SSブログ

俺とお前はダチでは無いが、持っていてくれ [仮面ライダードライブ]

仮面ライダードライブ 第45話「ロイミュードの最後の夢とはなにか」
あらすじは、テレビ朝日:仮面ライダードライブ ストーリー参照

久瑠間運転免許試験場がロイミュードに襲撃され、
特状課のメンバーは無事だったが、ドライブピットが破壊されてしまう。
本当の約束の地であった特防センタービルも、蛮野に占拠されて……

最初っからクライマックスな状態が続いていて、ドライブピットは壊され、
特状課危うしと言う処に、3人のライダー揃い踏み。
確かに戦闘は3対3だけど、スピードロップを3人で決められては、
死神部隊としても無理難題というレヴェル。
危機を救われたりんなの、「生きてりゃ、全然OKよ」
この言葉が、最後に重く切なく響くようになるとは、思わなかった……

第2のグローバルフリーズの可能性が高まる中、
早瀬が密かに手配していた緊急用の仮設ピットで、
特防センタービルへの突入の準備を進める。

夜を徹しての作業の中、入院中の霧子の電話のやりとりで、
俺の一番大事なバディとしか伝えられない進ノ介。
この状況下で告白は、さすがに無理だったようです。
「上出来だったんじゃない、進兄さんにしては」
と、軽口を叩く剛でしたが、実は先の戦いで酷い怪我を負っていた。

それに気付いたチェイスが、
「感謝している。だから、戦いは俺に任せてお前は戦線を離脱しろ」
と、剛を止めるが、
「お前さ、俺に同じこと言われて素直に言う事聞けるの。
聞けねえだろ。だから俺も聞けねえんだよ」
……これが互いを認めあった仲間同士の会話以外の何だというのでしょう。

特防センタービルに乗り込み、ついに蛮野の狙いが判明。
グローバルフリーズを起こしてどうするのかと思ったら、
全人類をデータ化して、支配下に置く為だった。
剛曰く、人間を滅ぼす正真正銘の化け物。

蛮野への復讐の為、共闘を持ちかけたハート・メディックと共に最終決戦が開始。
ここでの5人横一列の変身は、戦隊モノのよう。
ただ、色がちょっと偏り気味でしたが……

最上階のシグマ・サーキュラーの破壊は、ドライブ・ハート・メディック、
ゴルドドライブとの戦いは、マッハ・チェイサーと、二手に分かれる。
けれど、負傷していて思うように動けない剛は、ついに変身解除してしまう。

チェイサーが戦うけれど、ドライバーを壊されてライダーの変身が解け、
魔進チェイサーとなり、剛を庇い身を挺して攻撃を受け、人間態へ。
「おい、嘘だろ。何やってんだよ」
「これでいいんだ、剛。霧子が愛する者達を守れるなら、本望だ」
シグナルチェイサーと特例免許証を剛に託し、
「人間が俺にくれた、宝物だ。俺とお前はダチでは無いが、持っていてくれ。
燃えてしまうと、もったいない」
そう言い残すと、ゴルドドライブへ突撃して自爆。
コアも砕け散ってしまいました。

プロト・ゼロからプロトドライブ、魔進チェイサー、仮面ライダーチェイスと、
姿・立場を流転していますが、最初のロイミュードでありながら、
人間を守れとプログラムを組み込まれ、ロイミュードに改造されたりと、
他者に翻弄され続けていた彼を、チェイス(追跡・追撃)と名付けたのは誰だったのか。
最後に本人の意志で守ると決めたものの為に戦い、
散っていったのは、救いなのかもしれません。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。