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今度はもう、離すなよ [ウルトラマンブレーザー]

ウルトラマンブレーザー 第25話「地球を抱くものたち」
あらすじは、テレビ東京 ウルトラマンブレーザー エピソード参照

再始動して、復活するアースガロン。
地球に向かっている宇宙爆弾怪獣ヴァラロンを、
追いかけようとするが、ゲント隊長が「彼も連れて行こう」と。
彼が初めて己の目で見た、ウルトラマンブレーザーは、
動かず、物言わぬ姿で宇宙を漂う……
「仲間を置いていくわけにはいきませんよね」
ここで放送開始早々、涙腺崩壊。

地球に戻ったアースガロン、着陸前に力尽きて、
ブレーザーを手放してしまう。
受け身も取らずに地表に落ちるブレーザーが辛い。
基地に戻るが体勢を崩すアースガロン。
ここで倒れたら大惨事で、修理もおぼつかなくなるので、必死。

一方、ヴァラロンは東品川に上陸し、
爆弾を敷設しながら品川へ向かっていく。

……余談ですが、第1話で以前勤めていた会社が池袋に。
と、書きましたが、今の勤務先の本社は品川。
おそらく、今回もビルは破壊されたと思われます。

立っているのもやっと言う有様なゲント隊長。
修理を急ぐアースガロンだが、1時間はかかる。
そんな中、各補給部隊が現れて、
「ゲント隊長っとこのアースガロンが、
一大事だってんで飛んできましたよ」
アンリも言ってましたが、どんだけ借り作ってたんでしょう。

ゲント隊長が医官の所へ行くと言って向かったのは、
倒れているブレーザーの元であって、命を守ってくれた礼を言い、
「この戦いは、俺達SKaRDで行くよ」
立ち去るゲント隊長の後ろから音がするので振り返れば、
ブレーザーが身体を起こして、「オレ……オレモ、イク」
ここで、2度目の涙腺決壊。

テルアキ副隊長に、SKaRDの全指揮権を委譲するゲント隊長。
“You have control" "I have control"
ブレーサーと共に戦いに行く為であっても、
今までずっと「俺が行く」と、先陣を切っていたゲント隊長が、
仲間に任せたって事でもあるんですよね。

そして変身する時に、ゲント隊長とブレーザーが合わせる手と手。
「今度はもう、離すなよ」
二度と離すんじゃねえぞ!と、見ていた皆が思った筈。
ちなみにここまでの放送時間、何と実質6分!?
(ツプイマで見直してみて、マジでびっくり)

その後はもう怒涛の展開。
ブレーザーがヴァラロンと戦う最中に、
月軌道にV99の船団、フォース・ウェーブ襲来。
アースガロンは宇宙船団でなく、ヴァラロンへの対処に向かう。
この時、整備班の人達が手を振って見送るのが、良いんですよね。

閉じ込められていたエミを救いに来たのは、ハルノ元参謀長。
思わず「おじさん」って言ってしまうエミが可愛いし、
期待していた通りに現れてくれて、嬉しかった。

そして明かされるV99に関する真実。
1999年に撃墜されたのは、隕石ではなく宇宙船だった事。
回収された宇宙船の技術を応用し、開発されたのが、
3年前に事故を起こしたワームホール実験装置と、アースガロン。
……ウルトラマンZの特空機と同じく、地球外の技術使ってたんですね。
ここで、アースガロンのAIでV99と意思の疎通が、
出来るのではないかと、考え付くアンリが凄い。

当時、宇宙船の撃墜を指示したのはドバシであり、
彼が隠していたのは、宇宙船が非武装だったと言う事だった。
エミも認めていたけれど、これってやむを得なかったと思う。
いきなり領空侵入した上、もし地上に落下したら多大な被害受ける訳で。

ただ、何故今になって宇宙怪獣を送り込んできたのかは、
ワームホール装置の実験が行われたせいかと思った。
宇宙船が迎撃されたのは事故だとしても、自分たちの技術を使って、
ワームホール発生させたから、今度は攻め込まれるのではないかと、
V99としては恐れたのかなって。

アーくんとV99のやりとりを聞き、戦いを望んでいないと武装を解くアースガロン。
宇宙船団が接近する中、各国の迎撃部隊も発射を中止。
アースガロンが「未来」と伝えると、
船団からも「未来」と返答があり、去っていった。
アースガロンがこれまで戦果を挙げられていなかったのは、
V99と対話して説得する、この為だったのでしょうか。

ラスボスと対話で戦いを回避する。
感動的ではありましたが、V99、ヴァラロン置いていくんじゃない!
爆弾なので、起爆したら止まらない代物なのかもしれませんが。

ヴァラロン対ブレーザーとアースガロン最終決戦での元参謀長の、
「アースガロン及びウルトラマンブレーザーを援護せよ」
SkaRDへの最初の命令が、ウルトラマンブレーザーより先に、
怪獣を倒してみせろだっただけに、感無量。

ヴァラロンの有機爆弾を、食って処理する怪獣達、
デマーガ親子も再登場してて、微笑ましい限り。
わざわざ有機と付けていたのは、この為だったのか。
ニトログリセリンって、確か甘いんですよね……

最後の必殺技は、ゲント隊長の家族の祈りなのか、
息子のお手製のブレスレットと、結婚指輪がある左手が輝き、
ブレーザー光線となって、ヴァラロンを消滅。
すっかり光線技を忘れていただけに、インパクト大。

戦いが終わり、ゲント隊長が帰宅。
妻と息子に迎えられて「お帰りなさい」「ただいま」
家族の元へ戻ってフィナーレ。
隊長であり、家庭持ちとの設定を生かした、良い終わり方でした。

どう収めるのか気になったV99関係は、
理解し合えないけれど、痛み分けって感じで解決。
アーくんが中継役になるとは、思ってもいなかった。
AI搭載が伏線だったんですね。

ブレーザー、V99とは関係無くて、
単にワームホールの実験に巻き込まれた被害者なのでは……
3年間ゲント隊長の中にいましたが、意識はどうだったんだろう。
ただ眠り込んでいたのではなく、夢うつつで良いから、
一緒にジュンの成長を見守っていたならいいな。

そして、何10年も前から宇宙飛行士たちの間で噂されていた、
未確認大型宇宙人、コードネーム、ウルトラマンの正体。
この謎は、判明しそうにないだけに、気になります。


おまけ
ゲント隊長とブレーザーの会話、
「この戦いは、俺達SKaRDで行くよ」
「オレ……オレモイク」
英語の字幕だと、
「We,SKaRD,will fight this battte.」
「We'll go…」
俺も行く、ではなくて、俺達が行く、だったらしいです。
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