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大塚直哉レクチャーコンサート バッハ“平均律”前夜 [コンサート]

7/3彩の国さいたま芸術劇場で開催された、
大塚直哉レクチャーコンサート バッハの“平均律”前夜
~月明かりのもと書き写した楽譜たち~
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修業時代のバッハに着目。
10代の頃に、兄から見るのを禁じられていた楽譜を、
月明かりの下でこっそりと書き写していたと言う、
エピソードがあるそうです。
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チェンバロ
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オルガン
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クラヴィコード
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トークのタイトルが、
「月明かりで筆写するバッハ」「バッハも触れた羊皮紙」
全員に本物の羊皮紙の見本が配られました。
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後半のトークでは、舞台に羊皮紙の原材料が登場。
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バッハの時代も楽譜は羊皮紙ではなく、紙を使用。
作り方はリネンの古着を回収し、水車などで叩いてパルプにし、
水に溶かして漉き紙にしたそうです。

他にも、鵞鳥の羽ペン(邪魔な羽先は切り落としてある)
虫こぶを煮出したインクは、
防腐用アルコールを入れないと、数日で腐るとか、
何より、それらを使って、月齢別月明かりヴァージョンで、
舞台上で楽譜を模写する試み、堪能させて頂きました。

今回は、チェンバロ、オルガン、クラヴィコードで、
それぞれ違う曲を弾いていたのですが、
1曲だけ、クラヴィコード、オルガン、
チェンバロの演奏を聞くことが叶いました。
素朴なクラヴィコード、重厚なオルガン、
華麗なチェンバロの聞き比べ、幸せでございました。
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