鮫を利用する魚たち

・魚たちはホホジロザメのことを皮膚掃除のブラシとして使っていた！
マイアミ大学（UM）の研究チームは、サメの保護・
研究を行う中で捕食対象の魚たちがサメに擦り寄り
体を擦り付ける行動を数多く確認しました。

この行動の理由は正確には判明していませんが、
研究者たちはサメのヤスリのような肌を魚たちが
自分の肌の掃除に利用していると推測しています。

鮫肌で検索すると、サメのように肌がざらついたり、
皮膚がひび割れたりして見える皮膚の状態などがありますが、
今回は人ではなく、本物の鮫肌のお話。

捕食者である鮫に、魚が体を擦り付けるのは、
自身の体についた寄生虫や、
皮膚刺激物を除去するためである可能性が高いらしい。

魚が砂や岩など無生物に体を擦り付ける行動は、
良く知られているそうですが、
何故、捕食される危険を冒してまで、鮫で行うのか。
正確な処はわかっていないそうですが、
砂や岩に比べて鮫肌の方が、気持ち良いのかなと、
ちょっと思ったりする……