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うちの職場に宇宙人は連れては行けないんだよ! [ウルトラマンブレーザー]

ウルトラマンブレーザー 第17話「さすらいのザンギル」
あらすじは、テレビ東京 ウルトラマンブレーザー エピソード参照

次々と現れる、過去に倒した怪獣の幻影と、
大きな剣で怪獣を消し去る謎の男。
怪獣出現が撃退時の場所と一致していると判明し、
出現予想地に向かったゲント隊長が遭遇したのは……

ビルに攀じ登って、小刻みに身体を揺らすタガヌラー、
高い所から降りられない小動物みたいで、ちょっと可愛かった。
……体重5万tあるんですけどね。

ノヴァイオ本社の跡地で、宇宙侍ザンギルが現れ、
レヴィーラの幻影を倒した後、話があると言われ、
喫茶店でゲント隊長と対しているのですが、かーなーりシュール。

しかし、他の人には人間の姿にしか見えず、
ゲント隊長が正体を見えるのは、中にいるもう一人の力なのだと。
そう言えば最近はご無沙汰ですが、時折ブレーザーの意識が、
表に出てきていましたけど、あれはどうなっているのでしょうか。

ザンギルさん、侍文化に染まった宇宙人である事が判明。
「成仏出来ない怪獣の魂を斬って、救いを与えよ。
それがお前にとっても救いになる」
使命を与えた剣の達人の姿は、どう見てもザムシャー。
ウルトラマンメビウスの彼とは、別人なのかな……

斬るべき怪獣の魂の数は108体。
レヴィーラが107体、でも最後の1体の怪獣が、
力を奪って姿だけでなく肉体まで復活してしまったと。
なので力を貸して欲しいと懇願されるのですが、
その相手は何と、天弓怪獣ニジカガチ。

連絡を受け、慌てて現場へ向かおうとするゲント隊長。
拙者も共にと言うザンギルに駄目出し、理由を問われると、
「うちの職場に宇宙人は連れては行けないんだよ!」
これ聞いて、思わず吹き出してしまいました。
連れて行った場合、ブレーザーの件を言わずに説明出来そうに無い。

結局、ザンギルの力技で、一緒に現場に着いたゲント隊長。
あれに耐えられたのって、ブレーザーと一体化してるからですよね。

ブレーザーに変身する時、顕現石が反応していましたが、
ゲント隊長なのか、ブレーザーなのか、それとも両方になのか。
ウルトラマン・ウルトラマンX、ウルトラマンZ、
いずれのパターンとなるのか、気になる処。

天弓怪獣ニジカガチ(怨霊態)
ただでさえヤバい奴なのに、実体・霊体の両方になれる、
禍津神と化していて、レインボー光輪をも破壊する有様。
ブレーザーと共闘するザンギルに乗り移ったりと、やりたい放題。

突然現れた宇宙人が、ブレーザーと共闘したかと思えば、
いきなり敵対して、もう一度共闘してニジカガチを斃す。
アースガロン搭乗組からすれば、訳がわからない状況でした。

戦いを終えた後、喫茶店でこれからどうするのかと、
ザンギルに問うたゲント隊長が知ったのは、
彼もまた、命あるものではなく、彷徨う魂であった事実。
「思えばこの長い年月、常に独りじゃった。
が、最後にお主達と共に戦えた事、誇りに思う」
「俺はゲント。ヒルマゲントだ。彼は、ウルトラマンブレーザー」
「ありがとう、ゲント殿。ブレーザー殿」
光の粒子となって消えて行くザンギル。
「珈琲がまだだぞ」
「それだけが唯一、心残りじゃのう」

献杯を捧げるゲント隊長の前には、ザンギル分のコーヒーと共に、
彼が残していった顕現石があるのが、切ない。
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