民間宇宙船ドラゴン、地上に帰還

・宇宙船「ドラゴン」が地上に帰還　将来は有人飛行も
国際宇宙ステーションに物資を運んだ宇宙船「ドラゴン」のカプセルが、
1日未明（日本時間）に米カリフォルニア沖の海上に無事着水した。
民間宇宙開発の新たな時代を告げるミッション成功となる

5月26日未明（日本時間、以下同じ）から国際宇宙ステーション（ISS）に
係留されていた無人宇宙船「ドラゴン」は、ISSクルーの日用品や
実験器具といった物資の搬出入作業の後、31日午後5時ごろISSから切り離された。

午後11時51分から約10分間の減速噴射を行って地球周回軌道から離脱し、
カプセル部を分離して大気圏に突入。
カプセルはパラシュートで降下し、翌6月1日0時44分に
太平洋の米カリフォルニア沖に着水した。

ファルコン9ロケットの最初の打ち上げ、ネット中継で見ていました。
カウントダウンが終わっているのに、ちょっと煙吐いただけで飛び立たない。
どうなっているのか首を捻りつつ、英語が全くわからないので、
頼りはネットの実況をしている掲示板で、解説の翻訳待ち……

その後は色々ありすぎて、こうなったら帰還まで見守る事にしよう。
と、言う事で、再打ち上げ（これは職場にいたので、中継は見られず）、
ＩＳＳとのドッキングや切り離し、そして帰還と、
民間企業による宇宙船として、初めて尽くしの成功。
今回の試験フライト成功で商業宇宙開発の新たな時代を切り開き、
「3年以内の有人飛行も目指している」そうです。

とは言っても、他の無人補給機（ロシアの「プログレス」、日本の「こうのとり」、
欧州の「ATV」）の役目が終わる訳ではないのですが、
日本の有人宇宙船、実現へのハードルは滅茶苦茶高いけど、
いつの日か見てみたいものです。