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長い旅の終わり [本・小説]

『天と地の守り人』(上橋菜穂子 著 偕成社)
守り人シリーズ最終巻、やっと読み終える事が出来ました。
ずっと図書館で借りていたのですが、その図書館が移動してしまったり、
人気のある作者なので、いつ行っても本が櫛の歯が抜けた状態だったし、
どこまで読んだのかわからなくなったりして、長らく中断していのですが、
新潮文庫からこの度出版されたおかけで、『蒼路の旅人』まで読んでいたのが判明。
一昨日、天と地の守り人1~3部、全て揃っていたので一気読みしました。

偕成社:守り人&旅人 スペシャルページ

『精霊の守り人』を読んだのは、まだ、この守り人シリーズが、
2~3冊しか出ていない頃で、旅人シリーズを含め、
ここまで広く国家間の話になるとは、思いませんでした。
でも、最後まで読み終えて感じたのは、
バルサが長い旅を終えるまでの物語だったなっと。

個人的に嬉しかったのが、バルサが他人に対してタンダの「つれあい」発言。
苦節20年以上だよ、おめでとう!
……当の本人が、とても聞ける状態ではないのが、切ないのですが。

ナユグと水、もう20年以上前に読んだ本、アボリジニの伝承を基にした、
「ウィラン・サーガ」の水の精を思い出したのですが、
作者がアボリジニの研究者でもあると、後に知りました。
いつか、アボリジニの伝承も調べてみたいと思います。
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