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金星探査機あかつきトークライブ18 その1 [あかつきトークライブ]

金星探査機あかつきトークライブ18に行ってきました。
朝10時からなので、9時半前に淵野辺駅から歩いていたら、
途中の道で、園児を迎えに来た幼稚園バスと遭遇。
日曜なのに何故!?と、思いましたが、父の日参観だったようです。

今回のテーマは「探査機の構造」
講師は奥泉信克先生(JAXA)
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構造系の役割、機体を開発する
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この後、機体の組み立ての順序、搭載機器の配置、推進系の配置、
探査機とロケットの結合・分離、機体パネルの製造と、
図・写真のスライドを使って説明されたのですが、目が悪いので細部が見えない。
あかつき資料集として、纏めて発売して欲しいと本気で思いました。
搭載機器の配置は、あかつきペーパークラフトの裏面参照。

打ち上げによる加速度、音響、振動、衝撃に対して、
それらに耐えられるように機体や搭載機器を設計、製造、試験で確認。
あかつきの場合、H-2Aロケット対応となります。

あかつき構造系開発の主な流れ
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構造モデル試験は、FM機械環境・振動・音響・PAF分離衝撃・
質量特性など、多岐に渡ります。
振動試験の動画、徐々に速度を上げていくのですが、高速になると、
細やかな動き過ぎて、目では動いているのか良くわからない。
でも、振動音は次第に増して聞こえてくると言う現象。

あかつきの最初に計画された打ち上げ形態
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この隙っぷりでは、確かにおもりが必要かと。
だからIKAROSは未完成でも、おもりの刑で打ち上げされる予定だったそうですし。

ちなみに、構造系の役割は機体の開発なので、
探査機・衛星がロケットで打ち上げられ、バドルを開いたらお役御免とか。

あと、ランチタイムの時に、今まで手がけた機体について質問した人がいまして、
大変だったのはあかつきとIKAROS、と、言われた途端、その場の全員が納得。
2機平行しての作業な上、打ち上げが一緒、つまり期限も一緒って事で……

今回のあかつきくんは、一足早いサマーバケーションヴァージョン。
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短冊にはこの後、沢山の短冊が吊るされましたが、
願い事の大半は、あかつきに対して祈るものでした。
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