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嘘を真実に換える為に [海賊戦隊ゴーカイジャー]

海賊戦隊ゴーカイジャー 第43話「伝説の勇者に」
マーベラスはザンギャックに捕らえられ、
他の仲間達はバスコにやられてしまい、ひとり残ったハカセ。
ダマラスが地球に向けた、マーベラスを公開処刑するとの通告に、
自分には無理と弱気になるハカセだったが……

伝説の勇者と言うのは、ハカセが吐いた嘘だったけど、
仲間にとっては、本当の勇者ドンだったと言う話。
初期の頃からダマラスが、海賊どもの指名手配書を見て、
「こいつはどうでもいい」と、気にも留めなかったハカセが、
最強の男が敗れる原因だったと言う皮肉さ。

やっぱり、ハカセは一度はヘタれてしまいましたが、
ナビィの翼のビンタと励まし、初めての戦闘の時の仲間達を思い出して復活。
「海賊はね、出来る奴が出来る事を全力でやって、補い合えばいいの」
戦闘や賭け事に於いては一流でも、家事一般はレヴェル1のルカらしい言葉。

そして、ハカセが出来る事として選んだのは、
ナビィがマーベラスの鎖を解く間、派手に暴れて囮になる事だった。
孤立無援で戦い、ナビィとの連携と、そこまではカッコよかったのですが、
「まっ、奴を油断させるにはいい作戦だったぜ。で、次は?」
「無い」「はあ!?」
「僕は出来る事をやった。次はマーベラスの番だ」
ドヤ顔でハカセに、そう言い切られてしまったマーベラスに思わず同情。

バスコが宇宙最高のお宝を手に入れる為、
利用価値があるマーベラスを倒されては困ると、ジョー達をこっそり助け、
ダマラスに背後から傷を負わせていったのもあって、
苦戦しつつも、何とか勝利するゴーカイジャー達。

戦いの後、ガレオンで皆で食事をしながら、
アイムや鎧から、自分達にとって本当の勇者だと言われるハカセ。
でも、「勇者ドン、おかわりだ」
そんなマーベラスに合わせて、全員に空き皿を差し出されてしまい、
思わず、「ちょっとは勇者らしく扱え!」と、怒鳴ってしまうけれど、
それこそがハカセが望んでいた、皆と一緒に旅を続ける日常。

最初からザンギャックにいたのにも拘らず、長らく前線に立たず、
ワルズ・ギルが斃れて、初めてゴーカイジャーと戦ったダマラス。
出来ればもう少し早くから、活躍して欲しかった。
造型と言い、声と言い、渋くていかにもゴツイ軍人って感じで、
重力級の戦いなのか、それとも技とスピード系なのか、
戦闘スタイルを見るのを楽しみにしていたのもあって、
この2話しか実戦で戦う姿が見られなかったのが、惜しいと思います。
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