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南極大陸観測と観測ロケット打ち上げ [天体]

TBSのドラマ、「南極大陸」を観てしまいました。
今、読んでいるのが、『宇宙にいちばん近い町 内之浦のロケット発射場』
(的川泰宣 著 かごしま文庫 春苑堂出版)
平成6年発行なので、資料としては古いですが、
ロケット開発から、内之浦宇宙観測所の設立、科学衛星の打ち上げと続く。
そして、このロケット開発と南極大陸観測は、黎明期が一緒なのです。

どちらも国際地球観測年(1957.7~1958.12)の特別プロジェクト。
南極大陸観測と、観測ロケットによる大気層上層の観測。
参加するのは戦勝国ばかりで、敗戦国の日本は、
南極は着くのにも困難な地を指定されのは、ご存知のとおり。
ロケットも、アメリカがロケットは提供するから、観測機器を作ってみれば。
と、親切に、でもロケットは飛ばせられないと見くびられて。

無駄に泣けて暑苦しいドラマ仕立てになっているのだろうと、
先週は見なかったけれど、この時代の雰囲気が知りたくての視聴。
結局、今回はそのまま最後まで観ましたが、日本の他の地では、
派手に報道されないけど、こつこつとロケットを作成していたと言う……
日本人、侮りがたし。

ちなみに、日本は両方成功させた稀な国でして、
期間内でロケット自力打ち上げは、米・ソ・英・日本しかないそうです。
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