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レイ・ブラッドベリ逝去 [本・小説]

SF 作家 Ray Bradbury(レイ ブラッドベリ)氏死去
SF 作家 Ray Bradbury(レイ ブラッドベリ)氏が2012年6月5日(米国時間)、
米国ロサンゼルスで亡くなった。91歳だった。
ブラッドベリ氏のご息女アレクサンドラさんが6日朝に公表した。

ブラッドベリ氏は、20世紀の米国を代表する作家の1人。
SF作品を文学のメインストリームへと押し上げた作家の1人としても知られている。

ブラッドベリ氏の代表作には、「ウは宇宙船のウ」「太陽の黄金の林檎」
「何かが道をやってくる」「たんぽぽのお酒」「火星年代記」 などがある。

まだ10代の頃、友人と女性に向けと言われるけど、合わないんだよね。
と、言っていたのがブラッドベリでした。
一度は読んでみてと薦められた「たんぽぽのお酒」は、共に途中でリタイヤ組。
友人はアシモフやホーガン好きだったし、私は、谷甲州とか読んでいたから、
多分、「SF」として求める方向が違っていたのだと思う

その後、連作短編「火星年代記」を読んで、気に入った話とあれ?と感じる話が、
ごちゃ混ぜ状態だったので、ブラッドベリの作品は、
私には当たり外れがかーなーりあるのだとわかったのでした。
短編集の翻訳も多く、ショートショートの星新一と共に、
SFは構えて読むものではないと、知らしめた功績は多大だと思います。
謹んでお悔やみ申し上げます。

近年、10~20代の頃に読んだSF作者の訃報が、次々と入るようになりました。
考えてみれば、翻訳されるまでに数年かかるから、
日本で出版された時には、既にタイムラグが発生。
ル・グインが母親より年上だと知った時には、本気でぶっとびました。
作品は歳をとらないんですよね……
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optimist

ロバート・A・ハインライン、アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラーク。ハヤカワ文庫で読み漁った彼らの作品を思い出しますが、皆亡くなってしまいましたね。
歳をとったのを実感するばかりです。
by optimist (2012-06-09 12:39) 

Haruka・N

optimistさま
少し年代が遡りますが、子供の頃だとその3名プラス、E・E・スミス、エドモント・ハミルトンあたりが定番でした。
子供向けのSF全集は、今もあるのでしょうか?
by Haruka・N (2012-06-09 23:39) 

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