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先輩と餃子と見習いと [海賊戦隊ゴーカイジャー]

海賊戦隊ゴーカイジャー 第33話「ヒーローだァァッ!!」
怪我が治って、ガレオン内をお掃除したりとやる気満々の鎧。
けれど、ルカとハカセと共に食料の買い出しに行った先で、
行動隊長ザキュラに、ゴーカイセルラーを盗られてしまう。

今回のザンギャックの作戦は、ザキュラの無限胃袋で、
地球上の全ての食べ物を吸いこんでしまうと言うもの。
一瞬、どこぞのギャグ・コミカル戦隊の敵の作戦かと思いましたが、
兵糧攻めを子供にわかりやすくすると、こうなるのかも。
しかし、これを淡々とバリゾーグが説明するギャップが凄かった……

あらすじとしては、変身出来なくなった鎧が、
五星戦隊ダイレンジャーのリュレンジャー、天火星・亮と会って、
彼を通して、自分が何故、ヒーローとして戦うのか。
それは、人を守りたいから。と、思い出すまでのシンプルな物語。
だからこそ、思いっ切り生身アクションを堪能する時間がとれた訳です。

まず、亀尾商店街の皆様。
一見、普通のおじちゃん、おばちゃんですが、実はスーツアクターの先輩の方々。
あのメンバーだけで、ゴーミン返り討ち出来たのでは?
派手にやられていますが、きちんと受身が出来ているからこそ。

そして、天火星・亮。
亮は一見、小顔で優しげな雰囲気に騙されがちですが、
法被と調理服脱いだら、凄かった!
Tシャツ越しでもわかる胸元や両腕の筋肉。
脚は綺麗に上がり、飛び回し蹴りなど、身体のキレが違います。
ダイレンジャーは本編は観ていませんが、変身名乗りが、
歴代の中でもトップクラスの難しさなのは知っています。
それを吹き替え無しで行った上に、ゴーミン相手に自分の仲間達の技も見せる。
凄く動ける方と聞いていましたが、年月を経てこのアクション。
まさに眼福でした。

一方、鎧役の人は、オーディションの時に、複数の戦隊の名乗りポーズを演じ、
幼稚園児の頃にダイレンジャーのキバレンジャーになりたい。
と、書いたぐらい、戦隊好き。
追加戦士として登場してから、日常シーンの画面の片隅などで、
さり気なくちょこちょこと、歴代の変身ポーズをとっています。
その憧れの人との競演に、やはり全力でアクションをしています。
これだけ生身でも動いてくれると、本当に見ていて楽しい。

けれど、ズゴーミンと行動隊長にはさすがに、変身しないとつらいものが。
亮と鎧が危うし。と、なった時に現れたのが、
「全く地球人って奴は、どいつもこいつも滅茶苦茶な奴だな」
銃を乱射して、横一列でゆっくり歩いてくるゴーカイシャー。
「うちの見習いが世話になったな」
「気にすんな。 これも先輩の務めってやつだ」
マーベラスと亮の会話に、現役と先輩の強さが伺えて、
やっぱり鎧はまだ、見習いクラス。

無事ゴーカイセルラーも取り戻して、敵を倒した後、
バザー会場で亮がゴーカイジャー達に餃子を振舞います。
それぞれの言い方で美味いと誉めるので、
鎧が世界一の餃子だからと説明し、亮と話し始めます。
けれど、彼らは海賊。欲しいものはこの手で掴み取るがモットー。
亮に言われた鎧が見た時には、彼の分の餃子はありませんでしたっと。

ところで、ゴーカイセルラーの位置を電波で追えないかと、試しに通信した時、
「ゴーカイセルラー留守番電話サービスです。
おかけになったセルラーは……」
確か、先輩の追加戦士の方々より、頂いたシロモノですよね……
いったい誰がこのお茶目な機能を入れたのか、気になる処です。
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