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化石の競売中止、新たな博物館に寄贈 [鉱物・化石]

8500万年前の化石の競売中止、新たな博物館に寄贈
米サンディエゴ自然史博物館は、8500万年前の化石の
コレクションを12日に開館するカンザスシティーの博物館に寄贈した。
両博物館が11日、発表した。
サンディエゴ自然史博物館は当初、これらの化石を競売に掛ける計画だったが、
そうした貴重な資料は公有財産にとどまるべきだとして科学者らが反対。
これを受けて、昨年11月に方針を転換していた。

化石は競売に掛けられた場合、数十万ドルで落札されていた可能性がある。

博物館が資金を調達するためコレクションの一部を売却する
動きをめぐっては、関係者の間で議論を呼んでいる。

米国の博物館でも、ここまで貧窮しているのですか。
資金繰りに困っていなければ、大切なコレクションを売りはしませんよね。
たとえ保管庫に仕舞われていた物だったとしても。

でも、今回は思い留まってもらえたとは言え、
博物館の資金調達について、解決した訳ではなさそう。
今後、博物館がコレクションの売却せずに済むようになるのかは、
不透明なままのようです。
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