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宇宙事業関連の新書 [天体]

10/5の書き込みの「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメント。
本日、2件分を投稿しました。
はやぶさ後継機等、JAXA関係は「文部科学省」の管轄の筈なのに、
何故か今年8月に打ち上げられた、準天頂衛星「みちびき」は、
「内閣官房」の管轄になっています。
ロケットの自国打ち上げと、人工衛星・宇宙機の開発・作成する技術力は、
地震・台風・火山と揃っている災害列島日本には、絶対欠かせないもの。
こういう特殊なものは、1度契約を結んでも、違約金を支払えば、
いつでも相手の都合で、販売や貸し出しを止める事が出来る。
お金を払う側が偉いと思うのは、実はかーなーり危険……

小惑星探査機はやぶさの本が、先月に続いて出版されました。
小惑星探査機 はやぶさ物語(的川 泰宣 著 NHK出版生活人新書)
同じく新書では、2006年に出版された、
はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語 (吉田 武 著 幻冬舎新書)
がありますが、こちらは相模原のISAS(宇宙科学研究所)の物語もメインなのと、
帰還確定前に書かれた本なので、大分雰囲気が違います。
的川氏はNPO法人「子ども・宇宙・未来の会」会長と言う立場であるので、
素人にもわかりやすい説明と、読みやすい文体で書く事を心がけているように思います。

実際にその場にいたから書ける、エピソードの数々。
でも、それらは本の氷山の一角に過ぎず、危うい状況、未確定の未来を見据えて、
運用に携わっていた方々の苦労や心痛は、想像を絶するものがあったのでしょう。
病院の待合室で読んだのですが、目が潤んだ箇所が幾つかありました。
さすがに場所が場所だけに、泣く訳にはいかなかったので、必死で耐えましたが。

読んだのは少し前になりますが
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (大鐘 良一 ・小原 健右 著 光文社新書)
こちらはつくば(旧NASDA)で、JAXAが統合される前は、
ISASとは別組織、予算分配元の省まで違っていました。

この本が取り上げたのは、如何にして宇宙飛行士が選ばれたかと言うもので、
昨年放映されたNHKスペシャルの書籍版です。
機器と人材と全く異なるコンセプトですが、宇宙に書ける思いは変わりは無くて。
残念ながら私は、書類検査時点で落とされるのに違いありませんが、
それでも、宇宙から地球を見たいと思っています。

過酷な選抜試験、最終に残った方々の過去と紹介。
それらは事実だけに、読み物として面白いのですが、
報告書としては、彼らにいささか感情移入しすぎているような気がします。
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