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大塚直哉レクチャーコンサート in埼玉会館 Vol.1 [コンサート]

7/23、埼玉会館で開催された、
大塚直哉レクチャーコンサート in埼玉会館 Vol.1
~バッハ家の音楽帳より~に行ってきました。
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彩の国さいたま芸術劇場は改修工事の為、2024年2⽉まで休館。
その間は「埼⽟会館」で公演が実施されています。
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埼玉会館の小ホールは、舞台から扇型に客席が配置されていて、
彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールの、
シューボックス型とは違った趣。
そして、チェンバロの最初の音色の響きに、
思わず息を呑みました。
ホールによって、ここまで違って聞こえるものなんですね。

後方の席でしたが、マイク無しでクラヴィコードの密やかな音も、
問題無く聞き取れるし、音響って凄い。
もっともその分、自分の息も潜める破目になりましたが。

バッハ家の現存する3つの音楽帳
 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの音楽帳(1720年)
 アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳 第1巻(1722年)
 アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻(1725年)
息子や妻の音楽帳で、楽譜はバッハや奥さんが書いているとの事。
書かれている曲も、バッハだけでなく他の作曲家あり、
クラヴィーアの他に、歌手であった妻の音楽帳に、
アリアやコラールも書かれているそう。

息子や妻の為に編集し、作成した音楽帳。
印刷が無く手書きの時代、手間と時間を考えると、
家族思いの人だったのかなって。

今回は、割と舞曲があったのですが、
どんな踊りだったのか、不明なものもあるそうです。
古風な踊りとして、消え去ってしまってしまったらしい。
舞踊は踊る人がいなくなれば、消えてしまうから……
ちょっと切なく、聞き入ってしまいました。

前半で各楽器の中をカメラで映して、説明してくれたのですが、
中を見せる為、前の蓋を外した状態のオルガン。
休憩時間に元通りにされる前に撮った1枚。
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