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あいつが守った土だ [ウルトラマンブレーザー]

ウルトラマンブレーザー 第20話「虫の音の夜」
あらすじは、テレビ東京 ウルトラマンブレーザー エピソード参照

父が倒れたと連絡があり、慌てて実家へ帰るテルアキ副隊長。
防衛隊をやめて欲しいと父と、反発する息子。
そして町では、1ヶ月前から突如、農作物が枯れ始めていて……

のっけから棒演技のSKaRD劇場、始まり、始まり。
タイトルは「怪獣が出て来た時の対処法講座」
……特殊部隊が、いったい何やってるんだろう。
これって、広報部のお仕事だと思うのですが。
隊員達によると、上からの締め付け厳しくなっているとの事。
謹慎中の参謀長、今まで身体張ってSKaRD守っていたんですね……

テルアキ副隊長の兄から、父が倒れたと連絡が。
急ぎ帰省すると、それは嘘だと言われてしまい、
ついでにお見合いまで勧められてしまう。
「今は無理だよ。怪獣が出る頻度が増えてるし」
「じゃあ、いつになったら怪獣は出なくなるんだ」
結婚や防衛隊を辞めて欲しいと願うのも、
子供を思うが故の親心なんですけどね。

そして、町中の畑で作物が枯れる被害が、
ここ1ヶ月ぐらい起こっていて、
その心労で父が倒れていた事を知るテルアキ副隊長。
兄から、黙ってろと父に言われていたと。

父と共に山の中を見回り中に、ズグガンに遭遇。
人物大でも怪獣は怖い!
テルアキ副隊長を父を庇って怪我を負うけど、
防衛隊員でも武器が無ければ立ち向かうのは無理。

SKaRD劇場、小学生、主婦、謎のヒーロー、コック。
どういう寸劇なんでしょう?
しかし、布団叩きで相手を瞬殺しそうな主婦のエミと、
ダンディなおじ様コックのゲント隊長って。

いざ本番と言う時に、テルアキ副隊長からの出動要請。
上に許可を取らなくて良いのかと問われ、
こういう時の必殺技「事後承諾だ」と、ゲント隊長。
ドヤ顔決めてますけど、これって後で色々くるパターン……

テルアキ副隊長と父が、複数のズグガンに襲われて、
危機一髪に現れたのがSKaRD。
家が避難場所兼作戦室になり、戦闘装備のSKaRD隊員服に着替えて、
危険な任務に就く息子を、見送るしかない父が切ない。

地中にいたズグガンが出て来たのは、
より豊かな土壌を求めて地表に現れたのかもしれないと。
もしや、今まではモグージョンが駆逐していたのに、
外来生物のゲバルガ&イルーゴが現れたせいで、
地球怪獣の生態系に影響与えているのでしょうか。

ズグガンの巣へ続く洞穴は、核シェルター並の強度がある粘液で、
固められている為、山肌を爆破して、
アースガロンが内部に入って駆逐する事に。
洞穴の前で待機するテルアキ副隊長とアンリ、
虫嫌いのアンリが、来るな、いや頑張る!
と、己を鼓舞する様が健気で、見ていてほろり。

地中から現れた、巨大な地底甲獣ズグガン。
小型のと微妙に形状が異なっているのは、
成虫だからか、それとも女王だからかなのか。
一見すると、それほど虫らしくないのですが、
カサカサ動き回る仕草がいかにも虫っぽくて、気持ち悪かった。
タガヌラーの時も思ったのですが、スーツアクターさんって凄い。

処でゲント隊長、ウルトラマンブレーザーに変身の際、
どうやってアーくんの目を掻い潜って、
コックピットから抜け出したんでしょう。
テレポート出来たんですか?

ブレーザーとズグガンが戦っている間に、
巣に入ったテルアキ副隊長とアンリが見つけたのは、巨大な卵
形状もですが、幼虫がポロポロ生れ落ちてくる様が、
カマキリの卵に似ているなっと。

虫の音を流したスマホに爆弾を付けて幼虫を誘き寄せ、
卵と共に爆破したテルアキ副隊長が「済まない」と呟く
怪獣が生き物であり、生きる為の行動であっても、
人間に害を与える以上、駆除しなければならないから。
……これって今の熊問題に、通じるものがありますよね。

作戦終了後「怪獣が出て来た時の対処法講座」
47都道府県巡業が決定してしまいました。
早速帰って稽古と言われ、愕然となるSKaRDの面々。
一方、テルアキ副隊長は家族としてではなく、
防衛隊として任務終了を告げて去っていく。

後日、テルアキ副隊長の父が、畑の土を手に取り、
「あいつが守ってくれた土だ」と。
再び畑仕事に戻れたようで、良かった。

テルアキ副隊長と父親が、親として子として、
相手の生き方を言葉ではなく、互いの背中を見せる描写で、
語っているのが印象的でした。
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