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月の「レゴリス」から酸素取り出す技術、ESAが研究中 [天体]

月面の砂「レゴリス」から酸素を取り出す技術、ESAが研究中
将来の持続的な月探査に向けて、ESA(欧州宇宙機関)では
月面で酸素を生成するための研究が進められています。

Lomax氏が採用したのは、溶融塩電解(融解塩電解とも)と呼ばれる方法です。
摂氏950度に加熱して融けた状態の塩化カルシウムに
レゴリスを浸して電流を流すと、
レゴリスから酸素が抽出されて陽極に集まります。

月面のレゴリス、重さにして4割ほどの酸素が含まれているので、
レゴリスを酸素と合金に分離して、建材や熱源として利用したり、
月で水や酸素を調達したりするための「その場資源利用」
(ISRU:In-Situ Resource Utilization)技術の研究が進められていると。

まだ研究段階だけど、こうして2024年の「アルテミス」計画、
月面有人探査の再開に向けて、着実に動き出しているんですね。
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