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つらら内部の小さな泡は気泡に非ず [雑記]

つらら内部の小さな泡は「気泡」ではないことが判明!
カナダのトロント大学(University of Toronto)で行われた研究によれば、
つららの泡が生じる過程を調べたところ、泡の内部が空気ではなく、
周囲よりも不純物を多く含んだ水であることが明らかになった、とのこと。

ほとんどの自然環境では、つららの本体は凍りついても
不純物濃度が高い部分まで凍結させることができません。

そのため、内部に凍結ぜず液体のまま残った部分が形成され、
それがまるで気泡の様に見えていたのです。

つらら、氷柱、icicle。
冬は晴れ間が多く、乾燥注意報が出まくる地域に住んでいるので、
なかなか実物を見る機会は無いのですが、
映像や写真で見る限り、泡が入っているイメージがあります。

しかし、実は泡に見えていたのは、空気で無く、液体だったと。
……見ても、わかりませんよね。
小さな泡だから、つららを切断しても、
穴に入っていたのが気体か液体なのか、区別しずらいだろうし。

だから、塩や砂糖などの不純物を溶かした水溶液で、
つららを作って、泡の形成過程を可視化、中身を調べてわかったそう。
身近なものでも、不明な事って色々あるんですね。
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