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俺は網島ケイタ、お前はセブン [ケータイ捜査官7 感想]

ケータイ捜査官7 第43話「真の敵」
あらすじは、テレビ東京:ケータイ捜査官7 バックナンバー 参照。

セブンとサードが同時に、大量のメールを受信してシステムダウン。
メールの発信元は全てジーンだったが、
ユーザーからではなく、ジーンの意思によって発信されたものだった。

ジーンの発売以来、ロボットだと言い聞かせるように、
PB達に対して壁を作ってしまっている、アンダーアンカーのメンバーに、
それは変だと言い切り、システムダウン中のセブンに呼びかけるケイタ。
迷う大人達とは対照的に、ケイタのPBへのスタンスは揺らぐ事は無くて。

思う処があってか、サードを頼むと言って、本部に置いていく桐原。
残されたサードはどうなるのかと思えば、
ケイタがセブンと共に自宅へ連れ帰ると言う、予想外の展開に。
ちなみに、桐原の部屋は綺麗に片付いているとの、サードの証言あり。

こんな風に離れた事は無いと言って、いささか心細げなサードだったが、
「話したら如何でしょうか。
問題が生じたら、共に解決していくのもバディシステムではないのですか」
前回から、ずっと自分だけで悩み続けているセブンの背を、
優しく押す出す辺りはさすが兄貴分。
ゼロワンも、間明の監視カメラと盗聴器を破壊してから加わって、
「話さなければ理解しあう事は出来ない」
そう言って、セブンはやっと悩みを話し始める。

色々とケイタがセブンと、サードやゼロワンを交えて話した結論が、
「人間でもさ、ブレイバーでもどっちでもいいじゃん。
俺は網島ケイタ、お前はセブン、お前サード、お前ゼロワン。
それでいいじゃん」
人間とブレイバーと言う枠無しで、個人として向き合う。と、言うもの。
しかし、ケイタの口癖「どっちでもいい」が、
まさかここまで意味を持つ言葉になるとは、全く思いませんでした。

間明の元に向かったゼロワン抜きで、ケイタは宗田元会長宅へ行き、
ゼロワンの「真の敵」メールを見せて、敵か味方か訊ねる。
「敵って言うのは、どういう意味においてだね」
「ゼロワンは、ブレイバーの心を弄ぶって」
「君の、言葉で聞きたい」
「俺の友達を苦しめてる。それが許せません」
ケイタの友達発言は、第7話「ブンゴー、怒る」でもあったけれど、
セブンがバディとなった今も変わらないのが、嬉しい。

元会長の語る、理想。
「進歩にはリスクが伴う。
だが、人もブレイバーも、それほど愚かではないと、私は信じてる」

間明に土下座して、懇願するゼロワン。
「この通りだ。ケイタには手を出すな。殺さないでくれ、頼む」

自宅への帰り道、美しい夕焼け空の下でセブンが誓う。
「ケイタ、この先どんな状況に陥っても、私は君のバディであると約束する。
ゼロワンと彼のバディ達のような結果には、決してしない」

彼らの理想、願い、誓いは、いったいどこまで叶うのか。
最後まで見届けたいと思います。
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