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渋いお茶が飲みたいのう [仮面ライダーW]

仮面ライダーW 第43話「Oの連鎖/老人探偵」
あらすじは、テレビ朝日:仮面ライダーW STORY 参照

娘を助けてくれと、探偵事務所に飛び込んできた女性。
共にきたおばあさんが、実は10歳の娘で、
一夜にしてこの姿になってしまったと言う……

やっとクライマックスに向けて動き出したって感じです。
今回も、依頼されたドーパント絡みの事件の捜査を行うので、
ミュージアムとの接点をどうつけるのかと思ったら、シュラウド繋がりでくるとは。

琉兵衛からシュラウドの事を聞き、地球の本棚で、
物凄い勢いで棚を動かして、若菜がシュラウドを検索していたシーン、
高速検索を覚えたので使ってみましたって感じで、ちょっと笑えました。
それまで焦っていたのに、現われたフィリップと話して、
彼がシュラウドについて知らないと言ったら、「まあ いいわ」と、あっさり去っていくし。

照井が家族のお墓参りで、
「父さん、母さん、春子。俺は元気にやってるよ。
いい仲間たちにも出会えた」
そう、家族に報告はしても、本人達には絶対、言わないけれど、
探偵事務所に手土産を持ってくるまでには、打ち解けていると。
そして、夏限定の風花麩饅頭に、感謝するフィリップと亜樹子に対して、
「普通、和菓子には日本茶だろ」と、
わざと文句をつけるあたりが翔太郎らしいなっと。

一方、事件の方は何とも嫌な展開で、
子供同士は仲が良いのに、親が娘が主役になれないから、
主役をとった子を老けさせ屋に呪ってもらったと。
これ、冗談抜きで、元に戻せないとわかっていても、やれるものなんでしょうか。
同じ子供を持つ母として、やってはならない事だと思う。
ダブルって怪人であるドーパントが人間なので、
各事件のテーマも、人が主役であるがゆえに重いものがありますよね……

そして、オールド・ドーパントの攻撃を受けて、ご老人となってしまった翔太郎。
中身は変わらないはずなのに、何故か「渋いお茶が飲みたいのう」とか、
「ちぃっと、肩もんでくれんかのう」とか、思考まで老化しているような。
年老いた翔太郎役の俳優さんの演技には、脱帽。
(68歳だそうで、仮面ライダーに変身した最年長記録かと)

フィリップと照井は、シュラウドの言葉や、公式サイトにあるように、
オールドやテラーの精神干渉波の影響を受けない特異体質らしい。
ガイアメモリって過剰適合者とか、色々あるようですが、
どうやってそれを見分けているのか、気になります。

フィリップは元より、照井もシュラウドの思惑に係わっていて、
翔太郎だけ蚊帳の外って立場ですが、
復讐ではなく、風都を大切に思うがゆえに戦う彼がいるからこそ、
フィリップと照井が「最強の戦闘マシン」とならない訳です。
まさに翔太郎が、この物語のジョーカー、切り札になっていますが、
使い時を誤ると、自分が痛い思いをするのも、このカード。
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