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ありがとう。最後の最後に、友達が1人増えた [仮面ライダードライブ]

仮面ライダードライブ 第47話「友よ、君はだれに未来を託すのか」
あらすじは、テレビ朝日:仮面ライダードライブ ストーリー参照

ハートと共にシグマサーキュラーを破壊したドライブ。
第2のグローバルフリーズから開放され、人々のデータ化も解ける。
そして、最後のロイミュードとして、ハートから戦いを挑まれた進ノ介は……

あと1話特別編が残っていますが、今回が実質的な最終回。
なのでシグマサーキュラーとの戦いが、割とあっさりめでした。
けれど阿吽の呼吸でドライブとハートが戦えるのも、
今までの戦闘で互いに相手の戦い方を、身を持って知っているからと言う皮肉。

ハートとの対決。
進ノ介がドライバーを手にしても、戦う意志が無かったから、
ドライブに変身しないと言うのが良かった。
「最後の一撃までもたなかったか」
「やっぱり。お前はもう、半分死んでたんだな」
死期を悟っていたハートと、察していた進ノ介。

ハートの最後の望みは、ロイミュードの存在を覚えていて欲しいと言うものだった。
「当たり前だ」
「ありがとう。最後の最後に、友達が1人増えた。初めての人間の」
全ての仲間を失い、命尽きる間際にならないと、人間と友達になれなかったハート。
直接、剛から「ダチ」と聞くことなく散ったチェイスといい、
人間の悪意に踊られた、ロイミュードと言う存在の哀しさ……

「午後3時32分、ロイミュード108体、撲滅完了」
霧子と共に敬礼して彼らへの弔意を示し、ロイミュードとの戦いは終了する。

戦いの後、人間の手に余る巨大過ぎる力を封印するのはお約束ですが、
意志を持つ相棒との別れとなると、双方納得していても切なくて。
「いつの日か人間が、私の研究を正しい事のみに使えるようになるその日まで」
トライドロンやシフトカー達と共に、地下深く封印されるベルトさん。
今後も進ノ介とコンビでいる姿を見ていたかったと思う反面、
人として死した後も、贖罪の戦いを続けてきただけに、
もう、静かに眠らせてあげたいとも思える、別れのシーンでした。

特状課の解散。
撤退準備をする仲間達と、一足先に旅に出た剛。
「悪いなクリム、これだけはどうしても渡せない
いつかあいつのコアを甦らせる事が出来る、その日まで」
彼の手にあるのは、シグナルチェイサーとチェイスの免許証。
荒野のハイウェイを1人歩く剛を、向かえにきたハーレー博士。
まるで祖父と孫のようで、無邪気な笑顔を見せる剛にほっとしました。

そして、ギアが入りきらない進ノ介と霧子の前に現れた白バイ警官。
ここでチェイスのコピー元を出すか!
それまでのしんみりした雰囲気を吹っ飛ばすものでした。
「警察官か。だがナンバーの照会だけはさせてもらうぞ。ルールはルールだ」
彼がグラサン外した後の進ノ介と霧子のリアクションが楽しい。
「馬鹿だな、チェイスの奴。敵の筈の警察官をコビッちまうなんて」
「生真面目な性格になる訳です」
そんな新たな出会いもあり、立ち止まらず未来へ進む事を決めた進ノ介。

収まるべき処へ辿り着いた感じがあるフィナーレでした。
戦闘シーンが少なめで、物足りなさも覚える人がいるとは思いますが、
警察は戦いが終わったら解散する組織では無いし、
その後の描写が日常が戻ってきた何よりの証なので。

EDでは特状課のメンバーのその後に触れられていますが、
寄せ集めの愚連隊と見せかけて、実はプロフェッショナル集団とあって、
凄い履歴になっていました。
中でも気になるのが、最上が書いた小説「機械じかけの友情」
ロイミュード072の友情だけでなく、チェイスと剛、進ノ介とハートについても、
触れられていたらいいなと思ってしまいました。
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