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海王星に14個目の衛星 [天体]

海王星に14個目の新衛星を発見
ハッブル宇宙望遠鏡の観測から、海王星に14個目の衛星が見つかった。

海王星の周囲をハッブル宇宙望遠鏡で観測していたところで、
移動速度が速いアーク(リングの断片)や衛星のぶれを画像処理で
修正したところ、見たことのない白い点が見つかった。
ハッブルが2004年から2009年までに撮影した画像150枚を処理してみると、
同一の天体が23時間で公転するようすが浮かびあがったという。

S/2004 N 1と符号が付けられたこの新衛星は
海王星からはおよそ10.5万km離れている。
幅は20kmほどと推定されており、
これまで見つかった海王星の衛星では最小となる。

凄いと思ったのが、衛星発見自体もですが、
2004年から5年かけて撮影したデータを元に見つけ出したと言う事。
過去のものであっても、観測データは宝の山に等しい訳でして。

以前、月周回衛星「かぐや」が役割を終えた時に、
解析はこれから先、何年も続くと聞きましたし、
小惑星「イトカワ」のサンプルも、解析技術が発展する未来を見越して、
そのまま保存してあるものが多数あります。
天体関係って、時間の流れが日常とはかーなーり違うんですよね。
だからこそ、すぐに成果を期待するのではなくて、
長期視点で判断してほしいものです。
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きたろう

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by きたろう (2013-07-21 10:14) 

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