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2つの決着 [海賊戦隊ゴーカイジャー]

海賊戦隊ゴーカイジャー 第38話「夢を掴む力」
グレートワルズにやられ、不時着したガレオン。
マーベラスに強制的に降ろされ、バラバラになった6人は、
各々マーベラスの元へ向かおうとするのだが、
ワルズ・ギルに死体を見つけるよう命じられた、バリゾーグとゴーミンが現れて……

一人で移動中だったジョーの前に現れたのは、バリゾーグ。
戦いの中、ジョーがワルズ・ギルは、命を張って守ってくれるのかと問うと、
「ボスは私が守るべき存在。私をワルズ・ギル様が守る事は有り得ん」
それは、仲間の為に命を張ったマーベラスとは全く逆で、だからこそ、
「俺は、絶対に勝つ!借りを作ったまま死ねないからな。
待っていろ、マーベラス」

バリゾーグの技を、変身を解除されつつ受け止め、
ゴーカイブルーではなく、ジョー・ギブケンとして止めを刺したからこそ、
バリゾーグは何も言わずに斃れたのでしょうか。
彼が最期に見たのが、自分を討つ後輩の姿なのが切ない……

ジョーが決意していた、
「シド先輩……俺、貴方の魂だけでも救えましたか」
けれど、生前の姿のシドと交わした会話でも、この問いへの答は無いまま。
それでも、「いい仲間を見つけたな。その手で掴め、お前達皆の夢を」
との言葉に背中を押され、仲間達の元へ走り出すジョー。

一方、マーベラスは夢の中でのアカレッドに、
「お前は私ではないし、ゴーカイジャーは赤き海賊団ではないだろう
お前が選んだ仲間達は、本当にお前に守って欲しかったのか。
お前が本当に守るべきものは、夢を掴むために集まった、
掛け替えの無い仲間達との絆じゃないのか」そう諭されます。
自分と同じ道を行くのではなく、己の道を行けと言うアカレッドって、
マーベラスにとっては、船長であって師でもあり、父親のような存在だったのかと。

そして、バリゾーグが倒された事を知り、敵討ちに出陣するワルズ・ギル。
殿下にとっては、意志を奪い傀儡としてではあっても、大切な存在だったと。
でも、それはあくまで仮初めにしか過ぎないのだとわからないまま、
自身の大いなる力を手にしたゴーカイジャーに敗れ、お亡くなりとなりました。
皇帝からの命令とは言え、ずっと側にいたダマラスの忠義に気付かずに……

ルカの秘めた自分の夢に続いて、ジョーとバリゾーグの物語も終焉となりました。
殿下も退場し、ゴーカイジャーが終盤に近付いてきたのを実感します。
残り10話ちょいだし、ここからザンギャックとの全面対決か!
と、思ったのに、次回は高校に入学、しかも教師は問題あり生徒だったメガレッド。
バスコがいるので大丈夫とは思うけど、それでもギャグ回になりそうな予感が。
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