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見出したこの星の価値 [海賊戦隊ゴーカイジャー]

海賊戦隊ゴーカイジャー 第50話「決戦の日」
今まで手に入れてきた大いなる力を使って、ザンギャック艦隊と戦うが、
圧倒的な数の差にガレオンは壊され、
バラバラに船外に投げ出されるゴーカイジャー達。
ザンギャック皇帝アクドス・ギルは、明日の夜明けと共に、
地球全人類を皆殺しにすると宣言する。

ザンギャックに勝つ為には、宇宙最大の宝を使うべきなのか。
悩みつつ、一度ガレオンへ戻ろうとする彼らが会うのは、
名も知らない人々が、助け合う姿だったり、
守りたいものがあるから、諦めずに立ち向かう、
かつて助けた母子や、戦う力を求めてレンジャーキーを奪った少年。

そして、彼らが選んだのは、苦労して大いなる力を集め、
手にした宇宙最大の宝を使わない事。
「でも、皆さんの夢は?」と、問う鎧に、
「あの時は過去が変わればいいって思ったけど、
あたし達、その過去を受け入れて、生きてきたんだよね」
「どんなに辛い過去でも、それを否定してしまえば、
今の自分を否定する事になる」
「過去を変えれば平和な未来が約束される。
だがな、決められた未来なんか、つまらねえじゃないか。
鎧、あとはお前が どうするかだ」
最後の決断は、地球人である鎧に委ねるマーベラス達。
「俺は、6番目の海賊ゴーカイシルバーです。夢はこの手で掴み取る!」

宇宙最大の宝を壊してしまったけど、あれは決意を示すと共に、
もし、奪われて使われてしまったら、最悪の事態になり兼ねないシロモノだから。
どんなもので叶うと言われて願ったのが、ケーキ(メガピンク)、
カツ丼(レッドレーサー)、仲間達が戻る事(ゴーカイレッド)
世の中、こんな人達ばかりでは、ありませんからね……

翌朝、海賊の旗を掲げて、ザンギャックに宣告。
「死ぬ気はねえな。だが、命をかけてこの星を護る。
それが スーパー戦隊ってもんだ!」
ずっと、名乗りの時以外には、ザンギャックも地球の人にも、
宇宙海賊としか呼ばれなかったゴーカイジャーが、
名実共に35番目のスーパー戦隊になった瞬間。

地球へは、お宝目当てにやってきただけの宇宙海賊が、
見出したこの星の価値とは、どこにでもあるもので、
だからこそ、失くしたくないものだった。
今回は、ゴーカイジャー達が決意する話でしたが、
1年間観続けてきただけに、感無量でした。
最終回、ザンギャックとどう決着をつけるのか、見届けたいと思います。
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