ちなみにセレクションは、社長の趣味だそうです。
何か他にご希望はありますかと聞かれたので、ピカイアを推薦してきました。
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色覚は3億年以上前から存在か [鉱物・化石]

色覚は3億年以上前から存在か、魚の目の化石が示唆
研究チームは、恐竜が現れるはるか以前に生息していた棘魚(きょくぎょ)の
一種の化石を分析し、光を感受する「棒状」と「円錐状」の
視細胞を発見した。これら「桿体(かんたい)」細胞と
「錐体(すいたい)」細胞とみられる構造は、
これまでに発見された中で最古のものという。

ハミルトン採石場で発見されたAcanthodes bridgeiの化石標本には、元の目
の色と形、さらには光を吸収する網膜色素などの要素が保持されていた。

視覚は5億2000万年以上前から存在したと考えられているが、
見つかった化石は色を感知する受容体についての世界初の直接証拠だという。

自分が見ている色を、他人は同じように見えているのか。
これはTV画像を複数のTVに流しても、同じに見えるのと一緒。
と、言う説明を受けた事があります。
勿論、TVの性能によって、鮮やかだったり、暗めだったり、
映し出される色も多少の変化があるのは、家電屋へ行ってみればわかるとおり、
人によっても微妙に異なっているけれど、大まかには同じに見えていると。

色を認識する能力。
これがあるからこそ、色とりどりの動植物が生息している訳ですが、
虫などでは人が見えない紫外線も捉えられるものがいますし、
逆に犬のように、狭い色彩しかわからない動物もいます。
人類はどのような選択をして、今の可視光の範囲が決まったのでしょうか。
虹が七色で無い世界、ちょっと不思議な気がします。
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第23回東京ミネラルショー [鉱物・化石]

第23回東京ミネラルショーへ行ってきました。
こちらは途中にある道案内。
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ちなみにチケット売り場の列、朝・昼・帰りと、いつ見ても何列も並んでいました。
前売券、コンビニでも買える様になったのが、まだ知られていないようです。
それでも、3階のスペースが広くなったからか、
中の人ごみは多少緩和されていた感じでした。

円安で高めになっている店も有ると聞いていたので、
値段確認はお忘れなく。
一緒に行った友人は、海外旅行で手元に残ったドル、
持ってくれば良かった!と、悔やんでいました。

以前は夕方までいたけれど、今回は2時過ぎに撤退。
アクセサリーやルースは基本飛ばし見で、
気になった店だけ立ち止まるので、店は増えたけれど、
見て回る時間が増えた訳でないと。

特別企画展示はアンモナイト。
モンスターアンモナイト、とにかく大きくて1枚のプレートでは、
取り外し不可だったそうで、石版って小さくても重いですからね……
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アンモナイトとアルキメデスらせんの説明。
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他にも展示があり、中には300万円の価格付きも。
友人と、値段より何より、自宅に置くスペースが無いよね。
と笑ってしまうような巨大さでした。

本日の収穫品。
中国四川省レッドファントムクォーツと、貝のペンダントトップ
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第27回東京国際ミネラルフェア おまけ [鉱物・化石]

ミネラルフェアの会場で見かけた新キャラ、TIMAザウルス。
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名前公募していたみたいで、グッズも売られていました。
階段降りる時に両脇支えられていたのに、この後、
この場所で子供達と記念撮影していました。
中の人、かーなーり怖かったのでは……
ポスターにも登場。アンモナイトを始め、色々関連しています。
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土・日は無料講演会が行われました。
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ただ、先着順と言うので申込しようとしたら、あっちこっち状態で回されたので、
スタッフの人に受付場所を周知して欲しかったです。

土曜日は「生きた化石シーラカンス」
講師は、アクアマリンふくしまの岩田雅光氏。
シーラカンスについて、映像を交えての講演でしたが、
水族館の方なので、人に説明するのがとても上手く、
アフリカ・インドネシアでの発見時のエピソードなど、笑える話も多かったです。

シーラカンスの遊泳する姿を捉えた映像を見ましたが、
独特な鰭の動きがわかるよう、スロー再生しているのかと思うほど、
悠然とした泳ぎで、美味しくないから生き延びた説、信じたくなるような……
ただ、逆に激しく動かないし、深海で水温も低く、
新陳代謝が抑えられているので、餌を大量に摂らなくても良いらしいとか。

あと、ロボットカメラでシーラカンスを探す苦労話も。
深海は暗く、シーラカンスはライトに照らされると目が光るので、
それ目指していくけれど、他の魚・サメ・エイでも目が光る種類がいる為、
近付いてみると違ってましたと言うのが、多々有るそうです。
講演会、来年も開催して頂けると嬉しいです。
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第27回東京国際ミネラルフェア [鉱物・化石]

第27回東京国際ミネラルフェアに行ってきました。
梅雨入りした途端、雨三昧となってしまいましたが、
幸いな事にクロークで、傘を預けられるようになっていました。
以前、ショールやカーディガンを傘に引っ掛けられたりと、
危ない目にあっていたので、とてもありがたかったです。

会場は土曜日・土砂降りとあって、人混みは昨年ほどではなく、
冷房がびしばし効いていたのもあって、どこか穏やかな感じでした。
昨年は天気の良い日曜日だったので、比べる対象にはならないのですが。

巨大三葉虫。思わず、本物ですかと聞いてしまったほどでかい!
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売り物ですが、6桁となると……
有難く目の保養と、記念撮影をさせて頂きました。

特別展は「ザ・シーラカンス」
化石などの展示物の中に、ぬいぐるみが参戦。
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残念ながら、どちらも非売品。

そして、ノジュール割り体験コーナーに参加してきました。
選んだのはこの水晶。
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一番軽いのを選んだのですが、重い物の方が中が詰まっている可能性が高いから。
ただ、この判断がどうなったかと言うと……
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割るのは機械でやってもらったのですが、
薄過ぎて真っ二つでなく三つに割れてしまったのでした。
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その横に手で割る装備があったので、
どのようにやるのか、ノジュールを割る様を再現してもらいました。
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今回購入したのは、メキシコ産黒曜石。
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黒水晶は無理でしたが、こちらは手頃な価格でした。
ちょっとわかりづらいのですが、左側の方が角度によって、
金色の反射光が見える「ゴールドシーン」の黒曜石。
石に含まれている微細な泡(空隙)によるもので、
某クイズ番組でも取り上げられたそうです。

日本式水晶。
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最初見たのは平面のものでしたが、型が綺麗ですねと誉めていたら、
こちらもあるんですよと、紹介されたのがこちら。
最初に手にしていた物の倍以上の値段でしたが、
日本産の日本式水晶とあって、購入と相成りました。
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化石の競売中止、新たな博物館に寄贈 [鉱物・化石]

8500万年前の化石の競売中止、新たな博物館に寄贈
米サンディエゴ自然史博物館は、8500万年前の化石の
コレクションを12日に開館するカンザスシティーの博物館に寄贈した。
両博物館が11日、発表した。
サンディエゴ自然史博物館は当初、これらの化石を競売に掛ける計画だったが、
そうした貴重な資料は公有財産にとどまるべきだとして科学者らが反対。
これを受けて、昨年11月に方針を転換していた。

化石は競売に掛けられた場合、数十万ドルで落札されていた可能性がある。

博物館が資金を調達するためコレクションの一部を売却する
動きをめぐっては、関係者の間で議論を呼んでいる。

米国の博物館でも、ここまで貧窮しているのですか。
資金繰りに困っていなければ、大切なコレクションを売りはしませんよね。
たとえ保管庫に仕舞われていた物だったとしても。

でも、今回は思い留まってもらえたとは言え、
博物館の資金調達について、解決した訳ではなさそう。
今後、博物館がコレクションの売却せずに済むようになるのかは、
不透明なままのようです。
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