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温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」のシンポジウム [講演、特別・一般公開]

11日に環境省主催で行われた、地球を見守る宇宙の目
~温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」に関する「今とこれから」~
に行ってきました。
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最初は、油井亀美也・宇宙飛行士のビデオメッセージ。
「地球をめぐる温室効果ガス――全球規模での監視の必要性――」
 三枝信子氏(国立環境研究所地球環境研究センター副センター長)
「いぶきの開発から打ち上げと運用、後継機の開発」
 中島正勝氏(JAXA GOSAT-2 プロジェクトチーム ミッションマネージャ)
「いぶきによって明らかにされた温室効果ガスの動態」
 松永恒雄氏(国立環境研究所地球環境研究センター衛星観測研究室長)
こちらに動画がアップされていました。
【パネルディスカッション】JAXA「いぶき」に関するシンポジウム

先にスライド画像を印刷した物が資料として配られたので、助かりました。
講演の途中で再確認したい時などあると便利です。

「いぶき」は2009年の打ち上げ、設計寿命5年を過ぎていて、
やはり、不具合は発生しているそうです。
観測場所にずれが発生したり、太陽電池パドル駆動回路が故障など。
ずれは複数要因によるものと思われるが、ずれ量を考慮して観測計画を立て、
現在、必要電力は片側の太陽電池パドルで賄っています。
次世代はどうなっているのかと思ったら、
GOSAT-2は2018年を目指しているのだとか。

講演が終わったあと、別室で展示・実演が行われまして、
そちらの会場内では、GOSAT-2をPR。
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ちなみにこちらは、「いぶき」の模型
CIMG0608.jpg

「いぶき」と比べると、GOSAT-2は太陽電池パドルが横長ですね。
両端間は、いぶき 13.7m  GOSAT-2 16.5m になるそうです。
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