投げっぱなしの最終回

仮面ライダーディケイド、最終回。
それはもう、見事に纏める意志すら感じられない、投げっぱなしのもので、
本編が終わった後に、続きは冬の劇場版でＣＭが流れた時には、
もう、視聴者ナメまくっているとしか思えなかった……

劇場版が真の最終回と聞いてはいたけど、それが夏ではなく３ヵ月後の方で、
本編はディケイドが他のライダーと戦闘中で終了って、
これは、どこぞの打ち切り番組かと。

お祭りだとわかっていても、ここまでひどい事されると、
貴方達にとって仮面ライダーって一体何？と、東映サイドに問いたくなります。
最初から８月終了って決まっていたのに、一区切りつける事すら出来ないのかと。

前半の平成ライダー、リ・イマジネーションは、ディケイドとして楽しかった。
後半のシンケンやＢＬＡＣＫは、コラボとして楽しかった。
ＳＦ好きとしては、パラレルとオリジナルの世界を、どう折り合いをつけていくのかなど、
迷走しつつも空想の広がる余地もあったので、見続けていましたが、
冬の劇場版、見に行かない方がいいのかもしれない。

もしこれで、ディケイドの冬の劇場版が成功扱いになったら、
この先、毎年ライダーで同じ事を繰り返される可能性があるって事なんですよね……