SSブログ

梱包はお家芸かも [雑記]

日本通運のノウハウ、ツタンカーメン引っ越しに
エジプト政府がカイロ近郊ギザのピラミッド近くに計画する「大エジプト博物館」建設に備え、
約10万点に上る文化財を一時的に保管・補修するため、
新博物館の予定地隣に開館した「保存修復センター」への
文化財の移送作業が本格化している。

この移送作業に、日本の引っ越し技術がお役立ち。
保存修復センターの職員約50人が対象の研修会で、
綿を紙で巻いた緩衝材の作り方や、文化財の形状に合わせた包み方等を教えたのだとか。

確かに、日本の引っ越し業者は一般家庭の場合でも、
梱包して箱詰めにしていく様は、さすがとしか言えないレヴェルですし、
これが美術品輸送の専門クラスとなると、凄いんだろうなぁ。
そもそも、布一枚の風呂敷で包んで纏めて、持ち手まで造ってしまうし、
紙だって、折り紙を始め、ミウラ折りまでお手のもの。
ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の超薄膜の帆なんて、
一辺約14mの正方形、厚さ7.5μmのポリイミド樹脂膜にアルミを蒸着したものを、
直径1.6m、長さ1m、重さ300kgの本体を中心にX字形に折って畳んで、
ちゃんと宇宙での展開に成功させたし、こうなると、梱包って日本のお家芸と言えるのかも。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。