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短期の王宮仕事は、臨時の花嫁 [コミックス]

今週は事務所でかーなーりやっかいなトラブルが発生して、
残業続きだけでなく、精神的にくる状況でしたが、
今週である程度の目処がついたので、残業帰りに買ってきました。
狼陛下の花嫁』5巻(可歌まと 著 花とゆめコミックス 白泉社)

高賃金で割のいい仕事があると聞いて王宮へやってきた下級役人の娘・夕鈴。
けれども、その仕事とは冷酷非情な『狼陛下』と
恐れられる珀黎翔の花嫁役を務めることで…。(公式サイトより)

古代中国の制度等を詳しく知っている人が読むと、何じゃこりゃかもしれませんが、
中華風異世界のラブ・コメディと思えば、問題なしです。
冷酷非情な狼と、人畜無害な子犬モードを持つ陛下相手に、
公私共に色んな意味で振り回される、元気者の女の子の話。

読んでいて楽しい理由の1つが、主人公の汀夕鈴が、
王宮の中で庶民派感覚のまま、バイトの自分に出来る事をやろうと、
あれこれ頑張っているからだと思う。
誰かが幸せを運んでくれるシンデレラとは、かーなーり違います。
後宮で妃役は暇だから、何か仕事くれと言って、嬉々として掃除やってますし。

お人良しで、お姉さん気質で、恋愛音痴、ついでに身分差あり。
臨時花嫁となっているのも、縁談避けであるし、
囮になったりして、命の危険も多々あるハードな職場環境。
当然、恋愛モードはなかなか先に進みません。
でも、ようやくこの5巻で、夕鈴が陛下への想いを自覚しました。

とは言っても、あくまで自分は臨時花嫁と、想いを隠したまま、
バイトを続ける事となって、一歩前へ進んだけれど、
恋人モードへの道のりは、まだまだ遠いのでした。
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